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Xiaomi MIX Fold 4はついにシリーズ初のグローバル投入か。グローバル向け型番が発見!

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シャオミの次期折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold 4(仮称)」が、グローバル市場向けにも準備されているようです。

IMEIデータベースや、シャオミ公式サーバーから得た情報を提供する海外メディア「GSMChina」が伝えています。

MIX Foldシリーズ初のグローバル発売か

GSMChinaによれば、シャオミの次期折りたたみスマートフォンXiaomi MIX Fold 4と見られるモデルの型番がIMEIデータベースから発見されたとのことです。

中国向け「2405CPX3DC」(画像出展:GSMChina

グローバル向け「2405CPX3DG」(画像出展:GSMChina

これまでシャオミが発売した折りたたみスマートフォンの型番はいずれも一つであり、中国向けに限られていました。

今回興味深いことに2つの型番「2405CPX3DC」「2405CPX3DG」が発見されており、末尾のアルファベットがそれぞれ中国およびグローバル向けである事を表しています(C=中国、G=グローバル)。

また、型番の最初の4桁の数字はおおよその発売時期を表しているため、早ければ2405=2024年5月にまずは中国で発表される可能性があります。グローバル向けには、これよりも若干遅れる可能性が高いでしょう。

現時点で本機に関する情報は多くありませんが、これまで中国市場に留まっていたシャオミの折りたたみスマートフォンがグローバル市場にも登場することは画期的なことであり、サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズ等の強力なライバルとなるでしょう。

Galaxy Z Fold5(PITAKA製ケース着用)

また、グローバルで発売されるということは、日本での発売についても希望が持てます。これは、これまで日本限定モデルを除き、グローバルで発売されていない製品は日本でも発売されていないからです。

SoCについては、クアルコムが間もなく発表するであろうフラッグシップチップ「Snapdragon 8 Gen 3(仮称)」を搭載する能性が高いと思われます。

その他の情報は全く不明と言っていい状況ですが、前モデル「Xiaomi MIX Fold 3」の方向性を引き継ぐ製品として期待されます。Xiaomi MIX Fold 3については、以下をご覧ください。

Xiaomi MIX Fold 3の主な特徴

Xiaomi MIX Fold 3は、シャオミとしては3世代目となる折りたたみスマートフォンです。

新技術・新機能

ヒンジには、革新的な3段構造と198個の部品、14個のマイクロヒンジを備えた新技術を採用。世界的な認証機関「テュフ・ラインランド」による認証も受けており、50万回の折り曲げにも耐えるといいます。

これには高耐摩耗性カーボンセラミック鋼を使用しており、従来技術と比較して耐摩耗性は4倍に向上したとのこと。また、1,800MPsの高張力鋼でスクリーンを包み込むように保護し、折り目の目立たない画面、薄型、高耐久性を実現したようです。

また、その優れた強度により45°~135°の大きな角度で自由に固定可能。これを生かした新機能「ホバリングモード」も備えており、様々なアプリにおいて折り曲げた画面の上半分でアプリの表示、下半分で操作を行えるようです。

この機能は、SamsungのGalaxy Z Fold シリーズにおける「フレックスモード」と同様の機能で、スタンド無しで立て掛けてコンテンツを楽しむことができます。

ディスプレイ

ディスプレイはどちらもE6 OLED(有機EL)を採用。最大120Hzのリフレッシュレート、最大240Hzのタッチサンプリングレート、1,300nitsの通常輝度、2,600nitsのピーク輝度が共通です。

内側のメインディスプレイは、8.03インチの2K+の解像度(2,160×1,916)で、LTPO技術にも対応しているだけでなく、低消費電力のポールレスプラス画面を使用しています。

外側のサブディスプレイは、6.56型のFHD+の解像度(2,560 × 1,080)で、「Gorrila Glass Victus 2」による保護があります。

SoC、パフォーマンス

SoCは「Snapdragon 8 Gen 2 Leading Version(高クロック版)」を採用し、極めて高い処理性能を持ちます。さらに放熱面積は10,943mm²と極めて広くなっており、優れた放熱性能が期待できるでしょう。

また、メモリは12GB / 16GBで、ストレージは256GB / 512GB / 1TB。LPDDR5Xのメモリ規格、UFS 4.0の高速ストレージ規格にも対応しています。

OSは「MIUI Fold」を備えており、折りたたみ画面は様々なアプリが最適化されているとのことです。

カメラ

カメラは、「Xiaomi MIX Fold 2」や「Xiaomi 13」シリーズと同様にLeica(ライカ)監修です。

アウトカメラは、メインカメラに5,000万画素の1/1.49型センサー「SONY IMX 800」を採用。7層のライカ・ズミクロンレンズ(1ガラス+6プラ)も備えます。

その他、1,300万画素の超広角、1,000万画素の望遠(光学3.2倍)1,000万画素ペリスコープ望遠(光学5倍)のクアッド構成で、メインカメラ・望遠・ペリスコープ望遠には光学式手振れ補正(OIS)も搭載。また、外側・内側ともに2,000万画素のインカメラを備えています。

シャオミの公式Weiboアカウントでは各カメラの作例も公開されています。

バッテリー・充電

バッテリーはデュアルセルの4,800mAhとなっており、それぞれが優れたバッテリー持続を実現する「Surge G1」バッテリー管理チップを搭載しています。

充電については、67Wの有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電・リバース充電にそれぞれ対応し、優れた充電効率を実現する「Surge P1」充電管理チップも搭載。有線は40分、ワイヤレスは55分で満充電が可能とのことです。

また、内側のメインディスプレイは前述のLTPO技術と低消費電力のポールレスプラス画面により、超低消費電力を実現。内・外で変わらないバッテリー持続性能を持ち、一般的な使用でおよそ1.33日間も持続するといいます。

その他のスペック・デザイン

寸法・重量は、元々薄型軽量だった前モデルからさらに進化。開いた状態で縦161.2mm、横143.28mm、厚さ5.26mm。閉じた状態で縦161.2mm、横73.5mm、厚さ10.96mmとなっており、重量は259gです。

その他、ステレオ・デュアルスピーカーを搭載し、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、USB 3.2 Gen1といった最新規格に対応します。

バリエーションと価格

基本のカラーバリエーションは月影黑(ブラック)、星耀金(ゴールド)の2色で、どちらもバックパネルにガラス素材を採用。ブラックはレザー風の加工も施されています。

また、限定版として高強度のカーボンファイバーを使用した「小米龙鳞纤维版」も発売。ガラスの36倍もの強度を持つとのことで、重量は通常の者よりも若干軽く255gです。

価格は以下の通りです。

Xiaomi MIX Fold 3

12GB+256GB: 8999元(約18.8万円)

16GB+512GB: 9999元(約20.9万円)

16GB+1TB: 10999元(約22.5万円)

Xiaomi MIX Fold 4は、これ以上のスペックや付加価値を備えた製品となることが期待されます。

MIX Foldシリーズで初めてグローバル向けの型番が登場したことは、多くのシャオミファンにとって朗報でしょう。実際の発売を熱烈に希望したいと思います。

ソース:GSMChina

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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