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Redmi Note 13 Pro+ 5G レビュー!実際に使った評価。ゲーム・カメラ・バッテリー性能を検証

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シャオミのミドルハイクラスのスマートフォン「Redmi Note 13 Pro+ 5G」の実機レビューをお届けします。

ハイエンド機のように明るいディスプレイや、最大4xロスレスズーム対応のカメラ、そしてIP68防水とおサイフケータイを備えた隙の無いコスパモデルとなっています。

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ジャンプできる目次

Redmi Note 13 Pro+ 5Gはこんなスマホ

主な特徴

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの主な特徴は以下の通りです。

主な特徴

Dimensity 7200-Ultra搭載。ミドルハイ帯の良性能

✅8GB+256GB / 12GB+512GBの大容量構成

最大4xロスレスズーム対応の2億画素カメラ

ピーク1800nitで明るい!1.5K有機ELエッジディスプレイ

120W急速充電対応の5,000mAhバッテリー

デュアルスピーカー搭載 / 画面内指紋・顔認証対応

✅nanoSIM×1 / eSIM×1対応

IP68防塵防水 / おサイフケータイ対応

SoC含め全体的に優秀なスペックですが、フラッグシップに迫る高品質のエッジディスプレイや、最大4xのロスレスズームに対応した2億画素メインカメラが特徴的。さらにIP68防塵防水(耐水没)とおサイフケータイも備えています。

Redmi Note 13 Pro+ 5G 日本版の市場想定価格は以下の通りです(いずれも税込)。

容量Redmi Note 13 Pro+ 5G
8GB+256GB59,800円
12GB+512GB74,800円

公式オンラインストアやAmazon楽天市場、家電量販店で販売中。

そのほか、格安SIM大手「IIJmio」ではMNP(電話番号そのままで他社から乗換)でお得に購入可能です。詳細は以下の記事をご覧ください。

▽IIJmioにMNPで「Redmi Note 13 Pro+ 5G」「Xiaomi 14 Ultra」がお得!

使って分かった「良いところ」

良いところ

✅ラウンド&エッジ形状で持ちやすい

✅ミドルレンジとしては高い原神パフォーマンス

✅優秀なメインカメラ。2xズームがかなり綺麗

✅カメラフィルター&アートフレームが豊富

✅直射日光下でも明るく発色も良いディスプレイ

✅充電がかなり速い。バッテリー持ちも悪くない

✅スピーカーの音質〇

全体的に高めの性能でまとまっており、防水もIP68。ハイエンドに片足を突っ込んだような使用感でした。

使って分かった「気になるところ」

気になるところ

✅4xズームは環境を選ぶ

✅暗所のズーム撮影は解像感が低い

✅超広角カメラはおまけ&マクロカメラは飾り

✅aptX Adaptiveが使えない&イヤホンジャックなし

ミドルレンジらしからぬ強力なメインカメラを備えている本機。あえてハイエンド機を見るような視点で、気になるところを挙げてみました。

逆に言えば、かなり細かく見なければかなり多くの方が満足できる性能。むしろミドルレンジとしては非常に優れたカメラ性能です。

その他、搭載しているSoCがクアルコム製ではないので、aptX Adaptiveが使えないことが弱点でしょう(LDACとLHDCは対応)。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの本体をチェック

すっきりしつつも個性的なデザインが◯

まずはデザインをチェックしていきます。今回購入したのは「オーロラパープル」というカラーです。

印象的なのは上部のマーブルのカラーパターン。カメラ周りがブルー、LEDライト周りがライトグリーン、Redmiのロゴ周りがグリーンの配色で、その他はパープルという特徴的ながらも派手過ぎないデザインとなっています。

背面パネルは緩やかにラウンド。サイドフレームは基本的にはフラットですが、背面パネルのカーブに合わせるように接合部が斜めにカットされており、デザイン性と持ちやすさ両方が考慮されています。

Redmiロゴ付近にFeliCaも搭載

背面には、さらさらとしたガラスパネルが採用されており、ミドルレンジらしからぬプレミアム感があります。サイドフレーム樹脂素材ですが、一見すると金属のように見え安っぽさを感じません。

やずX
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四隅の流れるようなフレームのカーブがまた美しい......!

最近のスマートフォンの多くが、カメラに大きな台座を設けてそれぞれのレンズを配置していますが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは台座無し。すっきりとした印象で、カメラの出っ張りは10円玉2枚分よりわずかに薄い程度でした。

やずX
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カメラ周りのシルバーのリングもおしゃれ!

また、画面はサイドが緩やかにカーブしたエッジディスプレイを採用。インカメラを収めたパンチホールも小さく目立ちません。

さらにベゼルも全体的に細くなっています。安いスマートフォンだと下部のベゼルを太めにしてコストカットしているのですが、Redmi Note 13 Pro+はわずか2.37mmとのこと。まるでハイエンドモデルのような見た目です。

細部をチェック!天面・底面にそれぞれスピーカー搭載

それでは、本体の細部もチェックしていきましょう。

右側のフレーム

本体正面から見て右側のフレームには、ボリュームキーと電源ボタンがあります。

なお、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは画面内指紋認証に対応。そのため、電源ボタンはこれまでRedmi Noteシリーズで採用されてきた指紋認証センサーを兼ねたものではありません。

左側のフレーム

本体正面から見て左側のフレームには、特に何もありません。

天面

天面にはマイク穴とスピーカー穴、IRブラスター(赤外線リモコン)。

底面

底面にはスピーカー穴、USB Type-C充電ポート、マイク穴、SIMスロットがあります。

普通、ミドルレンジのスマートフォンはデュアルスピーカーでも、片方は画面上部にある電話用スピーカーと兼用の場合が大半。一方、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは天面・底面にそれぞれスピーカーが備えられ、まるでハイエンドモデルのような配置です。

なお、SIMスロットはnanoSIMが1枚入るのみ。eSIMには対応しているので、組み合わせてデュアルSIM運用が可能です。microSDカードは非対応ですが、大容量の256GBと512GBの2モデル展開なので、そもそも容量にはあまり困らなさそうです。

IP68防水対応

Redmi Note 13 Pro+ 5GはIP68防塵防水(耐水没)に対応しています。

一般的なスマートフォンとしては高レベルの防水性能で、日本で求められることが多い仕様。万が一、水没しても多少は大丈夫そうです。

また、フラッグシップモデルで使われる「Gorilla Glass Victus」によって画面を保護。内部も新たな保護構造を採用しており、高い耐久性を持つとのことです。

本体重量は206g(フィルム込み)

本体(フィルム貼付済み)は実測で206g。本体重量は公称で約204.5gだったので、フィルムが約1.5gほどになる計算です。

また、付属のケースも含めると実測224gでした。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの付属品をチェック

ケース・フィルム・120W充電器が付属

化粧箱はシンプルなデザイン。中身は以下の通りです。

Redmi Note 13 Pro+の中身

✅本体

✅TPUケース

✅画面フィルム(貼付済み)

✅120W急速充電アダプタ&ケーブル

✅SIMピン

✅クイックスタートガイド

本体だけでなく、120W電器やケース、フィルムまで付属した豪華フルセット。とりあえず追加で何も購入しなくても、そのまま使い始めることができます。

ケースは黒いタイプ

なお、TPUケースは一般的な付属ケースに多いクリアではなく黒いタイプです。

やずX
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カメラ周りのデザインを見せるためか、がっつり穴が開いています......!

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラ性能をチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラスペック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラスペックは以下の通りです。

カメラ(焦点距離)スペック
標準(23mm)1/1.4” 2億画素,
ISOCELL HP3,

f/1.65, OIS
超広角(16mm)800万画素
マクロ200万画素

背面のカメラは、1/1.4インチとミドルレンジとしては大きい2億画素の標準カメラと、超広角カメラ・マクロカメラのトリプル構成です。

標準カメラにはOIS(光学式手振れ補正)を備え、インセンサーズーム(ロスレスズーム)にも対応。しっかり光のある環境なら、実質的に2x および 4xズームの望遠カメラとしても機能します。

動画性能は以下の通りです。

画質フレームレート
4K30 FPS
1080p30 / 60 FPS
720p30FPS

それでは、以下Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラの総評と、実際の作例をご覧ください。

総評:標準カメラの性能〇。編集で手軽にプロっぽい写真に

先に結論をまとめておくと、メインカメラはミドルレンジらしからぬ優れた性能となっています。

実用的な2xロスレスズーム

特にロスレスを謳うズーム性能は見事で、望遠カメラが無いにも関わらず2x程度(46mm)であれば解像感良好で非常に実用的です。

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ズームすることで歪みも減ります!

なお、ロスレスズームは4xまでの対応です。ただし、この技術は仕様上ピクセルが小さくなってしまうため、感光性能が低下。流石に4xズーム(93mm)ともなると画質はイマイチで、特に暗い場所では実用的ではありません。

とは言え、感光性能が最大となる1x(23mm)であれば画質は良好。低性能のカメラではキレイに撮りにくい夕日のシーンも、HDRがよく効いており美しく捉えることができました。

多種多様なフレームで作品感ある写真に

そして、すでにお気づきの方もいると思いますが、上掲の作例にあるようにRedmi Note 13 Pro+ 5Gは多種多様な写真フレームを付けることができます。

カラーフィルターもたくさん用意されているので、これらを組み合わせることで自分が撮った写真を作品っぽく仕上げることができます

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気分はまるでプロのよう!

AI補正で稀に違和感ある色になることも

一方、Redmi Note 13 Pro+ 5GはAIによる色補正を備えているのですが、これが悪さをすることも。

AI補正で色が飽和してしまった例

上掲の写真では芝生と空の色が飽和してしまい、違和感のある作例となってしまいました。

とは言え、AI補正はほとんどのシーンでは適切に機能します。色に違和感を覚える場合には、一時的にAIをOFFにすると良いかもしれません。

超広角も日中は普通に撮れる

なお、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは超広角カメラも搭載しています。

標準カメラ(23mm)

超広角カメラ(16mm)

超広角カメラは800万画素のおまけ的な性能のため、解像感はそれほど高くないのですが、日中に撮る分には割と普通に撮れます。

税込59,800円(8+256GBモデル)という価格から考えると、メインカメラは素晴らしい性能でコスパは非常に優れていると言えるでしょう。価格を抑えつつも、ある程度カメラ性能にこだわりたい方にオススメです。

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以下、ズーム性能や夜景写真なども個別にまとめているのでご覧ください。

ズーム性能が高い

以下、1x(ズームなし)と、2x、4x、6x、8x、10x(最大倍率)それぞれのズーム、超広角カメラの比較です。

1x および 2xは優れた画質で、かなりキレイに撮れています

1x(ズームなし)

2xズーム

4xズーム

4xまでがロスレスを謳うズームとなっていますが、流石に4xともなると、その仕様上ピクセルサイズが非常に小さくなるためか、画質の低下がみられます。

やずX
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でもスマホで見る分には十分キレイに見えますね!

6xズーム

8xズーム

10xズーム

4xを超えるズームはデジタルズームも組み合わせたハイブリッドズームになります。

流石にズーム倍率が上がるにつれ、画質は徐々に低下していきます。とは言え、望遠カメラが無いスマホとすれば、むしろ画質は良い方。10xズームでもよくここまで撮れてるな......と感心しました。

超広角カメラ(0.6x)

なお、超広角カメラは800万画素とおまけ的な性能です。とは言え、日中であればそこそこキレイに撮れています。スマホの画面で見る分には悪くありません。

なお、ズーム性能については最大8倍の「超解像ズーム」に対応しているGoogle Pixel 8aとも比較しています。以下の記事で詳細をご覧ください。

▽Google Pixel 8a 対 Redmi Note 13 Pro+ 5G!ズームがキレイなのはどっち?

標準カメラは実質マクロカメラに

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの標準カメラはロスレスズームに対応しているおかげで、実質的にマクロカメラとしても機能します。

標準カメラ(1x)

標準カメラ(2xズーム)

標準カメラ(4xズーム)

光がしっかりある環境では4xズームもちゃんとキレイに撮ることができました、

一方、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはこれとは別にマクロカメラも備えているのですが......、画素数はたったの200万画素。

マクロカメラ

実際に使ってみるとかなりぼやけた写りで解像感も微妙。ロスレスズームに対応した標準カメラがある以上、こちらを使うことは無いでしょう。

やずX
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こっちは完全な飾りだと思います......!

メシが美味しそうに撮れる

Redmi Note 13 Pro+ 5GのAI色補正は基本的に色が濃いめ。料理撮影時にはうまく機能していることが多く、暖色系の美味しそうな色で撮ることができました。

2xズームも良好な画質で撮れるので、料理をたくさん撮る方にはオススメ。また、多種多様なカラーフィルターとフレームを使って、オシャレな写真に仕上げることもできます。

夜景は1xであればキレイに撮れる

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは夜景モードも備えています。

手動で選ぶ夜景モードもありますが、基本的にはオートで十分。暗さに応じて1s~5sで露光時間を調整して、暗所でも明るく綺麗に撮影してくれます。

標準カメラ(1x)

標準カメラ(2xズーム)

ただし、高い解像感で夜景が撮れるのは実質的に1xの時のみ。というのも、実は暗所では本機が得意とする2x および 4xのロスレスズームは使えません。

この技術は感光性能を犠牲とする都合上、そもそも暗所では明るく綺麗に撮れないためです。そのため、一定の暗さになるとロスレスズームは行わず、単なるデジタルズームとなるため解像感が低下します。

超広角カメラ(0.6x)

また、標準カメラよりも圧倒的にセンサーサイズの小さい超広角カメラは明確に夜景が弱点。メインカメラ(1x)と比べると非常に暗くノイジーです。

標準カメラ(1x)

標準カメラ(2xズーム)

超広角カメラ(0.6x)

とは言え、本機の魅力はやはり標準カメラ。ミドルレンジモデルでここまで綺麗に撮れれば、十分優れた性能と言えるでしょう。

OIS搭載でなめらかな動画が撮れる

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、標準カメラと望遠カメラにOIS(光学式手振れ補正)を備えており、手振れの少ないスムーズな動画を撮影できます。

※圧縮しているため、解像度・フレームレートは実際よりも低下しています。

実際に撮影してみると、急に向きを変えたり走ったりしてみても、手振れがかなり少ない自然な動画が撮影できました。

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Redmi Note 13 Pro+ 5Gの処理性能・ゲーム性能をチェック

ベンチマークは77万点以上

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、SoCにメディアテック製の「Dimensity 7200-Ultra」を搭載しています。

そこで、ベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.10)」を使って処理性能を測ってみました。端末はパフォーマンスモードに設定しています。

3回連続で行ったところいずれも78~79万点以上のスコアを記録。温度も最高で37℃台に抑えられており非常に良い結果です。

ミドルレンジのSoCとしては高めの性能を持つDimensity 7200-Ultraに加え、4000mm²の大型ベイパーチャンバーによる冷却も備えているためか、温度制御も優秀なようです。

やずX
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安定して高いスコアを出しつつ、温度制御もしっかりしていて好印象!

「原神」は中画質で快適に動作

人気の3Dゲーム「原神」の動作を、検証ツール「TakoStats」を用いてチェック。最高画質は流石に荷が重すぎるので、中画質で検証しました。

比較的動作の重めな「スメール(砂漠)」にて、フィールドをマラソンしつつ出会った敵と戦闘。特に固まることもなく快適なプレイが可能でした

中画質:平均44.398FPSで動作

FPS:おおよそ45FPS前後で動作

中画質+60FPS設定では、30分間のプレイで平均45FPS近くをキープ。全体的にはわずかに不安定になることもありましたが、ピークパフォーマンスは高めでミドルレンジモデルとしては優秀な結果です。

なお、バッテリー温度については計測できなかったので、別のアプリで確認したところゲーム終了時で約41℃と許容範囲でした。

平均44.398FPSであることを考えれば、初めから最高45FPSに設定しても良いかもしれません。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、高い水準を求めなけば十分に「原神」を楽しむことができるでしょう。

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Redmi Note 13 Pro+ 5Gの画面をチェック

高精細で発色良好な有機ELエッジディスプレイ

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、解像度1.5K(2712x1220)、6.67インチの有機ELエッジディスプレイを搭載しています。

もちろんリフレッシュレートは最大120Hzでなめらかに駆動。12bit(10億色)の色表現や100% DCI-P3の広色域に対応していることもあり、発色は良好。かなり綺麗に見えます。

リフレッシュレートとFPSについて

リフレッシュレート(Hz)は画面側の書き換え性能、フレームレート(FPS)はアプリ側の書き換え性能を示します。

画面が120Hzに対応していてもアプリが60FPSであれば、120Hzの効果は得られません(たとえば原神は最大60FPSなので60Hzで駆動する)。

また、1920Hzもの高周波PWM調光にも対応。暗所で使用してもちらつきをほとんど感じず、目に優しいディスプレイとなっています。

さらに特徴的なのは、Redmi Noteシリーズとしては初のエッジディスプレイを採用したこと。

これにより、大きな画面でありながら横幅が抑えられ(74.2mm)、持ちやすくなっています。

明るい表示で、直射日光下でも視認可

ピーク輝度は1800nitとミドルレンジとしては破格の高さで、直射日光下でも明るく表示可能でした。

基本的に1000nitもあれば、野外で見えないということにはならないイメージですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは十分すぎるくらいです。

Widevine L1。アマプラでHD再生可

Redmi Note 13 Pro+ 5GはWidevine L1対応です。

これは著作権セキュリティレベルのことで、L1」は最高の数値。AmazonプライムビデオやNetflixの高画質再生には必須のものです。

実際にAmazonプライムビデオで再生してみましたが、ちゃんとHD画質で再生ができました。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの充電・電池持ちをチェック

底面中央にType-C充電ポート

120W急速充電は超高速

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、19分で満充電(0%→100%)できるという120W急速充電に対応しています。

そこで、急速充電器を用いてバッテリー残量が1%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
5分39%
10分62%
15分81%
20分100%

今回の検証で満充電にかかった時間は20分でした。気温などにより多少の前後がありますが、非常に速い速度で充電が可能で、たったの5分間で39%まで充電できていました。

また、充電速度を下げて発熱を抑える充電設定(実はこちらがデフォルト)もあります。こちらの結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
10分50%
20分78%
28分100%

こちらの場合は満充電にかかった時間は28分でした。

最高出力での充電はバッテリー温度が40°を超えることがありますが、こちらの場合は40°未満に抑えて充電するため、バッテリーにより優しくなっています。特に急ぎでない場合は、こちらで十分でしょう。

電池持ちは普通~良好

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちは普通~やや良好です。

Amazon Prime Videoを2時間再生させるテストでは、他の端末とも比較し以下の結果に。バッテリー100%・音量100%・輝度約60%の状態で行っています。

機種
1時間後2時間後
Redmi Note 13 Pro+ 5G96%88%
AQUOS sense895%90%
motorola edge 40
92%81%
Google Pixel 7a
96%86%
OPPO Reno9 A
95%88%

カメラやSNS、ウェブブラウジングなど一般的用途での一日間の使用では、だいたい30%~40%ほど残る日がほとんどでした。

一般的な用途で、一日バッテリーが持たないという方はほとんどいないでしょう。また、使わずに放置した場合のバッテリー消費も少ない印象です。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの音響をチェック

音質良好なデュアルスピーカー

Redmi Note 13 Pro+ 5Gはデュアルスピーカーを搭載しています。

底面のスピーカー(右側の5つの穴)

天面のスピーカー(右側の3つの穴)

天面と底面にそれぞれスピーカー穴がありますが、実は画面上部の穴からも音が出ており、上部のスピーカーはこちらがメイン。

これにより、正面および左右に音が広がるようになっており、空間的なオーディオを提供する技術Dolby Atmosも対応。音質もバランスが良く、ミドルレンジモデルとしてはかなり優れたスピーカーだと思います。

LDAC、LHDCに対応。aptX Adaptiveは非対応

Bluetoothコーデックでは、高音質のLDAC、LHDCに対応。一方でaptX Adaptiveに非対応です。

日本では、LHDCのワイヤレスイヤホンはほとんど流通していません。高音質で音楽を聴きたい場合は、必然的にLDAC対応のものを選ぶことになりそうです。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gの指紋・顔認証をチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、画面内指紋認証顔認証の両方に対応。どちらも反応は速く、良好な使用感でした。

指紋認証

顔認証

ただし指紋センサーは結構下にあるので、手の小さい方の片手持ちだと押しにくいです。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックをチェック

Redmi Note 13 Pro+ 5G 日本版のスペックは以下の通りです。

 Redmi Note 13 Pro+ 5G
OSAndroid 14, Xiaomi HyperOS
SoCDimensity 7200-Ultra
メモリ8 / 12 GB, LPDDR5
容量256 / 512 GB, UFS 3.1
画面6.67インチ, 1.5K (2712x1220),
有機EL エッジスクリーン,
リフレッシュレート 120Hz,
タッチサンプリングレート 2160Hz (瞬間),
ピーク輝度 1800nits,
1920Hz PWM調光,12bit,
100% DCI-P3, Dolby Vision
アウトカメラ
メイン:2億画素+OIS
超広角:800万画素

マクロ:200万画素
インカメラ
1600万画素
電池5000mAh, 120W急速充電
音響ステレオスピーカー,
Dolby Atmos, Hi-Res
4GLTE FDD: 1/2/3/4/5/7
/8/12/13/17/18/19
/20/26/28/32/66
LTE TDD: 38/40/41
5Gn1/3/5/7/8/20/28
/38/40/41/66/77/78
生体認証画面内指紋・顔
おサイフケータイ対応
防塵防水IP68
その他Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3
IRブラスター,
X軸振動モーター
寸法161.4 x 74.2 x 8.9mm, 204.5g
本体色ムーンライトホワイト,
ミッドナイトブラック,

オーロラパープル
価格(税込)
8+256GB: 59,800円
12+512GB: 74,800円

ソース:Xiaomi

Redmi Note 13 Pro+ 5G レビューまとめ

以上、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのレビューでした。

ミドルレンジとしては高い処理性能に加え、最大4xロスレスズームが可能な2億画素カメラ、120W急速充電対応の大容量バッテリーを搭載しており、隙がありません。

さらにRedmi Noteシリーズとしては初のIP68防塵防水対応。背面もガラスを採用しており質感も良好。価格も税込59,800円~と抑えられており、理想的なミドルハイクラスのスマートフォンと言えるでしょう。

Redmi Note 13 Pro 5G / 13 Pro+ 5Gの販路・価格

Redmi Note 13 Pro 5G / 13 Pro+ 5Gは、2024年5月16日に発売されました。

販路はPro 5Gが au およびUQモバイル、Pro+ 5Gがキャリアフリー(SIMフリー)。価格は以下の通りです(いずれも税込)。

容量Pro 5GPro+ 5G
8GB+256GB36,400円59,800円
12GB+512GB-74,800円

Pro+ 5Gについては、公式オンラインストアやAmazon楽天市場、家電量販店等で販売されています。

そのほか、格安SIM大手「IIJmio」ではMNP(電話番号そのままで他社から乗換)でお得に購入可能。詳細は以下の記事をご覧ください。

▽IIJmioにMNPで「Redmi Note 13 Pro+ 5G」「Xiaomi 14 Ultra」がお得!

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Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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