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AQUOS sense8で「原神」性能をチェック!2023年ミドルレンジの覇権機種になり得るパフォーマンス

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シャープの2023年モデル「AQUOS sense8」を購入したので、「原神」の動作チェックをお届けします。

国内初の「Snapdragon 6 Gen 1」搭載機として注目されている本機ですが、ミドルレンジとしては最高クラスの原神パフォーマンスを発揮できるスマホとなっています。原神プレイヤーで本機の購入を検討している方は是非ご覧ください。

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50万点を超えるベンチマーク

AQUOS sense8は、SoCにクアルコム製の新型チップ「Snapdragon 6 Gen 1」を搭載しており、Snapdragon 695搭載機よりも高水準のパフォーマンス性能が期待できます。

まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.10)」を使って、AQUOS sense8の処理性能を測ってみました。

1回目では55万点のスコアをマーク。Snapdragon 695搭載機であれば45万点前後となるため、約10万点を上乗せするスコアとなります。

また、2、3回目でも若干下がったものの54万点に近いスコアを維持しており、温度上昇も控えめ。ミドルレンジモデルとしては非常に優秀な結果と言えるでしょう。

なお、ミドルレンジモデルは背面やフレームに樹脂素材を採用していることがほとんどです。一方、AQUOS sense8は背面とフレームが一体となったメタルボディを採用しており、全体的に放熱性が高そうで好感が持てます。

原神「最高」画質で動作チェック

というわけで、実際にAQUOS sense8で原神の動作をチェックしてみます。比較的動作の重めな「スメール(砂漠)」にて、最高画質+最大60FPSおよび低画質(デフォルト)+最大60FPSの設定で検証しました。検証ツールは「TakoStats」です。

先に結論をまとめておくと、最高画質でも安定感のあるプレイが可能で、低画質であればより快適なパフォーマンスを発揮しました。

最高画質+最大60FPS

プレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。

平均約31FPSで動作

FPS:30FPSあたり前後で動作

表面温度:15分で約14℃の上昇

15分のプレイでは、平均して約31FPSで動作。最高でも45FPSを少し超える程度だったので、ハイエンドモデルのような超快適という訳では無いものの、十分快適です。

特に、FPSグラフの波を見て分かるように、極端な処理落ちがほとんど発生しておらず、安定感が高いことに好感を覚えます。

移動中:おおよそ30FPを超える

戦闘中:20FPS台に落ち込むが極端な処理落ちはほぼ無し

移動中はもちろん、元素爆発やスキルを連発して負荷が強くなっても基本的には30FPS前後で安定動作していました。

ただし、最高画質の負荷はかなり強いようで、温度上昇は速く15分で約14℃も上昇してしまったのが気になりました。

低画質+最大60FPS

それでは、より現実的なデフォルトの低画質設定+最大60FPSで試してみます。

こちらも15分のプレイ時間で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。

平均約45FPSで動作

FPS:おおむね40FPS前後で動作

表面温度:15分で約9℃の上昇

結果は、フレームレートが大きく改善し平均約45FPSで動作。温度上昇も15分で約9℃の上昇に留まっており、最高画質よりも穏やかです。

もちろん極端に処理落ちすることもほとんど無く、快適にゲームが楽しめます。

移動中:快適。50FPS近く出ていることが多い

戦闘中:おおよそ40FPS前後を維持

移動中では50FPS近く出ていることが多く、戦闘中でもおおよそ40FPS前後を維持。ミドルレンジモデルでここまで動くことに、良い意味で非常に驚かされました。

ディスプレイのタッチ感度に注意

なお、AQUOSシリーズは他社のディスプレイと比べ感度が高すぎるようで、手のひらで支える持ち方だと、まれにそちらに反応してしまい指の動作に反応しないことがあるようです。

小指と薬指の間で支えると良い

これが気になる場合は、小指と薬指の間で支えるような持ち方にして、手のひらと画面の距離を取る持ち方がオススメです。

あるいは「設定 → ユーザー補助 → 操作のコントロール → タイミングの調整 → 長押しする時間」で「短め → 中」に変更するのが良いでしょう。

まとめ:ミドルレンジモデルとしては最高クラス

以上、AQUOS sense8での原神の動作チェックでした。

結論は、ミドルレンジとしては最高クラスの原神パフォーマンスを発揮できました。

Snapdragon 6 Gen 1によって処理性能が強化され、これまでのSnapdragon 695搭載のミドルレンジから飛躍的に進化。また、調整もしっかりしているのか、大きな処理落ちなく楽しめることも魅力です。

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なお、2023年のミドルレンジの代表格「Google Pixel 7a」は原神の動作がまったく快適では無いので、AQUOS sense8の方が全然優秀です。

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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