2022年7月31日(日)に行われた「Xiaomi モノづくり研究所」に参加させていただきました。
以下、簡単にですが今回のイベントの内容・感想をまとめたいと思います。
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第一回「Xiaomi モノづくり研究所」の内容
挨拶 & シャオミについてのプレゼンテーション
第一回「Xiaomi モノづくり研究所」は、都内某所の貸しオフィス(?)内で行われました。
正確に数えてはいませんが、参加者の方は約20名近くいらっしゃったかと思います。男性の方が多かったのですが、女性の方もいらっしゃいました。
イベントの内容は、「スマホ商品企画編」ということで、シャオミ・ジャパンのプロダクトプランニング本部長「安達 晃彦」氏の講義&質疑応答形式で行われました。
冒頭では、安達氏の挨拶の後、出張中のシャオミ・ジャパン代表取締役「スティーブン・ワン」氏とビデオで繋ぎ、同氏による挨拶が行われました。
その後の安達氏の講義では、まずはシャオミの事業内容や最新技術等についてのプレゼンテーションがありました。
熱心なシャオミ・ファンの方はすでに知っている内容かもしれませんが、こうして改めてシャオミの概要を見ていくと改めてすごい企業だと感じます。
もちろん、「Xiaomi ✕ Leica」のパートナーシップについても説明がありました。
なお、参加者の中で「Xiaomi 12S Ultra」を持参していた方は、筆者を除き少なくとも1名いらっしゃいました(イベント後に少しお話ししましたが、Twitterのフォロワーさんでした)。
事前アンケートを元に質疑応答
プレゼンテーションの後は、参加者の事前アンケートを元に安達氏と質疑応答がありました。ある程度予想はしていましたが、参加者の3割以上が海外発売のシャオミ製スマホをお持ちとのことです。
また、多くの方がスマホ以外のシャオミ製品も愛用されていると答えていました。安達氏の話では、スマートウォッチやワイヤレスイヤホン等のウェアラブルも、スマホと同じメーカーで合わせる方が増えているそうです。
そして、日本でのスマホ開発についての難しさの話も。スマホのおサイフケータイ(FeliCa)や防水性能については、後者の方がハードルが高いとのこと。シャオミのスマホの多くは、グローバル基準のIP53(防滴)程度の性能を備えているものの、最高基準のIP68にするには、ハードウェアレベルで一から見直す必要があるとお話しされていたのが印象的でした。
なお、商品開発についてはプレゼンテーションの中でもお話があり、一例として海外で発売済みのスクーターを挙げられていました。以下の「Mi Electric Scooter Pro 2」は、日本の法律に適合させた製品にしてしまうと、本来のシャオミ製品のシンプルさや高機能性を損なう可能性があり、様々な検討や試行錯誤を重ねているとのことです。
なお、安達氏がシャオミに入社したのは昨年11月とのこと。商品開発では、今後どんどん安達氏の「色」が出てくることでしょう。
その他にも、「シャオミの120W or 67Wの急速充電機能を使っているか」「今後のシャオミが力を入れるべき商品セグメントはどのようなものか」「シャオミの日本におけるライバルはどのメーカーか」「今後のシャオミが力を入れていくべきことは何か」等、多数のアンケートを元に安達氏と参加者の間で熱い議論が交わされていました。
もちろん次回以降の「Xiaomi モノづくり研究所」に関する内容も。
技術者・開発者との交流については、「中国語を勉強してきてください(笑)」と冗談も仰っていました。
プレゼント企画 & 製品展示・体験
そして最後にはプレゼント企画も。なんと参加者全員当選の太っ腹な企画で、大当たりは日本で発売されたばかりの「POCO F4 GT」。そのほか「Xiaomi 11T Pro」や「Redmi Note 11 Pro 5G」など複数のスマホやAIoT、ウェアラブル製品が景品となっていました。
なお、筆者はスマートスピーカーをいただきました。実はすでに一台所有しているので、家のスピーカーがデュアル仕様になるようです。
そのほか、現在日本で発売されている商品だけでなく、海外発売の商品も展示されており、体験することもできました。今後のスマホ以外の商品展開についても注目です。
第一回「Xiaomi モノづくり研究所」
第一回「Xiaomi モノづくり研究所」まとめ
以上、簡単にではありますが「Xiaomi モノづくり研究所」の内容・感想でした。
シャオミについてのプレゼンテーションや、アンケートを元にした質疑応答等、いずれもシャオミ・ファンなら非常に興味深い内容で、勉強になると共に大いに楽しめる内容でした。
また、イベント終了後は安達氏と今後の商品展開や業界事業等、ざっくばらんにお話しさせていただきました。これまで知らなかったことや興味深いお話もあり、非常に有意義な体験ができました。
今回が初めての開催ということで、第二回以降も様々な内容で企画されることでしょう。興味がある方は是非ともご参加ください。