ゲーミングスマホ市場を牽引するREDMAGICから、最新フラッグシップモデル「REDMAGIC 11S Pro」が登場しました。
心臓部には特別仕様の「Snapdragon 8 Elite Gen 5 リーディングバージョン」を搭載し、空冷ファンと水冷機構を融合させた驚異のハイブリッド冷却システムで極限のパフォーマンスを引き出す、まさにモバイルゲーミングの到達点とも呼べるデバイスです。
さらに、冷却用の吸排気口を備えながらもIPX8防水に対応し、日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)も完備。日常利用における弱点をも克服した、超強力なゲーミングギアとなっています。
今回はREDMAGIC 11S Proをお借りすることができたので、以下レビューにまとめます。
製品貸出:Fastlane Japan株式会社(REDMAGIC日本総代理店)
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本体デザイン・付属品
REDMAGIC 11S Proのパッケージは、「ゲーミング」感あふれるデザインとなっています。

箱の中には、本体に加えてブランドカラーを象徴する赤いType-Cケーブルと、最大80Wの急速充電に対応するパワフルな充電器が同梱されています。

さらに、背面のメカニカルなデザインを隠さない半透明の専用ケース、あらかじめ貼り付け済みのディスプレイ保護フィルムまで揃っており、購入後すぐにフル稼働させられる完璧なセット内容です。
本体を手に取ると、約241g(専用ケース装着時は261g)という確かな重みを感じます。


しかし、これは決してネガティブな要素ではなく、7,500mAhの超大容量バッテリーや複雑な冷却ユニットが隙間なく詰め込まれた「性能の密度」を物語る重量と言えるでしょう。

角張ったシャープなフォルムと指先に伝わる冷ややかな質感は、ただ軽いだけのスマートフォンとは次元の違う、重厚なメカとしての所有欲を満たしてくれます。

側面には、指の動きに520Hzの超高頻度で応答するショルダートリガーや、ワンタッチでゲームモードへ移行できる赤いスライドスイッチが配置されています。

そして目を引くのが、側面に設けられた吸気・排気スリット。最大24,000RPMで唸りを上げる空冷ファンと、背面パネル越しに見える水冷システム「AquaCore」が連動して熱を逃がす設計は、まさに持ち運べるハイエンドPCのようです。

これだけの開口部を持ちながらIPX8防水を実現している技術力には驚きの一言。また、背面のロゴマーク部分にはFeliCaを内蔵しています(その代わり、グローバル版と異なりロゴ部分は光りません)。

ただし、本体の厚みは約8.9mmあるため、手の小さいユーザーにはやや大ぶりに感じられる点には留意すべきでしょう。

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パフォーマンス

REDMAGIC 11S Proに搭載されるSoCは、極限までチューニングされた「Snapdragon 8 Elite Gen 5 リーディングバージョン」。これに独自のゲーミングチップ「RedCore R4」が協調して動作します。
その処理能力を測るべく、AnTuTuベンチマーク(Ver11.0.8)を3回連続で実行した結果、最高で410万点を超える圧倒的なスコアを叩き出しました。

一方で、高い処理能力を維持するための代償も。ベンチマークの連続テスト中、バッテリー温度は最高53℃まで上昇しています。
一般的なスマートフォンに備わっている、発熱時に強制的に性能を落とす「サーマルスロットリング」の介入が遅く、熱と引き換えにピーク性能を出し続ける強気な制御になっていると思われます。
また、空冷ファンが最大出力で回転する際の音はハンディファン並みに大きいため、静粛性が求められる環境でのプレイには注意が必要です。

とは言え、その高い性能は実際のゲームプレイにおいて絶大な恩恵をもたらします。
『原神』や『アークナイツ:エンドフィールド』といった最重量級の3Dタイトルにおいても、最高画質設定でほぼ60fpsに張り付く極めて安定した動作を見せつけました。

さらに、『原神』においては、独自のフレーム補間技術を活用して最大144fpsもの圧倒的に滑らかな映像体験を提供します。
ゲーム性能の詳細については、以下のnoteの記事をご覧ください。
▷REDMAGIC 11S Proのゲーム性能は?進化した水冷搭載スマホで「原神」「アークナイツ:エンドフィールド」をプレイしてみた(note)
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画面

REDMAGIC 11S Proのディスプレイの主要スペックは以下の通りです。
- 画面サイズ:6.85インチ(UDC搭載 有機ELパネル)
- リフレッシュレート:144Hz
- 画面輝度:ピーク輝度1800nit
ディスプレイを点灯させると、そこには一切の遮蔽物がない完全な長方形の映像空間が広がります。

これは、インカメラを画面の下に配置する最新のUDC(画面下カメラ)技術によって実現されたもの。
パンチホールも切り欠きも存在しない6.85インチの大画面がもたらす没入感は凄まじく、一度この視界を体験すると従来のスマートフォンには戻れなくなるでしょう。

また、BOE製の有機ELパネルを採用しており、発色は鮮やかで美麗。144Hzの高リフレッシュレートにより、激しいアクションゲームでも残像感のない滑らかな描画が可能です。
画面輝度についても十分な1800nitsのピーク輝度に対応しており、屋外の強い日差しの下でも高い視認性を誇っていました。

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カメラ

REDMAGIC 11S Proのカメラスペックは以下の通りです。
- メインカメラ:約5,000万画素(1/1.55インチ、OIS光学式手ブレ補正内蔵)
- 超広角カメラ:約5,000万画素(1/2.88インチ)
- マクロカメラ:約200万画素
ゲーミングスマホにおいて軽視されがちなカメラ性能ですが、本機は必要十分なスペックを担保。
日中のような光量のあるシーンでは、コントラストが効いたSNS映えするシャープな写真を撮影可能です。


一方、本機には望遠カメラは非搭載。2倍ズーム程度であれば画質の劣化はほとんど気になりませんが、5倍までデジタルズームをかけると解像感の粗さが目立つ結果となりました。



なお、カメラの構成は一応トリプルレンズですが、200万画素のマクロレンズはあくまでオマケ程度の存在です。


アップルのiPhone 17などに代表される一般的なハイエンドモデルのカメラと同等の水準であり、カメラ性能に特化したフラッグシップ機には及びません。
とはいえ、日常の記録用デバイスとしての役割は十二分に果たしてくれる画質だと感じました。
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バッテリー・充電

REDMAGIC 11S Proのバッテリー容量は、標準的なスマートフォンの約1.5倍にあたる驚異の7,500mAhを搭載しています。
約250ルクスの環境において本機を自動輝度設定にし、YouTubeで4時間動画を再生したところ、バッテリー残量は100%から91%へとわずか9%しか減少しませんでした。
さらに、空冷・水冷システムをフル稼働させた状態で『原神』を30分プレイしても消費は約7%に留まっており、バッテリー持ちも優秀です。
※REDMAGIC 11S Pro の設定はライズモードの場合
充電速度に関しても申し分ありません。付属の専用充電器を使用することで最大80Wの急速充電に対応します。
バッテリー残量1%からの充電実測では、15分で36%、30分で60%、45分で94%まで回復し、60分で100%のフル充電が完了しました。
さらに、バッテリーを経由せずシステムへ直接給電する「充電分離(バイパス給電)」機能も備えているため、発熱によるバッテリー劣化を防ぎながら長時間のハードなプレイを続けることができます。
また、ワイヤレス充電にも対応しており、日常の利便性も抜かりありません。
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音響
本体の上下に配置されたデュアルステレオスピーカーはDTSサウンドに対応しており、音の広がりが良好。イヤホンなしでもゲームや動画を迫力あるサウンドで楽しめる仕上がりです。

そして、音ゲーマーやFPSプレイヤーにとって最大の朗報は、本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されていることでしょう。

わずかな音の遅延も許されないシビアなゲームにおいて、有線イヤホンを変換アダプタなしで直挿しできるメリットは非常に大きいもの。
一方、ワイヤレスオーディオ環境においても、LDACやaptX Adaptiveといった高音質・低遅延のBluetoothコーデックを網羅しており、あらゆるリスニングスタイルで極上の音響体験が可能です。
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REDMAGIC 11S Proのスペック
REDMAGIC 11S Proのスペックは以下の通りです。
| REDMAGIC 11S Pro | |
| OS | REDMAGIC OS 11.5 (Android 16) |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 リーディングバージョン Red Core 4 |
| メモリ | 12GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB |
| 画面 | 6.85インチ AMOLED (BOE X10) 1,216 x 2,688 (1.5K) リフレッシュレート最大144Hz |
| アウトカメラ | 5000万画素メイン (OIS) 5000万画素超広角 200万画素マクロ |
| インカメラ | 1600万画素 UDC (画面下カメラ) |
| 電池 | 7,500mAh 有線最大80W高速充電 ワイヤレス充電対応 |
| 音響 | 3.5mmイヤホンジャック |
| おサイフケータイ | FeliCa (NFC Type-A/B) |
| 防塵防水 | IPX8対応防水 |
| 生体認証 | 指紋センサー (超音波式) |
| 5G | NR: n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/77/78 |
| 4G | FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66 TDD-LTE: B34/38/39/40/41/42 |
| 寸法 | 163.82 x 76.54 x 8.9mm / 約230g |
| 本体色 | Nightfreeze / Subzero |
| その他 | Bluetooth 5.4, Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax, USB 3.2 Gen 2 Type-C (OTG, DisplayPort出力対応), 赤外線センサー |
| 価格 | 税込149,800円から |
ソース:REDMAGIC日本公式サイト
まとめ

以上、REDMAGIC 11S Proのレビューでした。
✅ 良いところ
- 強力なSoCと水冷・空冷システムが叩き出す超ハイエンドな処理性能
- UDC採用による、パンチホールがない全画面ディスプレイ
- 冷却ファンと排気口を備えながら、IPX8防水とおサイフケータイに完全対応
- 7,500mAhの超大容量バッテリーと、熱劣化を防ぐ充電分離機能
- 3.5mmイヤホンジャック搭載と、幅広い高音質Bluetoothコーデックへの対応
✅ 良くないところ
- 重量級で大型サイズ。角ばった形状による片手での持ちにくさ
- 高負荷時における冷却ファンの駆動音の大きさ
- ビヨンドモード時の重量級ゲームは本体がかなり高温になる
- 望遠レンズ非搭載など、カメラ性能はミドルハイモデルと同等程度
総じて、REDMAGIC 11S Proはモバイルゲームにおける最高のパフォーマンスを追求しつつ、防水性能やFeliCa決済といった日常での利便性も手放したくない欲張りなユーザーに最適な一台となるでしょう。
重量やカメラ性能という弱点はあるものの、圧倒的なパワーとロマン溢れるギミックを愛する本気のゲーマーにとって、これ以上ない魅力的な相棒となるに違いありません。
REDMAGIC 11S Proの価格

REDMAGIC 11S Proの価格と構成は以下の通り。
REDMAGIC 日本公式サイトにて購入可能で、先行予約販売期間中の割引と、同サイトでメール登録するともらえるクーポン併用により、お得に購入可能です。
| モデル | 価格(税込) |
| Nightfreeze (12GB+256GB) | 149,800円 先行予約販売期間中+クーポン併用で144,800円 |
| Nightfreeze, Subzero (16GB+512GB) | 172,800円 先行予約販売期間中+クーポン併用で167,800円 |
・先行予約販売期間:6月9日12時~6月16日11時59分まで
・クーポン配布期間:6月2日12時~6月9日11時59分まで
今回新たに登場したREDMAGIC 11S Proは、強化版の「Snapdragon 8 Elite Gen 5 リーディングバージョン」を搭載し、11 Proからにさらに強化されました。
水冷と空冷を組み合わせた常識破りの冷却システムや7,500mAhの大容量バッテリーはそのままで、まさにゲームを極めるための「勝てる」スマホに仕上がっています。
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