シャオミ・ジャパンは、PR TIMESを通じてXiaomi 13T Pro(オープンマーケット版)にXiaomi HyperOS(Android 14)のアップデートを開始したと発表しました。
2024年7月17日より、一部ユーザーを対象にアップデートを開始し、順次対象ユーザーが拡大します。
Android 14ベースのHyperOSに
ソフトバンク版のXiaomi 13T Proは、5月にXiaomi HyperOSのアップデートが配信されていますが、これに遅れること約2ヶ月、ついにオープンマーケット版にもアップデートが配信されます。
Xiaomi 13T Proはメディアテック製SoC「Dimensity 9200+」を搭載するハイエンドモデルで、2億画素カメラや120W急速充電対応の5000mAhバッテリーを搭載していることなどが特徴です。
今回のアップデート内容は以下の通りです(※製品によって、適用される Xiaomi HyperOS の機能は異なる場合があります)。
パフォーマンスの最適化
さまざまなハードウェアの性能を最適化し、効率的に最大のパフォーマンスを引き出します。システムファームウェアの占有率が大幅に減少、ストレージの読み込み速度の減退もほぼありません。
・タスクの平均時間14%削減
・クリティカルタスクの待機時間72時間削減
・割り込み遅延14%削減
・メッセージの遅延17%削減
・タスク切り替えの遅延16%を削減
UIグラフィックの進化
・複雑なレンダリング表現
・強力なヴィジュアルレンダリング性能
・様々なディスプレイ対応(スマートフォン/タブレット)
・新しいウィンドウコントローラーにより、ウィンドウの形状を簡単に切り替え可能
・分割画面ウィンドウは個別に開閉可能
・Workstationで大画面の生産性の可能性を最大限に引き出します
セキュリティの強化
・エンドトゥエンドのセキュリティ
包括的なハードウェアレベルの保護を備えた、コネクテッド時代のための安全なプライバシーフレームワーク
※ 製品によって、適用されるXiaomi HyperOSの機能は異なる場合があります。
なお、どの個体もすぐアップデートが来るわけではないので注意。シャオミによれば、全体のアップデートが完了するまで、最大で2週間ほどかかる場合があるとのことです。
Xiaomi HyperOSとは
Xiaomi HyperOSは、Androidをベースとした「ヒト x クルマ x ホーム」の統合を掲げるシャオミ独自のオペレーティングシステムで、従来のMIUIを刷新するもの。
IoT環境に一貫性をもたせ、すべてのエコシステムデバイスを単一の統合されたシステムフレームワークに統合することを目指しています。
そのほか、Xiaomi HyperOSでは、ロック画面のカスタマイズやMi Sansフォントなどの機能が追加され、アニメーションも改善されています。
ソース:PR TIMES