2024年5月14日に発売された「Google Pixel 8a」を購入したので、非常に重いことで有名なゲーム「原神」をプレイしてみました。
税込72,600円(Google ストア)と価格を抑えつつも、Google最新チップの「Tensor G3」を搭載したモデル。......なのですが、残念ながら中画質でも不安定な動作でした。以下、詳細を本記事でご覧ください。
Google Pixel 8aのAnTuTuベンチマークスコア
Google Pixel 8aは、AnTuTuベンチマーク(Ver10.2.5)で100万点前後のスコアをマークしており、2024年5月の時点ではハイエンド一歩手前の性能です。
このスコアから、原神の中画質程度であれば快適にプレイできることが期待できます。
以下の記事では、Google Pixel 8aのAnTuTuベンチマークスコアの詳細についてまとめているので、是非合わせてご覧ください。
▽Google Pixel 8a のAnTuTuベンチマークをチェック!ハイエンド一歩手前の性能だが......
Google Pixel 8aで「原神」動作チェック
ベンチマークの話は最低限にしておいて、実際にGoogle Pixel 8aの原神の動作を検証していきます。
アプリ「TakoStats」を使ってFPSの推移を計測。流石に最高画質は荷が重すぎるので中画質(最大60FPS)で検証を行っていますが、ベンチマークスコアの高さの割に動作はあまり良くありませんでした。
検証した場所はスメールの砂漠で、30分程度フィールドをマラソンしつつ、適度に戦闘も行っています。
温度はしっかりと制御されており、あまり発熱はしませんでしたが、FPSは不安定。正直なところ期待以下のパフォーマンスです。
移動中や戦闘中、様々なシーンで若干のカクつきがあり20FPSを切ることが度々ありました。
最大60FPSにしても不安定さが増してしまうため、、初めから最大45FPSに設定しておくほうが良さそうです。
まとめ:中画質でも不安定な動作
以上、Google Pixel 8aの「原神」性能チェックでした。
AnTuTuベンチマークで100万点出るハイエンド一歩手前の端末ですが、原神に関してはミドルレンジとミドルハイレンジの間くらいのパフォーマンスで、安定感がないこともマイナスポイント。
原神性能を期待するなら、税込49,800円~(公式ストア)で購入できる「Nothing Phone (2a) 」の方が安定しており快適なプレイができるでしょう。
▽Nothing Phone (2a) の「原神」性能をチェック!しっかり調整されたパフォーマンス
Nothing Phone (2a) を基準に考えると、税込72,600円(Google ストア)のGoogle Pixel 8aは不甲斐ないパフォーマンスと言わざるを得ません。
とは言え、Google Pixel 8aはIP67の防水性能やGoogleの長いアップデート等も備えています。ゲームではなく、より包括的な性能や機能を求める方にオススメです。