OPPOが毎年春頃に日本向けに発表する「Reno A」シリーズの2025年モデル「OPPO Reno13 A」の正式発表が間近に迫っているようです。
このほど、Google Playの対応端末リストに機種名が記載されていることが判明しました。
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Google Play 対応端末リストに記載あり
Reno AシリーズはOPPOが日本向けに発売しているミドルレンジスマートフォンのシリーズで、昨年には「OPPO Reno11 A」が発売されています。
例年通りであればReno Aシリーズは数字を一つずつ飛ばして更新されていくため、新たなモデルは「OPPO Reno13 A(仮称)」と予想されます。
そして、今回「Reno13 F 5G/Reno13 A」がGoogle Play 対応端末リストに加えられていることが判明。同リストに登録されたということは、本機の発売が間近に迫っていることを示唆しています。
型番は「CPH2699」で、海外で発売されている「OPPO Reno13 F 5G」と同様です。
そのため、OPPO Reno13 AはOPPO Reno13 F 5Gをベースにしたモデルと考えられ、多くのスペックが共通していると思われます。
現時点で詳細は不明ですが、OPPO Japan(@OPPOJapan)の公式Xアカウントは、以下の通り「2025年6月19日、OPPO AI新機能と新製品を発表」することを伝えています。
皆様、お待たせいたしました!
— OPPO Japan (@OPPOJapan) May 21, 2025
2025年6月19日、OPPO AI新機能と新製品を発表させていただきます。
OPPOファンの皆様を発表会に抽選でご招待いたします。
下記フォームよりご応募ください!https://t.co/0klHWy3avo
応募締切:2025年6月4日 23:59まで
このことから、2025年6月19日にOPPO Reno13 Aが発表されることが期待されます。
OPPO Reno13 Aのスペックは?
前述の通り、OPPO Reno13 AのベースモデルはOPPO Reno13 F 5Gと考えられ、多くのスペックが共通していると思われます。
以下、OPPO Reno13 F 5Gの主なスペックを参考に、OPPO Reno13 Aに期待されるポイントをまとめます。
パフォーマンス:高負荷時の性能が向上?
OPPO Reno13 F 5GはSoCにクアルコム製「Snapdragon 6 Gen 1」を搭載。AnTuTuベンチマーク(Ver.10)でのスコアはおよそ60万点程度と考えられます。
なお、OPPO Reno11 Aの場合、メディアテック製「Dimensity 7050」を搭載しており実測で60万点程度でした。そのため、OPPO Reno13 Aもほぼ同等の性能になりそうです。
▽OPPO Reno11 A レビュー!実際に使った評価。ベンチマーク・カメラ・バッテリー性能を検証
一方、OPPO Reno13 F 5Gは冷却用に4364mm²のベイパーチャンバーを搭載しています。このことから、ゲームなど高負荷時の安定性が向上している可能性があります。
その他、OPPO Reno13 F 5Gの容量は、メモリ8GB / 12GB、ストレージ128GB / 256GB / 512GBとなっています。OPPO Reno13 Aの容量構成がどうなるかも注目です。
画面:輝度改善で視認性が向上?
OPPO Reno13 F 5Gは画面に約6.67インチの有機ELディスプレイを採用しています。
解像度はFHD+で最大リフレッシュレートは120Hz、また通常時の画面輝度は600nits、HBM輝度で1200nitsとなっています。
OPPO Reno11 Aの場合もほぼ同等のスペックでしたが、通常時の画面輝度は500nits、最大輝度が900nitsでした。
OPPO Reno13 Aでは画面がより明るく視認性が向上していることが期待されます。
カメラ:OIS搭載が強化ポイントに?
OPPO Reno13 F 5Gは、5000万画素メイン(+OIS)、800万画素超広角、200万画素マクロのトリプルカメラを搭載。また、インカメラは3200万画素です。
これに対して、OPPO Reno11 Aは6400万画素メイン、800万画素超広角、200万画素マクロのトリプルカメラに加えて3200万画素のインカメラを搭載していました。
注目はメインカメラにOIS(光学式手振れ補正)が搭載されていることで、OPPO Reno13 Aも同じ仕様であれば、この点は純粋に強化と言えるでしょう。
なお、メインカメラの画素数は減少しているものの、より重要なのはセンサーサイズです。
OPPO Reno13 F 5Gに搭載されている5000万画素センサーは不明ですが、仮にOPPO Reno11 Aと同程度のサイズのものを採用しているのであれば、画質面での心配はあまりしなくて良さそうです。
バッテリー・充電:容量UP・出力DOWN
OPPO Reno13 F 5Gは5800mAhもの大容量バッテリーを搭載しており、充電出力は最大45Wとなっています。
一方、OPPO Reno11 Aは5000mAhバッテリーを搭載し、充電出力は最大67Wでした。
この点から、OPPO Reno13 Aもバッテリー持ちではスペックアップ、充電速度という点ではスペックダウンとなる可能性が高そうです。
その他のスペック
寸法・重量では、OPPO Reno13 F 5Gは厚さ約7.76mm(or 約7.82mm)、重量約192gとなっています。
これに対してOPPO Reno11 Aは厚さ約7.6mm、重量約177gだったので、OPPO Reno13 Aは重量増となっている可能性が高そうです。
OPPO Reno13 F 5GはIP69/IP68/IP66の防塵防水に対応。80℃の高温水や水深2m環境での30分間の水没に耐える性能を持っているとのこと。
OPPO Reno11 AはIP65と耐噴流程度の性能で、高温水や浸水への耐性は不安があったため、OPPO Reno13 Aの防水性能は大幅に向上している可能性があります。
そのほか、OPPO Reno13 F 5Gはステレオスピーカーを搭載しており、Google Geminiや、友達のiPhoneとLivePhotosを簡単に共有できる機能が備わっているとのこと。
また、反射除去などの画像補正機能や、文法・誤字脱字チェックなど様々なAI機能に対応しているとのこと。
なお、筆者が特に注目しているのがスピーカー性能の向上で、OPPO Reno11 Aはモノラルスピーカーでした。
OPPO Reno13 F 5Gと同様にOPPO Reno13 Aがステレオスピーカーを搭載しているのであれば、前モデルよりも臨場感あふれるサウンド体験が期待できます。
なお、OPPO Reno13 Aは日本仕様のシリーズということで、これまでと同様にFeliCa(おサイフケータイ)に対応している可能性が高いでしょう。
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ソース:Google Play 対応端末リスト(Google Play Supported devices)、OPPO(Global)