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POCO M5 実機レビュー!ハイパフォーマンスとレザー風パネルが魅力の低価格スマホ

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POCO M5は2万円前後の価格ながら、新型4Gチップ「Helio G99」や、5000万画素カメラを搭載したシャオミの4Gスマホです。

今回は、実機をご提供いただけたのでレビューしていきます。

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POCO M5の本体と付属品をチェック

レザー風に加工された背面がかっこいい

POCO M5の背面パネルは、樹脂ながらレザー風に加工されており、エントリーモデルらしからぬかっこよさがあります。ボディカラーは、ブラックの他、イエローとグリーンの3色です。

メカメカしいカメラユニットは左右の端から端まで大きく広がっており、大きな「POCO」ロゴも相まってかなり存在感があります。

天面には、3.5mmイヤホンジャック、マイク穴があります。

底面には、スピーカー穴、USB Type-C 充電ポート、マイク穴があります。

端末正面から見て右側にはボリュームキー、電源ボタン兼指紋センサーがあります。

端末正面から見て左側にはSIMカードスロットがあります。

付属品はケース・充電器もセット

パッケージは、POCOブランドらしく蛍光イエローの派手なデザインです。内容物は以下の通りです。

パッケージ内容

本体

TPUクリアケース

フィルム(貼付済)

充電器&ケーブル

SIMピン

説明書等

パッケージ内容は以上の通り。ケース、フィルム、充電器がセットになっており、そのまま使い始めることができます。

付属のケースは、主張の強いカメラユニットを完全に覆うタイプです。

POCO M5のディスプレイをチェック

90Hzリフレッシュレートの液晶画面

POCO M5は、6.58インチの液晶ディスプレイを搭載しています。90Hzのリフレッシュレートに対応しており、滑らかに動きます。

輝度は高くない

インカメラは画面上部中央の水滴型ノッチに収められています。

輝度は500nitsとのことで、直射日光下で使うと少し暗く感じます。

POCO M5の処理性能と動作・発熱をチェック

Helio G99搭載でAnTuTu34万点

Redmi 10はMediaTek製「Helio G99」という4Gチップセットを搭載しています。

実際に処理性能を「AnTuTuベンチマーク(Light)」を使って計測したところ、約34万点でした。

サクサク動作。強い発熱も感じない

2万円前後のエントリークラスの端末としてはかなり高い数値。これくらいあれば日常動作はもたつきなく動き、重くないゲームなら十分楽しめます。

また普通に使っていて、特に強い発熱は感じませんでした。

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POCO M5のカメラをチェック

トリプルカメラだが実質5000万画素シングル

POCO M5は最大5000万画素のトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・メイン(広角):5,000万画素(ISOCELL JN1)

・マクロ:200万画素

・深度センサー:200万画素

超広角カメラは無く、メインカメラの他は200万画素のマクロと深度センサーです。深度センサーは距離を測るものなので写真や動画は撮れません。

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200万画素マクロも低画質で実用性に乏しいので、実質メインカメラのみと思った方が良いです。

作例は以下の通りです。

全体的に暗く色は薄め

POCO M5は、エントリーモデルだからなのかAIによる補正機能は省かれています。以下は5,000万画素メインカメラの作例です。

色は若干薄めであまり明るくありません。落ち着いた色が好みの方は良いと思いますが、白飛びはしやすいです。

落ち着いた色ではあるものの、自然かというとそうではありません。どちらかと言えば暖色系の色を出す傾向にあり、若干目で見るより赤色または黄色っぽくなっている気がします。

ズーム性能低め

POCO M5は望遠カメラはありませんが、5,000万画素メインカメラによる最大10倍のデジタルズームが可能です。以下、作例になります。

1倍

2倍

1倍と2倍ズームで撮影しました。2倍程度だと少し粗さを感じますが、実用的な性能だと思います。

3倍

4倍

5倍

3倍以降のズームは粗さがはっきりと分かるようになってきます。5倍までズームするとボヤッとした部分も出てきます。

10倍

最後に10倍の作例です。ここまで拡大すると絵のような画質になりました。

夜景はピント合わせに苦労する

POCO M5は夜景モードを搭載しています。

←非夜景モード:夜景モード→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

上のスライダー付き画像は左が非夜景モード、右が夜景モードありとなっています。夜景モードを使うと全体的に明るくなり、白飛びも抑えられますがノイズはそのままな印象で、あまり綺麗ではありません。

そもそも、メインカメラの5,000万画素センサー「ISOCELL JN1」は、1/2.76インチの小型センサーなので光の少ない環境は不得意です。

以上の作例を撮影は上手くいったパターンで、暗所では以下のようにピントがかなり合い辛く、かなり迷ってしまっていました。

マクロカメラは粗い

POCO M5は200万画素のマクロカメラも備えています。数字が示す通りかなり粗い画質です。

メインカメラ

マクロカメラ

以上の作例の通り、マクロカメラはメインカメラよりも寄って撮れるのですが、画質はお察しの通り。綺麗な写真を撮るというような用途では、使う機会はまずないでしょう。

総評:THE エントリーモデルなカメラクオリティ

POCO M5のカメラは「THE エントリーモデル」といった印象です。

メインカメラは、色が薄かったり暗めの写りではあるものの一応撮れるレベル。

ただし、ズームや夜景撮影など少しでも高度なことは苦手で、AIによる色味の補正もありません。カメラに期待して買う機種ではないという事は書いておきたいと思います。

POCO M5はバッテリー・充電性能をチェック

充電はType-C

バッテリー持ちを検証。かなりよく持つ

POCO M5のバッテリー容量は5,000mAhで、かなり大きめなバッテリーです。

バッテリー100%・音量100%・輝度60%の状態で、Amazon Prime Videoを標準画質で2時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。価格の近い端末との比較表は以下の通りです。

機種(リフレッシュレート)1時間後2時間後
POCO M5(90Hz)95%89%
OPPO Reno7 A(90Hz)93%88%
Redmi Note 11 Pro 5G(120Hz)93%86%
moto g52j 5G 5G(120Hz)93%86%

結果はかなりバッテリー持ちが良いです。ハードな使い方でも1日耐えられるレベルで、ライトな用途なら余裕で2,3日持つと思います。

充電速度を検証。充電速度は遅い

POCO M5は18Wの急速充電を搭載しています。

そこで、急速充電器を用いてバッテリー残量が0%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。詳細は以下の通りです。

充電時間バッテリー
30分29%
1時間61%
1時間30分89%
2時間99%
2時間6分100%

満充電にかかる時間は約2時間でした。5,000mAhもバッテリー容量があるので、急速充電とは言うものの18W程度ではそこそこ時間がかかります。

とは言えバッテリー持ち自体が良く、1時間あれば60%も充電できるので、タフにバッテリーを使い倒せる機種と言えるでしょう。

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POCO M5の音響をチェック

シングルスピーカーだが音量は大きい

POCO M5のスピーカーは残念ながらシングル仕様。ただし音量自体はそれなりに大きいので、音質はともかく迫力は悪くありません。

イヤホンジャックあり

POCO M5は端末の天面にイヤホンジャックを搭載。ワイヤレスイヤホンだけでなく、有線イヤホンも使うことができます。

POCO M5のスペック表

POCO M5のスペック表は以下の通りです。

 POCO M5
OSAndroid 12 (MIUI 13 for POCO)
SoCHelio G99
メモリ4GB / 6GB, LPDDR4X
容量64GB / 128GB, UFS2.2
最大1TBのmicroSD等に対応
画面6.58型, 液晶, FHD+
リフレッシュレート: 最大90Hz
タッチサンプリングレート: 最大240Hz
輝度: 500nits
カメラ
(背面)
メイン (広角):5000万画素
マクロ:200万画素
深度センサー:200万画素
カメラ
(正面)
500万画素
電池5000mAh, 18W充電
音響シングルスピーカー
3.5mm イヤホンジャック
生体認証側面指紋/顔
防塵防水なし
4G1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41
寸法163.99 x 76.09 x 8.9mm, 201g
本体色ブラック, イエロー, グリーン
その他NFC, IRブラスター, Bluetooth5.3
通常価格4GB/64GB: 169ドル(約2.4万円)
4GB/128GB: 189ドル(約2.7万円)
6GB/128GB: 209ドル(約2.9万円)

ソース:POCO

技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「POCO M5」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

POCO M5レビューまとめ:サクサク動作と大容量バッテリーが魅力

POCO M5のレビューをお届けしました。

ポイント

レザー風の背面がカッコイイ

AnTuTu 34万点!日常使いは普通にサクサク動く

メインカメラは昼間は普通には撮れる程度

バッテリー持ちがとても良い

イヤホンジャック&microSD対応

2万円前後のエントリー帯のスマートフォンですが、AnTuTuスコアは34万点に達しており動作が意外とサクサク。レザー風の背面がかっこよく、バッテリー持ちも優れています。

一方、カメラが最低限の性能で液晶画面、シングルスピーカーであるなど、やはりエントリーモデルらしさもあります。日本でも販売されている「Redmi Note 11」から画面・充電・スピーカー性能を削って、処理性能を向上させたようなスマホです。

POCO M5は、ライトユーザーだが「Redmi Note 11」よりも高い処理性能を求める方や、安価なサブ機が欲しい方にはおすすめです。

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POCO M5 / M5s プレセール!

POCO M5は2022年9月6日16時(日本時間)よりプレセールが開始予定で、価格は以下の通り。プレセール時は赤い字の価格になります。

・メモリ4GB+ストレージ64GB:169ドル(約2.4万円)
 →プレセール時:149ドル(約2.1万円)

・メモリ4GB+ストレージ128GB:189ドル(約2.7万円)
 →プレセール時:169ドル(約2.4万円)

・メモリ6GB+ストレージ128GB:209ドル(約2.9万円)
 →プレセール時:189ドル(約2.7万円)

さらに10ドルOFFクーポンが販売ページで取得可能で、最小構成モデルは約2万円で購入できるようです。

やずX
AnTuTu37万点超えのスペックが2万円を切る価格なら魅力ですよね!

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POCO M5 - AliExpress

また、POCO M5sのプレセール価格は以下の通り。プレセール時は赤い字の価格になります。

・メモリ4GB+ストレージ64GB:189ドル(約2.7万円)
 →プレセール時:169ドル(約2.4万円)

・メモリ4GB+ストレージ128GB:209ドル(約2.9万円)
 →プレセール時:189ドル(約2.7万円)

・メモリ6GB+ストレージ128GB:229ドル(約3.2万円)
 →プレセール時:209ドル(約2.9万円)

さらに10ドルOFFクーポンが販売ページで取得可能です。M5と比べるとSoC性能等でわずかに劣るものの、全体的にはM5sの方が上位のスペックで価格も高くなっています。

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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