シャオミのハイエンドモデル「Xiaomi 13T Pro」で、スマホゲームの中でも特に重いと言われる「崩壊:スターレイル(以下スタレ)」の動作検証を行いました。
最初に結論を書いておくと非常に快適に動作します。詳細は以下をご覧ください。
ジャンプできる目次
ベンチマークスコアは高いが......
Xiaomi 13T Proは、SoCにメディアテック製の高性能チップ「Dimensity 9200+」を搭載しており、高水準のパフォーマンスを発揮するスマホ。「AnTuTu(Ver.10)」では150万点台~120万点台のスコアを記録しました。
ある意味非常に素直で、発熱が比較的少ない1回目では150万点台、以降発熱が強まると120万点台へと下がります。
120万点台でも十分高い数値ですが、スタレの特徴は同じくmiHoYoの人気ゲーム「原神」と比べると、より高いGPUスコアを要求するということです。
とすると、2回目以降でGPUが大きく下がっている点は懸念点で、これは実機でしっかり検証した方が良い点でしょう。
スタレ「最高」画質で動作チェック
というわけで、実際にXiaomi 13T Proでスタレの動作をチェックしてみます。
スマホ本体をゲームに適したパフォーマンスモードに設定し、ゲームでは最高画質+最大60FPSに設定。フィールドは仙舟「羅浮」で、検証ツールは「TakoStats」です。
15分間のプレイで平均57FPSを発揮
プレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ戦闘も行っています。
フィールドと戦闘の移行ではFPSが低下(これは仕様なので仕方ありません)しますが、フィールドの移動中や戦闘では非常にスムーズに動作。
基本的に最高の60FPSには張り付く動作で、50FPSを切るようなシーンはほとんど見られませんでした。バッテリー温度は43℃程度まで上昇していますが、高負荷のゲームなのでこれは仕方なく、特段高い数値とは言えないでしょう。
カフカの必殺技もスムーズに動作
そしてスタレの人気キャラクター「カフカ」の必殺技は、特に大きく負荷がかかるモーションです(回転しながら銃撃→画面いっぱいに閃光が走る)。
ここでも動作は非常にスムーズで、カクつきはほぼ無し。Xiaomi 13T Proの高い処理性能を十二分に発揮できていました。
まとめ:スタレが快適にプレイできた
以上、Xiaomi 13T Proでの「崩壊:スターレイル」動作チェックでした。
Xiaomi 13T Proは高性能チップ「Dimensity 9200+」を搭載するモデルで、特に高いGPU性能を要求するスタレも難なくプレイが可能でした。
同じくmiHoYoの人気ゲーム「原神」でも高いパフォーマンスを発揮していた本機なので、高負荷のゲームに向いたAndroid端末の一つと言えるでしょう。
▽Xiaomi 13T Pro「原神」動作チェック!ハイエンドらしい高パフォーマンス
スタレプレイヤーの方や、これからスタレを始めようとしている方の参考になりましたら幸いです。
なお、当ブログではXiaomi 13T Proの総合的なレビューも行っています。ゲーム以外にカメラの性能検証にも力を入れているので、是非ご覧ください。