シャオミは物理式のボタン類を全廃したフラッグシップスマートフォンを開発している可能性があります。
海外メディア「Smartprix」が、著名なリーカー「Chun Bhai(@chunvn8888)」氏の情報を元に伝えています。
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革新的なデザイン
今回伝えられた情報によれば、シャオミが開発しているという端末のコードネームは「Zhuque」。日本では「朱雀(すざく)」として知られる中国の神獣です。
Zhuqueには、既存のスマートフォンとは異なり、物理的なボタンが存在しないとのこと。ただし、このプロジェクトはまだ初期段階であり、今後どうなるかは不明だといいます。
仮に物理的なボタンが全く存在しないことになると、その操作はジェスチャー コントロールや感圧エッジ、さらには音声コマンドの組み合わせ等によると予想されます。また、防塵および防水においても優位な設計となるでしょう。
また、Zhuqueは画面下埋め込み型のインカメラを備えているとのこと。この技術は2021年に発売された「Mi MIX 4」で導入されていましたが、その後音沙汰がありませんでした。
Zhuqueでは、目立たないだけでなく画質も向上した画面下埋め込みカメラとなることが期待されます。
強力なパフォーマンス
今回伝えられた情報によれば、Zhuqueはコードネーム「SM8775」 というSoCが搭載されているとのこと。これは、クアルコムが「Snapdragon 8+ Gen 4(仮称)」として近く発表すると噂のSoCで、2025年第2四半期の発表が見込まれる「Xiaomi 15S Pro(仮称)」でも採用されているといいます。同SoCについての詳細は不明ですが、「Snapdragon 8 Gen 4(仮称)」と同様に、新しいQryonコアをベースにしていると思われます。
そのほか、ディスプレイ、バッテリー、カメラなどの詳細は不明ですが、今回のリーク情報が事実であれば、シャオミはますます革新的な技術への投資を加速ないし維持している可能性があります。
Smartprixは、Zhuqueが2025年前半に発表されると予想しています。