「Google Pixel7a」のライバルとして期待のミドルハイスマホ「motorola edge 40」で、最も重いと言われる3Dゲーム「原神」の動作チェックを行いました。
原神プレイヤーでスマホ選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。
ジャンプできる目次
ベンチマークは70万点以上
まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.9)」を使ってmotorola edge 40の処理性能を測ってみました。
3回連続で行ったところ、1回目は68万点と中々のスコアを記録。一方、それ以降は異様なほどスコアが低下しており、特にGPU値が大幅に下落していることが分かります。
ただし1回目を除いて温度上昇はかなり控えめ。これらのことから推測するに、温度上昇を防ぐためかなり極端な性能制限を行っていると思われます。
原神で動作チェック
ベンチマークはあくまで目安ですが、2回目以降で点数が大きく下がっていることから、高負荷のゲームプレイに暗雲が立ち込めます。
というわけで、実際に原神でmotorola edge 40の動作を確認してみます。スマホ側を高パフォーマンスモード、ゲーム側を最高画質+最大60FPS設定で、比較的動作の軽いフィールド「モンド」と、重めな「スメール(砂漠)」で検証しました。検証ツールは「TakoStats」です。
モンド:ある程度安定。ただし45fps制限がある
プレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。
モンドでのバッテリー温度は42℃前後と控えめで、フレームレートも平均40FPSを超えるまあまあな結果に。ただし、最大でも45FPSしか出ないように制限がかかっているようです。
バッテリー温度の上昇自体は早かったのですが、42℃程度で上昇が止まったことから、やはり温度上昇を止めるために性能を制限している可能性が高そうです。
大きくスクロールするような読み込み量の多いシーンで一瞬FPSが大きく落ちることはあったものの、直進しての移動や戦闘といったシーンでは比較的安定して動作。戦闘中に元素爆発や元素スキルを使用しても、それほど大きな影響は無いようでした。
スメール:パフォーマンスは少し落ちるが、ゲームはできる
次に動作が重くなりがちなスメール(砂漠)。モンドと同じくプレイ時間はおよそ15分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。
ここでは平均して40FPSを切る結果に。やはりモンドよりもパフォーマンスは低下していますが、大きく悪化するわけではありませんでした。バッテリー温度も43℃程度と許容範囲内です。
一方、派手なエフェクトや大きくスクロールした時など、読み込みが多いシーンではFPSの低下がモンドよりも大きめ。一瞬ではあるものの明らかにカクついた動きになるので、高いゲームパフォーマンスを求める方だと気になる点でしょう。
なおモンドでもスメールでも少し気になったのが、本体フレームの発熱。ヴィーガンレザー加工の背面パネルはいかにも排熱性が悪そうで、アルミ製のフレームに排熱を頼っているのでしょう。
※イクリプスブラックはヴィーガンレザー加工。ルナブルーはマットアクリル。
付属ケースがフレームむき出しのタイプであることもあり、発熱を気にする方は要注意です。ただし、motorola edge 40は軽量なスマホなので、長く持っていても手が疲れにくいのはメリットです。
まとめ:原神の動作はまあまあ。でもフレームが熱い
以上、motorola edge 40での原神の動作チェックでした。
結論は、動作自体は45FPS縛りがあるもののまあまあ。希望小売価格で税込6万4,800円のスマホと考えれば、性能は次第点と言えるでしょう。
ただし、フレームの発熱が少し気になるところ。どうしても不快に感じる方はフレーム部分も覆うケースを使用すると良いでしょう。スマホ用の冷却ファンも併用すれば、より快適です。
なお、当ブログではライバル機種と言われる「Google Pixel 7a」の原神性能も検証していますが、motorola edge 40の方が動作は快適です。ゲーム性能で選ぶならGoogle Pixel 7aはオススメできません。
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