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Xiaomi 14 / 14 Pro スペック・価格まとめ。Snapdragon 8 Gen 3搭載の最新フラッグシップ!

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2023年10月26日、シャオミは新型フラッグシップ・スマートフォン「Xiaomi 14」「Xiaomi 14 Pro」を中国で発表しました。

以下、両機種の主な特徴やスペック、価格等をまとめています。

Xiaomi 14の特徴

Xiaomi 14は、最新フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載するコンパクトモデルです。

カメラユニットは大型化したものの、全体的には前モデルのデザインを踏襲。横幅71.5mm、厚さ8.2mmで重量193gです。

ディスプレイサイズは6.36インチで、ベゼル幅は1.61mm-1.71mmと非常に細くなっています。

OSには新開発の「Xiaomi HyperOS」を搭載。

他社よりも圧倒的に軽量サイズで高速動作を実現していることや、クロスデバイス接続、AIによる画像検索や生成機能がアピールされています。

画面のピーク輝度はシャオミ史上最も高い3000nit。その他、リフレッシュレート1-120HzのLTPO技術に対応し、460PPIの高精細表示、12bitの色表現が可能です。

SoCのSnapdragon 8 Gen 3は、前モデルよりもさらに性能が向上し、省エネも実現。最も重いと言われる3Dゲーム「原神」の30分間のプレイテストでは、平均59.53fpsを記録し、最高温度も43.2℃に留まったとのことです。

カメラはライカ・ズミルックスレンズを採用したトリプルカメラでいずれも5000万画素。メインカメラのF値はf/1.6と低い(=明るい)ものとなっています。

また、メインカメラには「光影猎人900(ライトハンター900)」と称する1/1.31インチの大型センサーを採用。1インチの超大型センサー「IMX 989」の8倍ものダイナミックレンジを誇ると謳われています。

 

その他にも超広角カメラと望遠カメラを搭載。望遠カメラは「Xiaomi 13 Pro」と同様のフローティングレンズ機能を備えているため、超近距離での撮影も可能という優れものです。

バッテリーは4610mAhで、一般的な使用なら1.43日の駆動が可能とのこと。90W有線充電や50Wワイヤレス充電にも対応しています。

その他、IP68防塵防水やUSB 3.2 Gen1に対応。従来のVC液冷の3倍の冷却性能を持つというリング型コールドポンプやデュアルスピーカー、IRブラスター、高品質のX軸振動モーターを備えます。

カラーはブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの4色。ピンクのみナノレザー繊維が採用されています。

価格は、8GBメモリ+256GBストレージモデルで3999元(約8.2万円)から。前モデルから大きく進化しながら、高いコストパフォーマンスを維持しています。

Xiaomi 14 Proの特徴

Xiaomi 14 Proは、横幅75.3mm、厚さ8.49mm、重量223gとXiaomi 14よりも大型の上位モデル。さらに優れたカメラやAI機能を備えています。

ディスプレイは6.73インチで2K解像度に対応。特徴的なのは4辺がわずかにカーブした形状で、フラットスクリーンとエッジスクリーンの長所を融合したものと謳われています。

その他、3000nitのピーク輝度やリフレッシュレート1-120HzのLTPO技術に対応し、460PPIの高精細表示、12bitの色表現が可能。1920HzのPWM調光にも対応しています。

ベゼルも1.8mm-2.08mmといずれも極細。また、画面保護には従来の10倍もの耐落下性能を持つという「小米龙晶玻璃(シャオミ・ドラゴンクリスタル・ガラス)」が採用されています。

Xiaomi 14と同じくSnapdragon 8 Gen 3やXiaomi HyperOSを搭載しています。冷却性能も優れており、ゲームや充電など様々な用途でiPhone 15 Pro Max以下の温度を記録したとのことです。

さらに優れたAI機能も搭載。元の画像の周辺部分を拡充したり、Google Pixelシリーズのような消しゴムマジック機能が使用できるとのことです。

画像は圧縮されています(オリジナルはシャオミ公式Weiboにて)

カメラのセンサーはXiaomi 14と変わりませんが、メインカメラのレンズはf/1.4とさらに低く(=明るく)なっています。

また、メインカメラは可変絞り機能を搭載しており、F/1.42-F/4.0の間で1024段階の調整が可能とのこと。

作例も公開されており、f/1.42では夜景を美しく捉え、f/4.0では奥までボケを少なくした写真が撮影できます。

さらに一眼レフのような絞りによる光芒表現が可能です。

その他、多数の作例が公開されています。優れたダイナミックレンジや高速で移動する被写体もブレなく撮影できること、超近距離での優れた解像感などが分かります。

バッテリーは4880mAhで、一般的な使用なら1.37日の駆動が可能とのこと。Xiaomi 14よりも強力な120W有線充電や50Wワイヤレス充電にも対応しています。

その他、IP68防塵防水やUSB 3.2 Gen2に対応。リング型コールドポンプやデュアルスピーカー、IRブラスター、大型X軸モーター、4つのフルバンド低周波アンテナを備えます。

通常カラーはブラック、ホワイト、グリーンの3色。さらにチタン合金製のスペシャルエディションもあります。

価格は、12GBメモリ+256GBストレージモデルで4999元(約10.2万円)から。Xiaomi 14よりも優れたカメラハードウェアや、AI機能を備えたモデル。特に光芒表現が可能な可変絞りを備えたことは注目に値します。

Xiaomi 14シリーズのスペック

Xiaomi 14とXiaomi 14 Proのスペックは以下の通りです。

 Xiaomi 14Xiaomi 14 Pro
OSXiaomi HyperOS
SoCSnapdragon 8 Gen 3
メモリ8GB/12GB/16GB, LPDDR5X12GB/16GB, LPDDR5X
容量256GB/512GB/1TB, UFS 4.0
画面6.36" AMOLED
1.5K (2670x1200) , LTPO
リフレッシュレート: 120Hz
瞬間タッチレート: 2160Hz
ピーク輝度: 3000nit
12bit, DCI-P3, HDR10+
Dolby Vision
6.73" AMOLED
2K (3200×1440) , LTPO
リフレッシュレート: 120Hz
瞬間タッチレート: 2160Hz
ピーク輝度: 3000nit
1920Hz PWM調光

12bit, DCI-P3, HDR10+
Dolby Vision
アウトカメラメイン:5000万画素
超広角:5000万画素
3.2x望遠:5000万画素
メイン:5000万画素
超広角:5000万画素
3.2x望遠:5000万画素
インカメラ3200万画素
電池4610mAh4880mAh
充電90W有線急速充電
50Wワイヤレス急速充電
10Wリバース充電
120W有線急速充電
50Wワイヤレス充電
リバース充電
音響ステレオスピーカー
Hi-Res, Dolby Atmos
ステレオスピーカー
Hi-Res, Dolby Atmos
防塵防水IP68
5G n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40
/ n41 / n48 / n66 / n77 / n78
 5G:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28a / n38
/ n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79
4GFDD-LTE:B1 / B3 / B4 / B5 / B8
/ B18 / B19 / B26 / B28a / B66
TDD-LTE:B34 / B38 / B39
/ B40 / B41 / B42 / B48
FDD-LTE:B1 / B3 / B4 / B5 / B7
/ B8 / B18 / B19 / B26 / B28a / B66
TDD-LTE:B34 / B38 / B39
/ B40 / B41 / B42 / B48
寸法152.8×71.5×8.20 (ガラス)
or 8.28mm (レザー) ,
193g (ガラス) / 188g (レザー)
161.4×75.3×8.49mm
223g (ガラス) / 230g (チタン)
本体色黒, 白, 緑, 桃 (レザー)黒, 白, 緑, チタン版
その他X軸モーター, IRブラスター,
WiFi 7, Bluetooth 5.4, USB 3.2 Gen1
X軸モーター, IRブラスター,
WiFi 7, Bluetooth 5.4, USB 3.2 Gen2
 価格8GB+256GB: 3999元
12GB+256GB: 4299元
16GB+512GB: 4599元
16GB+1TB: 4999元
12GB+256GB: 4999元
16GB+512GB: 5499元
16GB+1TB: 5999元

ソース:Xiaomi (1) (2)

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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