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Redmi Note 13 Pro+ 5G 実機レビュー!使って感じた評価。ゲーム・カメラ・バッテリー性能を検証

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シャオミのミドルハイクラスの新型スマートフォン「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をご提供いただいたので、実機レビューをお届けします。

処理性能高めのSoCに加え、ハイエンド機のように明るいディスプレイや革新的な最大4xロスレスズーム、そしてIP68防水を備えながら5万円台(プレセール価格)からと非常にコスパの高いモデルとなっています。

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技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「Redmi Note 13 Pro+ 5G(グローバル版)」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

ジャンプできる目次

Redmi Note 13 Pro+ 5Gはこんなスマホ

主な特徴

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの主な特徴は以下の通りです。

主な特徴

Dimensity 7200-Ultra搭載。AnTuTu77万点

4xロスレスズーム対応の2億画素カメラ

1800nitの1.5K有機ELエッジディスプレイ

120W急速充電対応の5,000mAhバッテリー

音質の良いステレオスピーカー

IP68防水対応のレザー or ガラスボディ

SoC含め全体的に優秀なスペックで、特に2億画素のメインカメラは最大4xのロスレスズームに対応。さらにIP68防塵防水も備えています。

日本時間1月24日17時よりAliExpressでワールドプレミアセールが行われます。販売ページのクーポンを使用し、以下の価格となるようです。

容量Pro 5GPro+ 5G
8GB+256GB349ドル
329ドル(約4.9万円)
399ドル
379ドル(約5.6万円)
12GB+512GB399ドル
379ドル(約5.6万円)
449ドル
429ドル(約6.4万円)

Redmi Note 13 Pro 5G - AliExpress

Redmi Note 13 Pro+ 5G - AliExpress

使って分かった「良いところ」

良いところ

✅ラウンド&エッジ形状で持ちやすい

✅ミドルレンジとしては高い原神パフォーマンス

✅優秀なメインカメラ。2xズームもかなり綺麗

✅カメラフィルター&アートフレームが豊富

✅直射日光下でも明るく発色も良いディスプレイ

✅充電がかなり速い。バッテリー持ちも悪くない

✅スピーカーの音質が良い

全体的に高めの性能でまとまっており、防水もIP68。ハイエンドに片足を突っ込んだような使用感が得られます。

使って分かった「気になるところ」

気になるところ

✅4xズームは環境を選ぶ

✅暗所のズーム撮影は解像感が低い

✅カメラのAI補正ONだと濃くなりすぎることも

✅超広角カメラはおまけ&マクロカメラは飾り

✅aptX Adaptiveが使えない&イヤホンジャックなし

ミドルレンジらしからぬ強力なメインカメラを備えている本機。あえてハイエンド機を見るような視点で、気になるところを挙げてみました。

逆に言えば、かなり細かく見なければかなり多くの方が満足できる性能。むしろミドルレンジとしては最高クラスのカメラ性能です。

その他、搭載しているSoCがクアルコム製ではないので、aptX Adaptiveが使えないことが弱点でしょう(LDACとLHDCは対応)。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの本体をチェック

デザインを細かくチェック

まずはデザインをチェックしていきます。今回ご提供いただいたのは「Aurora Purple」というカラーです。

印象的なのは上部のマーブルのカラーパターン。カメラ周りがブルー、LEDライト周りがライトグリーン、Redmiのロゴ周りがグリーンの配色で、その他はパープルという特徴的ながらも派手過ぎないデザインとなっています。

背面パネルは緩やかにラウンド。サイドフレームは基本的にはフラットですが、背面パネルのカーブに合わせるように接合部が斜めにカットされており、デザイン性と持ちやすさ両方が考慮されています。

ビルドクオリティは高くミドルレンジらしからぬプレミアム感があります。サイドフレームはおそらく樹脂ですが、一見すると金属のように見え安っぽさがありません。

やずX
四隅の流れるようなフレームのカーブがまた美しい......!

最近のスマートフォンの多くが、カメラに大きな台座を設けてそれぞれのレンズを配置していますが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは台座無し。すっきりとした印象です。

やずX
カメラ周りのシルバーのリングもおしゃれ!

ただし出っ張りはしっかりあるので注意。傷が気になる方はケースを使ったほうが良いでしょう。

また、画面はサイドが緩やかにカーブしたエッジディスプレイを採用。インカメラを収めたパンチホールも小さく目立ちません。

さらにベゼルも全体的に細くなっています。安いスマートフォンだと下部のベゼルを太めにしてコストカットしているのですが、Redmi Note 13 Pro+はわずか2.37mmとのこと。

細部をチェック!天面・底面にそれぞれスピーカー搭載

それでは、本体の細部もチェックしていきましょう。

右側のフレーム

本体正面から見て右側のフレームには、ボリュームキーと電源ボタンがあります。

なお、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは画面内指紋認証に対応。そのため、電源ボタンはこれまでRedmi Noteシリーズで採用されてきた指紋認証センサーを兼ねたものではありません。

左側のフレーム

本体正面から見て左側のフレームには、特に何もありません。

天面にはマイク穴とスピーカー穴、IRブラスター(赤外線リモコン)。底面にはスピーカー穴、USB Type-C充電ポート、マイク穴、SIMスロットがあります。

普通、ミドルレンジのスマートフォンはデュアルスピーカーでも、片方は画面上部にある電話用スピーカーと兼用の場合が大半。一方、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは天面・底面にそれぞれスピーカーが備えられています

IP68防水対応

そして驚きなのが、Redmi Note史上初のIP68防塵防水対応であること。公称では、水深1.5mの環境で30分間の使用が可能とのことです。

一般的なスマートフォンとしては最高レベルの防水性能で、日本で求められることが多い仕様。万が一、水没しても多少は大丈夫そうです。

また、フラッグシップモデルで使われる「Gorilla Glass Victus」によって画面を保護。内部も新たな保護構造を採用しており、高い耐久性を持つとのことです。

本体重量は201g(フィルム込み)

本体(フィルム貼付済み)は実測で207g。本体重量は公称で約204.5gだったので、フィルムが約2.5gほどになる計算です。また、ケースも含めると実測226gでした。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの付属品をチェック

ケース・フィルム・120W充電器が付属

化粧箱はシンプルなデザインで本体イメージが描かれています。中身は以下の通りです。

Redmi Note 13 Pro+の中身

✅本体

✅TPUケース

✅画面フィルム(貼付済み)

✅120W急速充電アダプタ&ケーブル

✅SIMピン

✅解説書

本体だけでなく、120W電器やケース、フィルムまで付属した豪華フルセットです。

やずX
ただしグローバル版は充電アダプターが海外仕様なので注意。

ケースは黒いTPU製

なお、TPUケースは一般的な付属ケースに多いクリアではなく黒いタイプです。

やずX
カメラ周りのデザインを見せるためかがっつり穴が開いています......!

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラ性能をチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラスペック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラスペックは以下の通りです。

カメラ(焦点距離)スペック
メイン(23mm)1/1.4” 2億画素,
ISOCELL HP3,

f/1.65, OIS
超広角(15mm)800万画素
マクロ200万画素

背面のカメラは、1/1.4インチとミドルレンジとしては大きい2億画素メインカメラと、超広角カメラ・マクロカメラのトリプル構成です。

メインカメラにはOIS(光学式手振れ補正)を備え、インセンサーズーム(ロスレスズーム)にも対応。しっかり光のある環境なら、実質的に2x & 4xズームの望遠カメラとしても機能します。

なお、通常の望遠カメラとは異なり、最短撮影距離はメインカメラそのままのため実質的にマクロカメラとしても機能します。すなわち、低画質な200万画素マクロカメラは、ほぼ無用の飾りです。

動画性能は以下の通りです。

画質フレームレート
8K24 / 30 FPS
4K24 / 30 / 60 FPS
1080p30 / 60 FPS
720p30FPS

それでは、以下Redmi Note 13 Pro+ 5Gの実際の作例をご覧ください。先に結論をまとめておくと、メインカメラはミドルレンジとは思えない優れた性能となっています。

1xも2xズームも高画質。色も良い

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラの最大の特徴は、1xだけでなく2xズームも優れた画質の写真が撮れることでしょう。

1x(23mm)

2x(46mm)

また、かつてメディアテック製のSoCを搭載したスマホと言えば、妙な毒々しい色合いが特徴でしたが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gではほぼ改善。

←AI OFF | AI ON→
(画像が表示されていない場合は、再読み込みしてください)

AI補正ON / OFFで色の濃さの違いはありますが、明らかな見当違いの色になることは少ないです。

HDR性能も優れており、白飛びを強力に抑制してくれます。

多彩なフィルターやアートフレームが使える

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、多彩なフィルター(89種類)やアートフレーム(11種類)が使え、撮影後の編集も楽しめるようになっています。

また、フィルムカメラ風フィルターは、あえてノイズを追加する処理で懐かしい雰囲気を演出。

フィルターで大きく雰囲気を変えるだけでなく、ハイライトや彩度、個別の色の編集など、より細かく編集することも可能。背景の玉ボケを大きくしたりハート型にしたりもできます。

様々なフィルターとアートフレームで、何気ない1ショットを作品に作り替えることも本機を使う楽しみの一つとなるでしょう。

4xズームは時と場所を選ぶ。マクロカメラは飾り

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、マクロカメラも搭載しています。

200万画素マクロカメラ

しかし、マクロカメラは200万画素という数字が証明するように、ノイズが多く暗い写り。

やずX
解像感もない......。

メインカメラ(2xズーム)

これに対して、メインカメラによる2xロスレスズームは解像感も高く寄って撮れるので、マクロカメラの使い道はほぼありません。存在を忘れて良いでしょう。

メインカメラ(4xズーム)

また、メインカメラじゃ4xズームすればさらに微細な表現が可能。

ただし、このロスレスズーム(インセンサーズーム)はピクセルサイズを犠牲としており、白飛びやモアレが発生しやすいです。

メインカメラ(2xズーム)

メインカメラ(4xズーム)

なんとなくボヤッとした写りになったり解像感が落ちることも多く、センサーサイズの限界を感じます。4xズームは余程良好な光量がないと、画質が低下しやすいことを覚えておきましょう。

やずX
と言ってもマクロカメラを使うよりはるかに良いです!

AIは元々色が濃いものは苦手。上手く使えば〇

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、AIによる色補正も備えています。

←AI OFF | AI ON→
(画像が表示されていない場合は、再読み込みしてください)

結構ガッツリ色が変わることもあるので、元々元々色が濃い(ビビッド)ものを撮影する時は注意。とは言え、AIが効果的に働くシーンの方が多く基本的にはONで問題無いでしょう。

AI ON

AI OFF

AI OFF時に色が薄すぎるということもありませんでした。

そのため、基本的にはONで、色が濃くなりすぎてしまう場合にはOFFといった具合に使い分けるのがオススメです。

夜景は1xのみ綺麗に撮れる

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは夜景モードも備えています。

メインカメラ(1x)

手動で選ぶ夜景モードもありますが、基本的にはオートで十分。暗さに応じて1s~5sで露光時間を調整して、暗所でも明るく綺麗に撮影してくれます。

メインカメラ(1x)

ただし高い解像感で夜景が撮れるのは実質的に1xの時のみ。というのも、実は暗所では本機が得意とする2x & 4xのロスレスズームは使えません。

この技術は感光性能を犠牲とする都合上、そもそも暗所では明るく綺麗に撮れないためです。

メインカメラ(2xズーム)

メインカメラ(4xズーム)

そのため、一定の暗さになるとロスレスズームは行わず、単なるデジタルズームに。

2xも4xズームも肉眼より明るく撮れてはいるものの、解像感の低下が目立ち、あまり綺麗ではなくなってしまいます。

メインカメラ

超広角カメラ

また、メインカメラよりも圧倒的にセンサーサイズの小さい超広角カメラは明確に夜景が弱点。メインカメラ(1x)と比べると非常に暗くノイジーです。

とは言え、本機の魅力はやはりメインカメラ。ミドルレンジモデルでここまで綺麗に撮れれば、十分優れた性能と言えるでしょう。

OIS搭載でなめらかな動画が撮れる

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、メインカメラと望遠カメラにOIS(光学式手振れ補正)を備えており、手振れの少ないスムーズな動画を撮影できます。

※圧縮しているため、解像度・フレームレートは実際よりも低下しています。

実際に撮影してみると、急に向きを変えたり走ったりしてみても、手振れがかなり少ない自然な動画が撮影できました。また、4K/60FPSや8K/30FPSの撮影も可能です。

とにかくメインカメラは素晴らしい

以上、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラにはいくつか弱点があることもお伝えしましたが、ミドルレンジモデルとしてはメインカメラの性能は最高クラスです。

2x(46mm)はかなり使い勝手が良い

望遠カメラ無しで4xズームが綺麗なのは本当にすごい

良好な色合いで、日中はロスレスズームも可能。夜景も1xに限れば美しく撮影できます。

1x(23mm)

フィルターとフレームで自分のインスピレーションを形に

また、フィルターやアートフレームによる編集もでき、ミドルレンジモデルとしてはかなり楽しめる要素の多いカメラでしょう。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの処理性能・ゲーム性能をチェック

ベンチマークは77万点以上

まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.10)」を使ってRedmi Note 13 Pro+ 5Gの処理性能を測ってみました。

3回連続で行ったところいずれも77~79万点以上のスコアを記録。温度も最高で34℃台に抑えられており非常に良い結果です。

性能の高いメディアテック製「Dimensity 7200-Ultra」チップに加え、4000mm²の大型ベイパーチャンバーによる冷却も備えているためか、温度制御も優秀なようです。

やずX
安定して高いスコアを出しつつ、温度制御もしっかりしていて好感触!

原神で動作チェック

人気の3Dゲーム「原神」の動作を、検証ツール「TakoStats」を用いてチェックしました。

比較的動作の重めな「スメール(砂漠)」にて、高画質と低画質(デフォルト)の両方で、最大60FPS設定で30分間プレイ。フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。

高画質+60FPS

まずは高画質+60FPS設定です。

平均42.816FPSで動作

FPSグラフ:おおよそ30~40FPSで動作

バッテリー温度グラフ。温度上昇は41℃程度に留まる

ミドルレンジモデルとしては優秀な結果で平均しても40FPS以上をキープ。視界がパッと開ける場所では読み込みがによる遅延が若干起きていましたが、それでもこの平均値は素晴らしいです。

移動中はおおむね40FPS台で動作

ただし、フィールドの読み込みが終わってしまえば、それほど大きな動作水準の悪化はあまり無し。戦闘中も30FPS台程度で動作していました。

戦闘中。おおむね30FPS台で動作

全体的にはわずかに不安定になることもありましたが、ピークパフォーマンスは高めでした。

低画質+60FPS

次に低画質+60FPS設定です。

平均43.678FPSで動作

FPSグラフ。45FPS前後で動作

バッテリー温度グラフ。温度上昇は40℃以下に留まる

低画質ではより動作が滑らかで、処理落ちも少なく快適です。

高品質テクスチャや細かいオブジェクトの読み込みが無いことが、安定した動作に貢献していそうです。

やずX
4万円以下のスマホでこれだけ動くのはすごい......!

最高画質設定でもある程度プレイが可能で、低画質設定では普通に快適な動作。高い水準を求めなけば十分に遊ぶことができるでしょう。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの画面をチェック

高精細で発色良好な有機ELエッジディスプレイ

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、解像度1.5K(2712x1220)、6.67インチの有機ELエッジディスプレイを搭載しています。

もちろんリフレッシュレートは最大120Hzでなめらかに駆動。12bit(10億色)の色表現や100% DCI-P3の広色域に対応していることもあり、発色は良好。かなり綺麗に見えます。

リフレッシュレートとFPSについて

リフレッシュレート(Hz)は画面側の書き換え性能、フレームレート(FPS)はアプリ側の書き換え性能を示します。

画面が120Hzに対応していてもアプリが60FPSであれば、120Hzの効果は得られません(たとえば原神は最大60FPSなので60Hzで駆動する)。

やずX
たとえば原神は最大60FPSなので、60Hzで駆動します!

また、1920Hzもの高周波PWM調光にも対応。暗所で使用してもちらつきをほとんど感じず、目に優しいディスプレイとなっています。

さらに特徴的なのは、Redmi Noteシリーズとしては初のエッジディスプレイを採用したこと。これにより、大きな画面でありながら横幅が抑えられ(74.2mm)、持ちやすくなっています。

明るい表示で、直射日光下でも視認可

ピーク輝度は1800nitとミドルレンジとしては破格の高さで、直射日光下でも明るく表示可能でした。

基本的に1000nitもあれば、野外で見えないということにはならないイメージですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは十分すぎるくらいです。

Widevine L1。アマプラでHD再生可

Redmi Note 13 Pro+ 5GはWidevine L1対応です。

これは著作権セキュリティレベルのことで、L1」は最高の数値。AmazonプライムビデオやNetflixの高画質再生には必須のものです。

実際にAmazonプライムビデオで再生してみましたが、ちゃんとHD画質で再生ができました。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの充電・電池持ちをチェック

底面中央にType-C充電ポート

120W急速充電は超高速

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、19分で満充電(0%→100%)できるという120W急速充電に対応しています。

そこで、急速充電器を用いてバッテリー残量が1%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
5分39%
10分62%
15分81%
20分100%

今回の検証で満充電にかかった時間は20分でした。気温などにより多少の前後がありますが、非常に速い速度で充電が可能で、たったの5分間で39%まで充電できていました。

また、充電速度を下げて発熱を抑える充電設定(実はこちらがデフォルト)もあります。こちらの結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
10分50%
20分78%
28分100%

こちらの場合は満充電にかかった時間は28分でした。

最高出力での充電はバッテリー温度が40°を超えることがありますが、こちらの場合は40°未満に抑えて充電するため、バッテリーにより優しくなっています。特に急ぎでない場合は、こちらで十分でしょう。

電池持ちは普通~良好

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちは普通~やや良好です。

Amazon Prime Videoを2時間再生させるテストでは、他の端末とも比較し以下の結果に。バッテリー100%・音量100%・輝度約60%の状態で行っています。

機種
1時間後2時間後
Redmi Note 13 Pro+ 5G96%88%
AQUOS sense895%90%
motorola edge 40
92%81%
Google Pixel 7a
96%86%
OPPO Reno9 A
95%88%

カメラやSNS、ウェブブラウジングなど一般的用途での一日間の使用では、だいたい30%~40%ほど残る日がほとんどでした。

一般的な用途で、一日バッテリーが持たないという方はほとんどいないでしょう。また、使わずに放置した場合のバッテリー消費も少ない印象です。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの音響をチェック

良好なステレオスピーカー

Redmi Note 13 Pro+ 5Gはデュアルステレオスピーカーを搭載しています。

底面のスピーカー(右側の5つの穴)

天面のスピーカー(右側の3つの穴)

天面と底面にそれぞれスピーカー穴がありますが、実は画面上部の穴からも音が出ており、上部のスピーカーはこちらがメイン。

これにより、正面および左右に音が広がるようになっており、空間的なオーディオを提供する技術Dolby Atmosも対応。音質もバランスが良く、ミドルレンジモデルとしてはかなり優れたスピーカーだと思います。

LDAC、LHDCに対応。aptX Adaptiveは非対応

また、Bluetoothコーデックでは、高音質のLDAC、LHDCに対応。一方でaptX Adaptiveに非対応です。

日本では、LHDCのワイヤレスイヤホンはほとんど流通していません。高音質で音楽を聴きたい場合は、必然的にLDAC対応のものを選ぶことになるでしょう。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの顔・指紋認証をチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、画面内指紋認証と顔認証に対応しています。

顔・指紋どちらも速い

指紋認証も顔認証も高速で、使用感は良好でした。ただし指紋センサーは結構下にあるので、手の小さい方の片手持ちだと押しにくいです。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックをチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックは以下の通りです。

 Redmi Note 13 Pro+ 5G
OSAndroid 13, MIUI 14
SoCDimensity 7200-Ultra
メモリ8 / 12 GB, LPDDR5
容量256 / 512 GB, UFS 3.1
画面6.67インチ, 1.5K (2712x1220),
有機EL エッジスクリーン,
リフレッシュレート 120Hz,
タッチサンプリングレート 2160Hz (瞬間),
ピーク輝度 1800nits,
1920Hz PWM調光,12bit,
100% DCI-P3, Dolby Vision
アウトカメラ
メイン:2億画素+OIS
超広角:800万画素

マクロ:200万画素
インカメラ
1600万画素
電池5000mAh, 120W急速充電
音響ステレオスピーカー,
Dolby Atmos, Hi-Res
4GLTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD:38/40/41
5Gn1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
生体認証画面内指紋・顔
防塵防水IP68
その他Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3
IRブラスター, NFC
X軸振動モーター
寸法161.4 x 74.2 x 8.9mm, 204.5g
本体色Moonlight White,
Midnight Black,

Aurora Purple
初回価格
8+256GB: 379ドル
12+512GB: 429ドル

ソース:Xiaomi

Redmi Note 13 Pro+ 5G レビューまとめ

以上、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのレビューでした。

ミドルレンジとしては高い処理性能に加え、最大4xロスレスズームが可能な2億画素カメラ、120W急速充電対応の大容量バッテリーを搭載しており、隙がありません。

さらにRedmi Noteシリーズとしては初のIP68防塵防水対応。背面もレザー(or ガラス)を採用しており、質感も良好。理想的なミドルハイクラスのスマートフォンと言えるでしょう。

Redmi Note 13 Pro 5G / Pro+ 5G プレセール情報

日本時間1月24日17時よりAliExpressでワールドプレミアセールが行われます。販売ページのクーポンを使用し、以下の価格となるようです。

容量Pro 5GPro+ 5G
8GB+256GB349ドル
329ドル(約4.9万円)
399ドル
379ドル(約5.6万円)
12GB+512GB399ドル
379ドル(約5.6万円)
449ドル
429ドル(約6.4万円)

Redmi Note 13 Pro 5G - AliExpress

Redmi Note 13 Pro+ 5G - AliExpress

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Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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