コスパがすごすぎるミドルレンジスマートフォン「Redmi Note 13 Pro+(中国版)」で、最も重いと言われる3Dゲーム「原神」の動作チェックを行いました。
原神プレイヤーで、なるべく安く、ある程度ちゃんと動作する端末をお探しの方は是非ご覧ください。
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ベンチマークは77万点以上を安定して記録
まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.10)」を使ってRedmi Note 13 Pro+の処理性能を測ってみました。
3回連続で行ったところ、すべてで77万点以上のスコアを記録。温度も最高で38.9℃(3回目)と高くありません。
性能の高いメディアテック製「Dimensity 7200-Ultra」チップに加え、4000mm²の大型ベイパーチャンバーによる冷却も備えているためか、温度制御も優秀なようです。
原神「最高」画質で動作チェック
ベンチマークはあくまで目安ですが、安定してスコアを出しつつ温度管理もしっかりしていることから、安定したゲームプレイも期待できます。
というわけで、実際に原神でRedmi Note 13 Pro+の動作を確認してみます。スマホ側を高パフォーマンスモード、ゲーム側を最高画質+最大60FPS設定で、比較的動作の軽いフィールド「モンド」と、重めな「スメール(砂漠)」で検証しました。検証ツールは「TakoStats」です。
モンド:45FPS前後でプレイできる
プレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。
モンドでのバッテリー温度上昇は40℃程度と控えめで、フレームレートも45FPS前後で推移するというまあまあな結果に。
フィールドの移動中は、40FPSを少し超える程度で安定して動きます。
戦闘中や大きな読み込みが発生した場合は30FPSを割るシーンがあったものの、戦闘中はおおむね30台後半のFPSで動作。
元素爆発を連発しても極端に低下はありませんでした。全体的には、4万円以下のミドルレンジモデルとは思えないちゃんとした動作です。
スメール:パフォーマンスは落ちるが、意外と動く
次に動作が重くなりがちなスメール(砂漠)。モンドと同じくプレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。
ここではモンドよりもパフォーマンスが落ち、平均して40FPSを切る結果に。やはり、視界がパッと開ける場所では読み込みが発生しFPSが低下します。
ただし、フィールドの読み込みが終わってしまえば、それほど大きな動作水準の悪化はあまり無し。戦闘中も30FPSを若干超える程度で動作していました。
全体的にはモンドほど快適では無かったものの、遊べるか遊べないかで言えば「遊べる」程度のパフォーマンスを発揮できました。
ちなみに「低」画質だと......
ちなみにRedmi Note 13 Pro+はデフォルトだと「低」画質設定(下から二番目)。こちらでも動作を確かめてみました。
モンド:かなり快適に動作する
モンドでは「快適」に動作。フレームレートが一時的に低下しても30FPSは出ているので、特に不満は感じません。
スメール:こちらも快適に動作
スメールでも「快適」に動作。こちらも極端なFPSの低下が、ほとんどありませんでした。
高品質テクスチャや細かいオブジェクトの読み込みが無いことが、安定した動作に貢献していそうです。
まとめ:ミドルレンジとしてはかなり良い性能
以上、Redmi Note 13 Pro+での原神の動作チェックでした。
結論は、良い意味でミドルレンジとは思えない動作です。
最高画質設定でもある程度プレイが可能で、低画質設定では普通に快適な動作。高い水準を求めなけば十分に遊ぶことができるでしょう。
日本では「Redmi Note 13 Pro+ 5G」に加えて、下位モデルの「Redmi Note 13 Pro 5G」も購入できます。
Redmi Note 13 Pro 5G / 13 Pro+ 5Gの販路・価格
Redmi Note 13 Pro 5G / 13 Pro+ 5Gは、2024年5月16日に発売されました。
販路はPro 5Gが au およびUQモバイル、Pro+ 5Gがキャリアフリー(SIMフリー)。価格は以下の通りです(いずれも税込)。
容量 | Pro 5G | Pro+ 5G |
8GB+256GB | 36,400円 | 59,800円 |
12GB+512GB | - | 74,800円 |
Pro+ 5Gについては、公式オンラインストアやAmazon、楽天市場、家電量販店で販売されます。
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