シャオミのハイエンドスマートフォン「POCO F6 Pro」を購入したので、非常に重いことで有名なゲーム「原神」をプレイしてみました。
ハイエンドチップを搭載しながら、市場想定価格は驚きの税込69,980円~。高性能かつ高コスパの製品を求めるユーザーにオススメのスマホです。
POCO F6 ProのAnTuTuベンチマークスコア
POCO F6 ProはSoCにクアルコム製「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.2.7)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。
結果はいずれも150万点台という高いスコアを記録。これくらいのスコアであれば、重いと言われる原神でも最高画質で快適にプレイできることが期待できます。
なお、以下の記事では、POCO F6 ProのAnTuTuベンチマークスコアの詳細についてまとめているので、是非合わせてご覧ください。
▽POCO F6 ProのAnTuTuベンチマークをチェック!話題の高性能・高コスパスマホ
POCO F6 Proで「原神」動作チェック
ベンチマークの話は最低限にしておいて、実際にPOCO F6 Proの原神の動作を検証していきます。
アプリ「TakoStats」を使ってFPSの推移を計測。ゲームとスマホ側の設定は以下の通りです。
検証した場所は比較的動作が重くなりがちなスメールの砂漠で、30分程度フィールドをマラソンしつつ、適度に戦闘も行っています。
ゲーム開始から20分程度はほとんど60FPSに張り付くような動きで非常に軽快。一方、それ以降は発熱制御のためか上限を30FPSや45FPSに制御しているような動きがみられました。
表面温度も開始20分で約52℃と高め。POCO F6 Proはガラス製背面パネル、アルミフレームと熱伝導率の高い素材を採用しているため、実際に手で持っていても比較的熱いと感じます。
ただし、熱伝導率が高いということは熱が外に逃げやすいということでもあるので、ここは一長一短と言ったところでしょうか。また、FPSの制限はかかるものの、極端に処理落ちしてまともに戦闘ができないというようなことはありませんでした。
今回はパフォーマンスモードおよびWild BoostモードをどちらもONにして検証しましたが、スマホクーラーがなければパフォーマンスの維持は難しそうです。
スマホクーラーなしで長時間安定したゲームプレイを行いたい場合は、これらの機能はOFFにした方が良いかもしれません。
まとめ:ピークパフォーマンス良好も発熱が気になる
以上、POCO F6 Proの「原神」性能チェックでした。
AnTuTuベンチマークで150万点超えというハイスコアが示すように、原神のピークパフォーマンスは良好。一方で発熱がやや強く、検証後半ではFPSの制限がかかるシーンもみられました。
本機にはゲームパフォーマンスを底上げする独自機能が備わっていますが、これらの機能はその分発熱を強めてしまう可能性があるため、使用する場合はスマホクーラーの導入を検討した方が良さそうです。