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POCO F6 レビュー!実際に使った評価。カメラ・ゲーム・バッテリー性能を検証

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(!)記事中の情報は常に最新とは限りません。特に価格などは途中で変更されたり誤記の可能性もあるので、必ずリンク先等の各公式サイトで正しい情報を確認してください。

新型スマートフォン「POCO F6」をご提供いただき、しばらく使ってみたので実機レビューをお届けします。

価格は339ドル(AliExpress 初回セール価格)で、Snapdragon 8s Gen 3を搭載しつつも価格を抑えた高コスパモデルとなっています。

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技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「POCO F6(グローバル版)」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

【PR】AliExpress内のセラー様より製品をご提供いただき、記事を作成しています。

POCO F6 はこんなスマホ

POCO F6の主な特徴は以下の通りです。

ポイント

✅ハイエンドチップ「Snapdragon 8s Gen 3」搭載

6.67インチ有機ELフラットディスプレイ搭載
1.5K解像度 / 120Hzリフレッシュレート / 2400nitピーク輝度

✅デュアルカメラ搭載
5000万画素標準+OIS / 800万画素超広角

5000mAhバッテリー / 90W有線充電

デュアルスピーカー / 画面内指紋・顔認証

✅IP64防塵防水 / 薄型軽量(7.8mm / 179g)

ミドルレンジの価格帯でありながら、高性能なSnapdragon 8s Gen 3を搭載しハイエンドに迫る性能を実現したスマートフォン。しかも薄型軽量です。

その他のスペックも申し分なく、高い解像度を備えた有機ELフラットディスプレイ、90W急速充電対応の5,000mAhバッテリー等を搭載しています。

POCO F6は、AliExpressにて2024年6月24日15時59分までの期間でセール中。価格は以下の通りです。

POCO F6
価格359ドル(約5.7万円)~
クーポン40ドルOFF
コード:24SS40
最終価格319ドル(約5万円)~

※1ドル=157.40円換算の仮レートです。

POCO F6 - AliExpress

※セール内容や価格は途中で内容が変更される可能性もあるので、必ずリンク先で正しい情報を確認してください。

POCO F6を開封!ケースや充電器が付属

まずは、POCO F6を開封していきます。パッケージは黒地にイエローの文字が印象的なデザインです。

中身は以下の通りです。

中身

✅本体

✅ケース

✅画面フィルム(貼付済み)

✅90W充電アダプタ&ケーブル

✅SIMピン

✅安全ガイド等

ケース、画面フィルム、充電器がすべて付属する、ありがたいセット内容となっています。

画面フィルムは初めから貼付されている

やずX
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フルセットはありがたい!

POCO F6の本体をチェック!

デザインをチェック。細ベゼルの画面がGOOD

まずはPOCO F6のデザインをチェックしていきましょう。

顔のように見える大きな二つのカメラとライトが印象的ですが、比較的シンプルなデザインです。

フレームはフラットな形状となっていますが、バックパネルは若干の湾曲があり持ちやすさも考慮されています。

材質は一見金属のようですが、よく見ると金属風に加工された樹脂のようです。このへんはコストカットを感じるところですが、そのぶん軽量です。

ちなみに、カメラの出っ張りは10円玉2枚よりも若干薄い程度でした。

ディスプレイはフレームと同じくフラット形状で、上下左右すべて細いベゼルが印象的です。

安いスマホだと特に下部のベゼルは太くなりがちなのですが、ここは非常に好感が持てます。

画面上部にはパンチホールがあり2000万画素のインカメラを搭載しています。

全体的にフラットで角ばった形状となっていますが、背面パネルが緩やかにカーブしているおかげで強く握っても刺さる感じはありません。

やずX
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手が小さめな筆者でも、グリップ感は良好です!

本体重量は182g(フィルム込み)で軽め

本体(フィルム貼付済み)は実測で182gです。

ハイエンド級の性能を備えたスマホとしては軽めで、厚さも約7.8mm程度に抑えられています。

また、付属のケースを含めると約202gでした。

やずX
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これなら長く持っていても疲れにくそう!

細部をチェック!シンプルなデザイン

それでは、本体の細部もチェックしていきましょう。フラットなミドルフレームに、シンプルな構成のインターフェースが配置されています。

右側のフレーム:カメラに近い場所にボリュームキーと電源ボタン

※左側には特にインターフェース類はないため、割愛します。

底面:スピーカー穴、Type-C充電ポート、マイク穴、SIMスロット

天面:スピーカー穴、IRブラスター(赤外線)、マイク穴

SIMスロットは裏表で2枚入るタイプ。ただし、microSDカードは非対応です。

なお、防水は防滴程度(IP64)の性能なので水没は注意。とは言え、「短時間雨がかかった」「水しぶきで濡れた」程度であれば概ね大丈夫な防水レベルです。

POCO F6 - AliExpress

POCO F6のディスプレイをチェック!

発色よく動作も120Hzでなめらか

POCO F6は、120Hzの高リフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイを搭載しています。

6.67インチの大画面で解像度は1.5Kと高め。発色も良く非常にキレイに感じます。もちろん高いリフレッシュレートのおかげでスクロールもなめらかです。なお、Widevineは最高値のL1でした。

高いピーク輝度。直射日光下での視認性〇

ピーク輝度は2400nitもあるとのことで、直射日光下でも視認性は良好でした。

四辺のベゼルも非常に細くなっているので、見栄えも良いです。

POCO F6の処理・ゲーム性能をチェック

AnTuTuは140万点以上をマーク

POCO F6はハイエンドチップの「Snapdragon 8s Gen 3」を搭載しています。

処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.2.4)を3回連続で行いました。

結果は最大で144万点超え。ミドルレンジの価格帯ながら、ハイエンド級の非常に高い性能を持っています。

3回目ではバッテリー温度がピーク時47℃を超えていますが、スコアの低下は少なめ。それなりに発熱しても、パフォーマンスを低下させないような調整となっているようです。

原神は高画質でも快適。ただし注意点あり

ベンチマークの話は最低限にしておいて、かなり重いことで有名なゲーム「原神」の動作を検証していきます。

アプリ「TakoStats」を使ってFPSの推移を計測。POCO F6を「究極モード」にし、最高画質(最大60FPS)で検証を行っていますが、非常に快適なプレイが可能でした。

検証した場所はスメールの砂漠で、30分程度フィールドをマラソンしつつ、適度に戦闘も行っています。

平均FPSは57.940と高い

FPSグラフ:ほぼ60FPSに近い数値で動作

移動中・戦闘中共にFPSは高めが維持されており、ガクガクッとした極端な処理落ちもなく快適にゲームプレイが可能でした。

やずX
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ただし注意点が......!

以上の結果はメモリ拡張機能を使わず計測したもの。メモリ拡張機能を使うと、カクつきが目立ちFPSグラフを見ても不安定になっていることが分かります。

FPSグラフ:メモリ拡張を使うと波が目立つ

メモリ拡張はデフォルトでONになっているので、ゲームの前にOFF推奨。これでハイエンドモデルと同様、原神を快適に楽しめます。

POCO F6 - AliExpress

POCO F6のカメラ性能をチェック

5000万画素のデュアルカメラを搭載

POCO F6は背面にデュアルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・標準(広角):5000万画素+OIS

・超広角:800万画素

パフォーマンス重視モデルのため、カメラはそれほど高性能ではないのですが、標準カメラにはしっかりOIS(光学式手振れ補正)を搭載しています。

また、標準カメラは最大4K+60FPSでの動画撮影が可能。一方、超広角カメラは最大1080p+30FPSとおまけ的な性能です。

カメラ総評:標準カメラは良好。多彩なフレーム機能が楽しい

POCO F6のカメラの総評としては、OIS搭載の標準カメラは使いやすく、写りも悪くありません

やずX
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色も自然な感じ!

また、多彩なフレームが用意されており編集も楽しめます。

フレームがあるだけで、ただ撮った写真ではなく「作品」的な雰囲気になるので、ぜひ使ってほしい機能です。

また、標準カメラで夜景モードを使えば、暗所もそこそこキレイに撮れます。

一方、超広角カメラは最低限の性能。標準カメラと比べればノイジーです。

以上の通り、超広角カメラはおまけ的な性能であるものの、標準カメラの性能は悪くありません。OISもあるのでブレにくいのもGOODポイントです。

2xズームもキレイに撮れる

以下、ズーム性能や夜景写真も個別にまとめているのでご覧ください。

実用的な2xズーム

以下、1x(ズームなし)と、2x、5x、10xそれぞれのズーム、超広角カメラの比較です。

1x(ズームなし)

2xズーム

5xズーム

10xズーム

さすがに5xや10xという高倍率のズームになると画質の粗さが目立ちますが、2xズーム程度であれば悪くない画質です。

超広角カメラは800万画素のため、標準カメラと比べると解像感はイマイチ。とは言え、日中であればパッと見は悪くない感じで撮れます。

超広角カメラ(0.6x)

標準カメラは夜景も明るく撮れる

POCO F6は夜景モードにも対応。OISも搭載しているので、ブレにくく撮りやすいです。

標準カメラ(1x)

標準カメラ(2xズーム)

標準カメラの移りは1x、2xズームともに悪くなく、明るく撮れています。

これに対して超広角カメラは暗めの写り。レンズもあまり良くないのか、刀でぶった切ったようなフレアが入ってしまいました。

カメラはどこまでの性能を求めるかは人によるところですが、高望みはしない方が良いでしょう。

とは言え、標準カメラは普通に使える性能。カメラ重視モデルではないので、これくらい撮れれば十分だと思います。

OIS搭載でブレの少ない動画撮影が可能

POCO F6はOIS(光学式手振れ補正)を備えており、ブレを抑えた撮影が可能。実際に標準カメラで動画を撮影してみました。

普通に歩く程度は勿論のこと、駆け足でも手振れをしっかり抑えた動画が撮影可能でした。

また、標準カメラは最大4K/60FPSのなめらかな動画も撮影できるので、この価格帯の製品としては優秀な部類と言えるでしょう。

POCO F6のバッテリー・充電性能をチェック

バッテリー持ち〇

POCO F6は5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

そこで、バッテリー100%・音量100%・輝度60%の状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で2時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。その他の端末との比較は以下の通りです。

機種
1時間後2時間後
POCO F6
94%87%
Nothing Phone (2a)92%84%
motorola edge 40
92%81%
Google Pixel 7a
96%86%

以上のテストでは、POCO F6のバッテリー持ちはけっこう良い結果に。比較した機種はいずれもミドルレンジモデルですが、それよりも良好でした。

また、一日普通に使ってみても、30%以上残っていることがほとんどでした。もちろん使い方にもよるのですが、余程ハードに使用しない限りは大丈夫そうです。

充電速度は速め。40分以下で満充電できる

POCO F6は最大90Wの急速充電に対応しているので、充電時間を計測してみました。

実際にバッテリー残1%から100%まで充電にかかった時間は以下の通りです。

充電時間バッテリー
15分56%
30分93%
38分100%

たったの38分で満充電が可能でした。15分間でも半分以上の充電ができており、多くのユーザーが満足できる充電速度かと思います。

POCO F6 - AliExpress

POCO F6のスピーカーをチェック

POCO F6はデュアルスピーカーを搭載しています。

底面のスピーカー

天面のスピーカー

スピーカーは底面の方が低音が出ている感じがありますが、全体的なバランスは良好。Dolby Atmosに対応しているためか、音の広がりもしっかりあり迫力サウンドが楽しめます

最高クラスという訳ではないのですが、多くの人が満足できるスピーカー性能だと感じました。

なお、イヤホンジャックは非搭載ですが、コーデックはLDACやaptX Adaptive、LHDC(V5)に対応しています。

POCO F6のスペック

POCO F6のスペックは以下の通りです。

 POCO F6
OSXiaomi HyperOS
SoCSnapdragon 8s Gen 3
メモリ8GB/12GB, LPDDR5X
容量256GB/512GB, UFS 4.0
画面6.67" 有機EL,
解像度: 1.5K (2712 × 1220),
リフレッシュレート: 120Hz,
タッチサンプリングレート: 480Hz,
ピーク輝度: 2400nit,
PWM調光: 1920Hz
アウトカメラ標準:5000万画素+OIS
超広角:800万画素
インカメラ2000万画素
電池5000mAh,
90W有線急速充電
音響デュアルスピーカー
5G Sub6G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78
NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
4GLTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
LTE TDD: B38/40/41/42/48
寸法160.5×74.4×7.8mm, 179g
本体色Classic Black,
Everland Green,
Titanium Glow
その他Bluetooth 5.4
初回価格8GB+256GB: 339ドル
12GB+512GB: 369ドル

ソース:POCO

POCO F6 レビューまとめ

POCO F6のレビューをお届けしました。主なポイントをまとめると以下の通りです。

ポイント

✅コスパ◎。ミドル価格でハイエンドのパフォーマンス

原神も快適に動作。ただしメモリ拡張機能を使う場合は注意

✅軽いので長時間のゲームプレイも適している

明るくキレイなディスプレイ。ベゼルも細い

✅標準カメラは使いやすく、そこそこの写り

✅90W充電は高速。40分経たずに満充電可能

✅スピーカー〇。迫力サウンドで動画も楽しめる

総評としては、価格以上の超コストパフォーマンスで、ミドルレンジの価格でSnapdragon 8s Gen 3を搭載しているのはスゴイです。

また、ディスプレイや充電性能も優れていることもGOODポイント。カメラは価格なりですが、決して悪くありません。

防水が防滴程度の性能で、microSDカードやイヤホンジャックに非対応といった欠点はあるものの、それを差し引いてもこの圧倒的なコストパフォーマンスには驚きです。

POCO F6 セール情報

POCO F6は、AliExpressにて2024年6月24日15時59分までの期間でセール中。価格は以下の通りです。

POCO F6
価格359ドル(約5.7万円)~
クーポン40ドルOFF
コード:24SS40
最終価格319ドル(約5万円)~

※1ドル=157.40円換算の仮レートです。

POCO F6 - AliExpress

※セール内容や価格は途中で内容が変更される可能性もあるので、必ずリンク先で正しい情報を確認してください。

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Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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