シャオミの新型スマートフォン POCO F6(仮称)の発表が近づいていることを、海外メディア「GSMChina」が伝えています。
このモデルは、クアルコム製の未発表の高性能SoC「コードネーム:SM8635」を搭載すると伝えられています。
POCO F6は二つの型番が存在
GSMChina によれば、POCO F6 とみられる二つの型番「24069PC21G」および「24069PC21I」が IMEI データベースで確認できたとのことです。
末尾のアルファベットが発売地域を表しており、G がグローバル市場、I がインド市場を表します。さらに「24069RA21C」と言う型番もあり、こちらは C=中国向け。中国では Redmi Note 13 Turbo(仮称)として発売されるものと思われます。
また、これらの端末には Mi Code 上で共通して「Peridot(ペリドット、宝石の一種)」のコードネームが付けられているとのことです。
POCO F6の発売時期。日本での発売は?
以上で紹介した型番の初めの 4 桁の数字は、おおよその発売時期を表しています。すなわち 2406 = 2024 年 6 月です。
ただし、これはあくまでおおよその時期を示すもので、これより早くなることも遅くなることもあり得ます。
GSMChina は前モデル(Redmi Note 12 Turbo および POCO F5)の発表時期から、Redmi Note 13 Turboは 3 月、POCO F6 は 4 月と予想しています。
POCO F5 は、SoC に Snapdragon 7+ Gen 2 を搭載しており、Snapdragon 8 Gen 1 に迫る処理性能を持っていました。
POCO F6 が搭載すると噂の SoC「SM8635」の製品名は記事公開時点で不明ですが、 Snapdragon 7+ Gen 2 よりもさらに高い性能を持つことが期待されます。
なお、今回の情報では日本向けの型番(末尾のアルファベットがR)は確認されていません。しかし、これは日本版が無いことを必ずしも意味しておらず、これまでもグローバル向けと同じ型番で日本で発売された例があります(Redmi Note 11など)。
ただし、日本向けに独自の型番が用意されない場合、基本的にFeliCa(おサイフケータイ)対応の可能性は極めて低いと考えられます。
ソース:GSMChina