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OPPO A79 5G 実機レビュー!使って感じた評価。オススメできる or できない人は?

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洗練されたスリムボディが印象的なエントリースマホ「OPPO A79 5G」を購入したのでレビューをお届けします。

スペックや機能も隙が無く、33W急速充電対応の5,000mAh大容量バッテリー、ステレオスピーカーを搭載。また、おサイフケータイや最大1TBのmicroSDカード、イヤホンジャックにも対応しています。

やずX
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ジャンプできる目次

OPPO A79 5Gはこんなスマホ

OPPO A79 5Gの主な特徴

ポイント

✅洗練されたスリムボディ!約8mm薄型

✅ベンチマーク40万点!ゲーム以外はほぼ快適

✅90Hz駆動!6.7型FHD+ディスプレイ

✅鮮やかな写りの5,000万画素カメラ

✅薄型なのに5,000mAh大容量バッテリー搭載

✅33W急速充電!30分で50%以上充電可能

✅最大300%音量ステレオスピーカー搭載

✅4GBメモリ+128GBストレージ

✅拡張メモリ(+4GB)、最大1TBのmicroSD対応

✅おサイフケータイ / IP54防塵防滴 / イヤホンジャック

価格は税込29,800円(メーカー公式)ですが、SIMカードとの同時契約であればもっとお得に購入することができます。詳細は以下の記事をご覧ください。

▽【最新】OPPO A79 5Gをお得に購入するキャンペーン・セールまとめ!最安値はワイモバイル

OPPO A79 5Gがオススメな人

以下に当てはまる人にはOPPO A79 5Gをオススメできます。

オススメできる!

✅スマホ代は安くしたいが、薄型の洗練されたデザインが良い

✅おサイフケータイを使って買い物や電車に乗りたい

✅主な用途が電話・LINE・WEBの閲覧・SNS等

✅目が疲れにくいなめらか動作の画面が良い

✅大音量・良音質のスピーカーで音楽や動画を楽しみたい

✅有線イヤホンで音楽を聴きたい

✅たくさん写真を保存するのでmicroSDカードを使いたい

✅指紋認証も顔認証も使いたい

OPPO A79 5Gがオススメできない人

以下に当てはまる人にはOPPO A79 5Gをオススメできません。

オススメできない!

✅3Dゲームを快適に楽しみたい

✅ズームしても綺麗に写るカメラが使いたい

✅画角の広い超広角カメラが使いたい

✅太陽光下でも超明るい画面が良い

✅水没にも耐えられる防水性能が欲しい

OPPO A79 5Gの本体と付属品をチェック!

筆者が購入したOPPO A79 5Gは、特徴的なグラデーションが印象的な「グローグリーン」。鮮やかなグリーンカラーが印象的な筐体です。

なお、よりシンプルで落ち着いた印象の「ミステリーブラック」もあります。

左がブラック、右がグリーン

本体重量は193g(フィルム込み)

本体(フィルム貼付済み)は実測で193g。本体重量も公称で約193gだったのですが、フィルムを含めても同じでした。

やずX
200gを超えるとズッシリ感が出てきますが......。これなら軽い部類ですね!

細部をチェック!側面指紋認証とデュアルSIMに対応

鮮やかな背面パネル。樹脂素材ながら一見ガラスのよう

それでは、本体の細部もチェックしていきましょう。

右側のフレーム:ボリュームキー(左)と電源ボタン兼指紋センサー(右)あり

左側のフレーム:SIM&microSDスロットあり

フラットなミドルフレームに、シンプルな構成のインターフェースが配置されています。

電源ボタンは指紋センサーを兼ねており、顔認証に加えて指紋認証も使えます

天面はマイク穴のみですが、底面には、スピーカー穴(3つ)、充電ポート、マイク穴、イヤホンジャックが配置されています。

メーカー版の場合、SIM&microSDスロットはスロット1がSIMカード、スロット2が排他式でSIMカードかmicroSDカードのいずれかが入ります。

そのため、microSDカードの使用とデュアルSIM運用を両立するためには、eSIMも併用しなければいけないので注意しましょう。

ワイモバイル版はスロット1がSIMカードスロット2がmicroSDカードとなっており、元々物理SIM×2での運用はできません。

デザインもチェック。おサイフケータイに対応

OPPO A79 5Gのデザインもしっかりチェックしていきます。

デザインとしては、光の当たり具合で色合いやグラデーションの見え方が変わる背面パネルが印象的です。

形状は角ばっていますが、角が斜めにカットされているおかげで強く握っても刺さる感じはありません。

また、大きなカメラモジュールが印象的ですが、カメラ性能が高い訳ではなく実質シングルカメラです(メインカメラ+深度センサー)。

エントリーモデルと言えば、画面上部のベゼルから突き出た水滴型ノッチが当たり前だったのですが......。OPPO A79 5Gではパンチホールが採用されています。

やずX
細かい話ながら、ここは良いところですね!

なお、分かりやすくギラギラしたカメラモジュールの隣にはFeliCaを搭載。おサイフケータイが使えます

付属品をチェック。フィルムは添付済みだけど...

OPPO A79 5Gの化粧箱はシンプルながらも「79」の大きなロゴが印象的です。

中身は以下の通り。非常にシンプルな内容です。

中身

✅本体

✅画面フィルム(貼付済み)

✅SIMピン

✅クイックガイド+安全ガイド

やずX
フィルムはあるけど、ケースや充電器はありません......。

画面フィルムは初めから貼付されている

ただし、充電器と充電ケーブルが必要な場合は純正品がセットで販売されています。

充電アダプタは33W対応なので、OPPO A79 5Gが対応している最大出力で充電できます。

純正の充電アダプタ+ケーブル

なお、充電はOPPO独自規格に加えてPPSにも対応しているので、純正充電器でなくても最大33Wでの充電が可能な場合があります。

OPPO A79 5Gの処理・ゲーム性能をチェック

ベンチマークは40万前後

OPPO A79 5GでAnTuTuベンチマーク(Ver10.2.1)の計測を行いました。

スマートフォンの最高性能を引き出せる「高パフォーマンスモード」に設定し、3回連続で行っています。

結果は3回目が最も高くギリギリ40万点に届くスコア。いわゆるミドルレンジに片足を突っ込んでいますが、高パフォーマンスモードでなければ出ないスコアでしょう。

やずX
ミドルレンジに近いローエンドといった感じ!

なお、高パフォーマンスモードの設定方法は以下の通りです(OPPO独自の機能)。

高パフォーマンスモードの設定

設定 → バッテリー → その他の設定 → 高パフォーマンスモードをON

OPPO A79 5Gは「Dimensity 6020」というエントリー向けのチップセットを搭載する安価なモデルですが、スコアを見る限り意外と頑張っている印象です。

また、搭載するメモリは4GBと最低限ですが、最大4GBの拡張メモリ(RAMの拡張)機能に対応しているので、ストレージ(ROM)を転用して実質8GBメモリとして使えます。

これにより一度に起動できるアプリの数が増えたり、アプリの読み書き速度の向上が期待できます。

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ただし、転用するストレージの規格が旧式なので、高負荷ゲームの読み書き性能の向上は限定的と思われます......。

原神をプレイするには性能不足

特に重いと言われる人気ゲーム「原神」の動作を、検証ツール「TakoStats」を使って検証しました。先に結論をまとめておくと、最低画質であれば快適とは言い難いもののプレイは可能でした。

スメールの砂漠にて、30分間マラソンしつつ出会った敵とは戦闘。ゲーム側は低画質(デフォルト)+最大30FPSの設定で、スマホ側の設定は「高パフォーマンスモード」かつRAMを拡張(+4GB)しています。

平均約27FPSで動作

FPSグラフ:0FPSになっている部分は、ワープ時の読込なので気にしなくて良い

バッテリー温度:40℃未満で安定

ワープ時の読み込み以外で0FPS(つまり完全にフリーズ)になるようなことはなく、一応プレイは可能です。また、バッテリー温度も40℃未満にとどまっており、少なくとも手が熱くないという点では快適です。

ただし、やはりゲームの動作が快適かと言うと、そんなことはなく、頻繁に処理落ちが発生します。

処理落ちで3.6FPSになってしまったシーン

特に元素スキルや元素爆発を連発する戦闘では、FPSが安定しません。

計測アプリが負担となっている可能性も考え、そちらは停止して改めてプレイしてみましたが、やはり動作が安定しない感じは変わりませんでした。

エフェクトが多数発生するとやはり厳しい

一応ゲームはできるが......

一応プレイできないことはないですが、快適かと言われれば全くそんなことはないので、今後さらに重いマップが出現する可能性を考えると......将来性は低そうです。

以下の記事では、他の条件でも動作を検証しているので是非ご覧ください。

▽OPPO A79 5Gで「原神」性能をチェック!分かってはいた。分かってはいたんだが......

OPPO A79 5Gの画面をチェック

90Hz駆動の6.7型FHD+ディスプレイ

OPPO A79 5Gは、6.7インチの液晶ディスプレイを搭載しています。

エントリーモデルながら画質はFHD+と標準的な性能で、リフレッシュレートも90Hz対応。なめらかな動作で目が疲れにくくなっています。

リフレッシュレートとFPSについて

リフレッシュレート(Hz)は画面側の書き換え性能、フレームレート(FPS)はアプリ側の書き換え性能を示します。

画面が90Hzに対応していてもアプリが60FPSであれば、90Hzの効果は得られないので注意しましょう。

やずX
たとえば原神は最大60FPSなので、60Hzで駆動します!

また、インカメラは格安スマホにありがちな液体型ノッチではなく、パンチホールとなっている点も好感が持てます。

直射日光下だとやや暗い

OPPO A79 5Gのディスプレイ輝度は最大で680nitです。有機ELには及ばないものの液晶にしては高めの数値です。

記事公開時点(3月初頭)の直射日光下ではわずかに暗いと感じるくらいで、特に視認性は問題ありません。

流石に夏の強い日光下では不安ですが、日光が強いシーン以外は問題無いので、画面性能にどこまでを求めるかの問題です。外であまりスマホをいじることが無い人ならばそれほど問題はないでしょう。

むしろ、3万円以下のエントリーモデルとしてはがんばっている性能と言えます。

Widevine L1。アマプラでHD再生可

OPPO A79 5GはWidevine L1対応です。

これは著作権セキュリティレベルのことで、L1」は最高の数値。AmazonプライムビデオやNetflixの高画質再生には必須のものです。

実際にAmazonプライムビデオで再生してみましたが、ちゃんとHD画質で再生ができました。

OPPO A79 5Gのカメラをチェック

最大5000万画素のデュアルカメラ搭載

OPPO A79 5Gは最大5000万画素のデュアルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・メイン(広角):5000万画素

・深度センサー:200万画素

デュアルカメラとは言うものの、片方は撮影できない深度センサー。実質的にはシングルカメラです。

動画の画質については1080p / 720pの2種類。どちらもフレームレートは30fpsですが、電子式手振れ補正に対応しています。

ライバル「Redmi 12 5G」と比較すると......

それでは、実際に撮影してライバル機種と言われる「Redmi 12 5G」とカメラ性能を比較してみました。

最初に結論をまとめておくと以下の通りですが、総合的には五十歩百歩な感じです。

OPPO A79 5GRedmi 12 5G
色の濃さAIオンなら濃いAI補正無く薄め
色の傾向寒色暖色
画質くっきり淡い
ズームガリガリで不自然柔らかく自然
夜景比較的暗い比較的明るい
動画手振れ補正あり手振れ補正なし

色で比較!OPPO A79 5G 対 Redmi 12 5G

左:Redmi 12 5G、右:OPPO A79 5G

OPPO A79 5Gは寒色、Redmi 12 5Gは暖色

まずはOPPO A79 5GとRedmi 12 5Gの色の違いを見ていきます。

全体的にOPPO A79 5Gは寒色(青みがかった色合い)Redmi 12 5Gは暖色(黄色っぽい色合い)を出す傾向があります。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

やずX
色については好みですかね!

OPPO A79 5Gは室内でも色が出やすい

次はOPPO A79 5GとRedmi 12 5Gの室内での発色をチェックしていきます。

安いスマホは室内(太陽光など強い光源が無いシーン)だと色が薄くなりがちな傾向がありますが、OPPO A79 5Gは濃いめの色が出ます。一方、Redmi 12 5Gは色が薄くなってしまいました

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

ここは好みが分かれるところかと思いますが、OPPO A79 5Gは目で見た色よりも濃く感じ、逆にRedmi 12 5Gは目で見たままよりも薄く感じます。

ここはAIによる色補正機能を備えているOPPO A79 5Gと、それがないRedmi 12 5Gの差かと思いますが、パッと見で見栄えするのはOPPO A79 5Gではないでしょうか。

ズームで比較!OPPO A79 5G 対 Redmi 12 5G

OPPO A79 5GとRedmi 12 5Gのズーム性能をチェックしていきます。

OPPO A79 5Gはガリガリ、Redmi 12 5Gはボヤボヤ

先に結論を書いておくと、OPPO A79 5Gはガリガリ感が目立ち、Redmi 12 5Gはボヤっとした写りに。以下の作例はいずれも2倍ズームで撮影しています。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

良く言えば、OPPO A79 5Gはくっきりとした写り、Redmi 12 5Gは淡く優しい感じの写りです。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

一方、OPPO A79 5Gのクッキリした写りはズームだと弊害も目立ち、ガリガリした印象があります。刺身の写真の比較は、Redmi 12 5Gの方が自然な質感になっています。

やずX
OPPO A79 5Gは色が濃い分、パッと見は良いんですけどね......。

高倍率だとOPPO A79 5Gは不自然さが目立つ

さらに高倍率のズームでもOPPO A79 5GとRedmi 12 5Gを比較していきましょう。どちらも最大で10倍のズームが可能になっています。

先に結論を書いておくと、OPPO A79 5Gの方がズーム倍率が高いほど違和感の強い写りになります。

まずは1xで撮影。前述の通り、OPPO A79 5Gはくっきり、Redmi 12 5Gは淡く優しい感じの差が分かりやすく出ています。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

次に2倍ズーム。より写りの違いがはっきりと出てきますが、まだどちらも見られるレベルでは無いでしょうか。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

OPPO A79 5Gはちょっとがりがりした感じが目立つかな......という程度の印象です。

そして5xズームで比較すると......大きな違いが現れました。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

OPPO A79 5Gはガリガリ感が強く、ほぼ絵に近いような写り。一方、Redmi 12 5Gはまだ写真感のある写りになっています。

やずX
元々柔らかい写りのRedmi 12 5Gは違和感が少ないです。

最後に10xズーム。結果は言わずもがなですが、OPPO A79 5Gは見れた写りではありません

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

やずX
ズームはRedmi 12 5Gの勝ちかな......!

夜景で比較!OPPO A79 5G 対 Redmi 12 5G

そして、暗所にて夜景モードを使ってOPPO A79 5GとRedmi 12 5Gを比較していきます。

Redmi 12 5Gの方が明るい

先に結論を書いておくと、Redmi 12 5Gの方がくっきりと明るい写りになります。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

やずX
好みはありますが、パッと見はRedmi 12 5Gの方が良い感じです。

OPPO A79 5Gはボヤけ気味

さらにもう少し暗い場所でも1xと2xズームで比較していきます。2xズームではどちらも五十歩百歩ではあるものの、OPPO A79 5Gの方が悪い部分が目立ちにくいです。

1xで撮る場合は、やはりRedmi 12 5Gの方が明るく撮れる分、見栄えが良い印象です。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

一方、2xズームではOPPO A79 5Gの方が暗めの写りの分、粗さも目立ちにくい印象でした。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

やずX
どちらも良くはないんですが......。好みも分かれるところかなと思います。

動画で比較!OPPO A79 5G 対 Redmi 12 5G

最後に動画の手振れ補正を比較。先に結論を書いておくと、OPPO A79 5Gは手振れ補正が効きますが、Redmi 12 5Gは効きません。

OPPO A79 5G

Redmi 12 5G

Redmi 12 5Gは手振れ補正が無く、手振れがダイレクトに動画の揺れに繋がってしまいます。

OPPO A79 5Gは一応の電子式手振れ補正が効いており、補正してるな~という感じのノイズが出るものの、比較してみるとブレの少なさは一目瞭然です。

カメラ比較まとめ:五十歩百歩だがA79 5Gがやや優位か

以上、OPPO A79 5GとRedmi 12 5Gのカメラ比較でした。結果をまとめると以下の通りです。

OPPO A79 5GRedmi 12 5G
色の濃さAIオンなら濃いAI補正無く薄め
色の傾向寒色暖色
画質くっきり淡い
ズームガリガリで不自然柔らかく自然
夜景比較的暗い比較的明るい
動画手振れ補正あり手振れ補正なし

比較してみると結構違いがあり、どちらも優れている部分が異なります。

何を重視するかにもよるのですが、色が濃いめに撮れるOPPO A79 5Gの方がパッと見の印象は良く、強いて言うならこちらに軍配を挙げたいかなと思います。また、動画も一応は手振れ補正が効きます。

やずX
総合的には五十歩百歩......ですが、OPPO A79 5Gは色が薄くなりがちなRedmi 12 5Gより使いやすく感じます。

OPPO A79 5Gと、Redmi 12 5Gをお得に購入する方法は以下の記事をご覧ください。

▽【最新】OPPO A79 5Gをお得に購入するキャンペーン・セールまとめ!最安値はワイモバイル

▽【最新】Redmi 12 5Gをお得に購入するキャンペーン・セールまとめ。最安値をチェック!

OPPO A79 5Gのバッテリー・充電性能をチェック

底面中央にType-C充電ポート

バッテリー持ちを検証。アマプラはあまり持たないが......

OPPO A79 5Gは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

そこで、バッテリー100%・音量100%・輝度60%の状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で2時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。その他の端末との比較は以下の通りです。

機種
1時間後2時間後
OPPO A79 5G91%80%
 Redmi 12 5G93%87%
moto g53j 5G
93%85%
OPPO A77
97%89%
Redmi Note 11
94%87%

以上のテストではバッテリー消費が激しく、他の機種と比べても悪い結果に。Amazonプライムビデオでバッテリーを多めに消費してしまうことは、メディアテック製SoCを搭載したスマホに度々あり、OPPO A79 5Gも同様のようです。

やずX
ステレオで動画が楽しめる機種だけにここは少し残念......!!

とは言え、その他の日常利用では特に悪いということはなく、むしろ良好な印象。一日使って40%以上残っていることも多かったので、全体的な評価としてはむしろ良いと言えるでしょう。

充電速度を検証。1時間で60%以上充電できる

OPPO A79 5Gは最大33Wの急速充電に対応しています。

実際にバッテリー残1%から100%まで充電にかかった時間は以下の通りです。

充電時間バッテリー
30分52%
1時間90%
1時間13分100%

30分あれば50%以上の充電が可能で、1時間あれば90%まで充電できました。

急な外出や仕事で充電が必要になったり、充電の場所や時間が限られる旅行や移動といった場合にとても役立ちます。

なお、OPPO A79 5Gのパッケージに充電器は同梱されていませんが、OPPO純正の急速充電器だけでなく、汎用性の高いPPS規格の急速充電器にも対応しています。

OPPO A79 5Gの音響をチェック

デュアルスピーカー搭載。音質良し!

OPPO A79 5Gは格安のエントリーモデルながら、デュアルスピーカーを搭載しています。

底面のメインスピーカー

インカメラの上にサブスピーカー

流石に二つのスピーカーというだけあり、サウンドの広がりは良好。音質もバランス良く、3万円以下のスマホとしてはかなり良いスピーカーです。

また、最大音量を300%にする機能があり、騒がしい環境で普通の音量だと聴こえづらい場合や、大人数が集まる会議、屋外の集まりなどで役立ちそうです。

イヤホンジャックも搭載

さらにOPPO A79 5Gは、3.5mmイヤホンジャックも備えています。

底面にイヤホンジャック

もちろんBluetoothに対応しているので、ワイヤレスイヤホンも使用可能ですが、有線イヤホン派には嬉しい仕様です。

LDACコーデックに対応

OPPO A79 5Gは、AAC・SBCの基本的なコーデックに加えて高音質コーデックの「LDAC」にも対応しています。

これにより、LDAC対応のワイヤレスイヤホンであれば、AACやSBCよりも高音質で音楽を聴くことができます。

ただし、aptX系では「aptX HD」止まりで、より上位のコーデック「aptX Adaptive」や「aptX Lossless」などには非対応なので注意しましょう。

OPPO A79 5GのよくあるQ&A

Q1. おサイフケータイに対応?

A. OPPO A79 5Gは、非接触型決済「FeliCa(おサイフケータイ)」を搭載しています。

これにより、駅の改札口やコンビニ等、様々な場所で素早い支払いが可能です。

Q2. 防塵・防水性能は?

A. OPPO A79 5Gの防塵防水性能は「IP54」。2桁の数字は前が防塵、後が防水性能を表しています。

防塵性能は比較的高いものですが、防水性能はいわゆる「防滴」や「生活防水」と表現されるものです。

防塵(IP5X):有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に入らない

防水(IPX4):あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない

ソース:ソフトバンクニュース

水没には耐えられなさそうですが、急な雨やちょっとシャワーがかかった程度では問題無さそうな性能です。

Q3. 指紋・顔認証は対応?ロック解除は速い?

A. OPPO A79 5Gは顔認証側面指紋認証の両方に対応しています。

解除速度はどちらもスムーズ。側面の電源ボタンは指紋認証を兼ねており、触れるだけでロックが解除されます。

Q4. SIMとmicroSDの仕様は?eSIMも対応?

A. OPPO A79 5Gは、物理タイプのnanoSIMに加えて、データタイプのeSIMにも対応。最大1TBのmicroSDカードも対応です。

メーカー版のスロットの仕様は以下の通りです。

スロット1nanoSIM
スロット2nanoSIM
or
microSD
eSIM対応

スロット1がSIMカード、スロット2が排他式でSIMカードかmicroSDカードのいずれかが入ります。

そのため、microSDカードの使用とデュアルSIM運用を両立するためには、eSIMも併用しなければいけないので注意しましょう。

ただし、ワイモバイル版は仕様が異なるので注意。そちらは、スロット1がSIMカード、スロット2がmicroSDカードとなっており、元々物理SIM×2での運用はできません。

OPPO A79 5Gのスペック

OPPO A79 5Gのスペックは以下の通りです。

 OPPO A79 5G
OSAndroid 13, ColorOS 13
SoCDimensity 6020
メモリ4GB, LPDDR4X
容量128GB, UFS 2.2
最大1TBのmicroSD対応
画面6.7型, 液晶, FHD+ (2400×1080) ,
リフレッシュレート:最大90Hz,
タッチサンプリングレート:最大180Hz
ピーク輝度:680nit
アウトカメラメイン:5000万画素,
深度センサー:200万画素
インカメラ800万画素
電池5000mAh, 33W充電
音響ステレオスピーカー,
3.5mmイヤホンジャック
生体認証側面指紋・顔認証
おサイフケータイ対応
防塵防水IP54
4G FDD LTE : 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28
TD LTE : 38/39/40/41/423G
5Gn1/n3/n28/n41/n77/n78
寸法166 x 76 x 8mm, 193g
本体色グローグリーン, ミステリーブラック
その他Bluetooth 5.3, nanoSIM+eSIM
価格税込29,800円

※対応周波数はメーカー版の仕様です。

ソース:OPPO

OPPO A79 5G レビューまとめ

OPPO A79 5Gのレビューをお届けしました。主なポイントをまとめると以下の通りです。

ポイント

日常使いはサクサク。ゲーム性能は最低限

大きな画面なのに薄くて軽め

画面はなめらか動作。夏の直射日光では暗く感じるかも

濃いめの色合いで見栄えの良い写真が撮れるカメラ

スピーカー音質・音量〇。有線イヤホンも使用可

充電が速い。30分あれば50%以上充電可能

おサイフケータイ / eSIM / microSDが使える

防水は防滴程度。水没は故障の可能性あり

税込2万9,800円のエントリーモデルながらおサイフケータイや33W急速充電に対応し、しかもステレオスピーカーを搭載するなど魅力も多いコスパに優れたスマートフォンです。

防水性能やゲーム性能は高くありませんが、日常使いの動作は問題ありませんし、イヤホンジャックやmicroSDカードも使えるのは嬉しいポイントでしょう。

まとめると、高いゲームやカメラの性能を求めず、ライトな用途に限ればオススメ。逆にそうした機能に優れたものを求めるのであれば、もう少し予算を出して「Google Pixel 7a」等を買った方が良いでしょう。

▽Google Pixel 7a 実機レビュー!使って感じた評価とQ&A。これが2023年のスタンダード

OPPO A79 5Gを安く買う方法!

OPPO A79 5Gの価格は税込2万9,800円(メーカー公式)ですが、SIMカードとの同時契約であればもっとお得に購入することができます。

詳細は以下の記事をご覧ください。

▽【最新】OPPO A79 5Gをお得に購入するキャンペーン・セールまとめ!最安値はワイモバイル

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Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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