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Amazfit T-Rex 2 レビュー!バッテリー24日間持続&過酷環境でも使えるタフネス系スマートウォッチ

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(!)記事中の情報は常に最新とは限りません。特に価格などは途中で変更されたり誤記の可能性もあるので、必ずリンク先等の各公式サイトで正しい情報を確認してください。

Amazfit T-Rex 2」はシャオミのパートナー企業Zepp Healthが展開するブランドAmazfit(アマズフィット)のタフネス系スマートウォッチです。

今回、同社から代理店を通じて実機をご提供いただけたので、レビューしていきます。

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Amazfit T-Rex 2の特徴

Amazfit T-Rex 2の主な特徴は以下の通りです。

ポイント

デュアルバンド&5衛星測位対応

超低温動作

軍用レベルのタフネス

24日間のバッテリー持続

輝度1000nitsのAMOLEDディスプレイ

ルートインポートとナビゲーション
※7月以降提供予定

見た目の通りアウトドア向けのタフネス・スマートウォッチで、米軍MIL規格に適合し、超低温環境でも動作。バッテリー持ちは24日間と非常に長く、直射日光下でも視認できる高い輝度などが特徴です。

通話や決済といった機能は非搭載ですが、登山やマリンスポーツなど様々なアウトドアには頼もしいお供になりそうです。

価格は4万3,780円で、日本語の公式サイトもあり、しっかり1年保証もあるので安心。専用アプリ「Zepp」も日本語対応しています。

Zeppアプリ(Google Play)

Amazfit T-Rex 2の本体と付属品をチェック

Amazfit T-Rex 2のパッケージは黒とオレンジが印象的なデザインで、本体イメージも描かれています。

パッケージを開封するとウォッチ本体がお目見えです。

ウォッチ本体(バンド装着済み)のほか、充電ケーブル、解説書、保証書が付属します。

本体は、ミリタリーテイストでいかにも頑丈そうな見た目。「T-REX」ロゴが印象的です。

右側面

本体を右側面から。「AMAZFIT」ロゴが刻まれたパンパーパーツのヘビーな雰囲気が印象的です。また、物理ボタンが二つあります。

左側面

本体を左側面から。こちらにもボタンが二つ配置されています。

合計4つのボタンで決定・戻る・上・下の操作が可能なので、水で手が塗れていたり手袋をしていても安心です。

装着済みのバンドはシリコン製ですが、厚みがあり丈夫そう。なお、見た目こそヘビーですが、バンド含む重量は66.5gでそれほど重くありません。

バンド止め用にストッパーがあり、しっかりと引っ掛かるので簡単に外れなくなっています。

ウォッチ本体の背面には複数のセンサーが配置されており、サラサラした質感です。

Amazfit T-Rex 2は最大輝度1000nitsのAMOLEDディスプレイ搭載

Amazfit T-Rex 2はディスプレイに1.39インチのAMOLEDスクリーンを採用しており、自動輝度調節や常時表示も可能。解像度も326PPIと比較的高めで解像感も悪くありません。

直射日光下で撮影しました。最大1000nitsというハイエンドスマホ並の輝度があるので、かなり明るい環境でも視認可能でした。

Amazfit T-Rex 2は100種類以上のウォッチフェイスに対応

Amazfit T-Rex 2は100種類以上(2022/6/25時点)のウォッチフェイスに対応しています。

以下はその一部のスクリーンショットです。

やずX
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Amazfitシリーズ共通の多彩なウォッチフェイスが利用可能です!

Amazfit T-Rex 2はスワイプ&ボタン操作が可能

Amazfit T-Rex 2はタッチスクリーンでの操作だけでなく、ボタン操作も可能です。

タッチスクリーンをスワイプしての操作は快適で、アニメーションも滑らかです。

また、ボタン操作の使用感も快適です。グローブを付けていたり、手が濡れていてもこれで操作ができます。

Amazfit T-Rex 2はLINE返信が可能

Amazfit T-Rex 2はもちろん通知機能があるので、スマートフォンに届いたメッセージを確認することが可能です。

Twitterなどの一部アプリはアプリアイコンが表示されるので、一見して何の通知かわかりやすくなっています。

また、LINEには返信する機能がついています。

ウォッチ自体で文字を打つことはできませんが定型文での返信が可能。定型文はアプリ上で編集ができます。

また、絵文字での返信にも対応しています。

Amazfit T-Rex 2のバッテリーは驚異の24日間持続

Amazfit T-Rex 2は公式サイトによると最大24日間のバッテリー持続が可能とのことです。

実際に筆者も使用してみました。主な設定は、明るさの自動調節ON、スクリーンオン時間10秒、心拍数(30分毎)・睡眠・ストレス(5分毎)・SpO2モニタリングONです。

1日で4%消費

外出・睡眠時は必ず装着して使用しました。1日のバッテリー消費は4,5%といったところで、この使用環境なら実際に24日間の使用ができそうです。

また、1日12時間の常時表示に設定を変えて使用しました。

1日で11%消費

この場合でも1日のバッテリー消費は10%前後といったところで、1週間以上しっかり持つことでしょう。

やずX
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バッテリー持ちはかなり優秀なので、充電環境がないところでも長く使用できます!

Amazfit T-Rex 2は米軍MIL規格準拠で防水性も最高クラス。超低温動作も対応

Amazfit T-Rex 2は米軍調達基準であるMIL規格に準拠した15種類のテストに合格。また、10気圧防水に対応しています。通常のスマートウォッチでも5気圧防水に対応していますが、さらに強い耐水性となっています。

さらに超低温の動作も可能で、-30°環境でもGPSありで10時間、GPSなしで9日間の使用が可能とのことです。

やずX
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雪山登山やマリンスポーツなど、様々な環境で活躍します!

Amazfit T-Rex 2のデュアルバンド&5衛星測位対応

Amazfit T-Rex 2は、デュアルバンド接続および、5つの衛星測位に対応しています。

GPSに加えて、GLONASS、Galileo、BDS、QZSSが使用可能。低消費電力でGPSを使用する設定も可能です。

実際にウォーキングで衛星測位機能を使用してみました。

大きくずれている箇所もなく、位置即位性能は優秀な部類だと思います。

なお、ルートインポートルートトラッキングナビゲーションリアルタイムルートナビゲーション機能が7月のアップデートで追加されるとのことです。

これにより、ルートファイルをインポートして知人のコースなどを辿ったり、ウォッチ上でルートをリアルタイムに表示しナビゲート。また、現在位置からスタート地点までをつなぐ最短直線で示すといった機能が使えるようになるようです。

Amazfit T-Rex 2の機能

多彩な健康・スポーツ機能

健康管理機能については、心拍数・睡眠・ストレス・血中酸素(SpO2)モニタリングに加え、PAI健康評価が確認可能です。

また自動モニタリングだけでなく、心拍数・睡眠・ストレス・血中酸素(SpO2)をワンタップで測定することも可能です。

睡眠状態は、アプリ上だけでなくウォッチでも分析データを確認することができます。

スポーツ系機能も充実しており、150種類を超えるスポーツモードを搭載しています。

うち、8つのスポーツを⾃動認識でき、15種類以上の筋力トレーニングも自動測定可能です。

また、最大酸素摂取量(VO2 Max)、回復時間、トレーニングの負荷や効果など専⾨的なデータを評価して、それぞれのアクティビティの結果を数値化することが可能です。

運動の履歴はアプリだけでなくウォッチでも確認できます。

ウォーキングデータのスクリーンショットです。このほかにも多数のデータが計測され、保存されていきます。

アプリ上では様々な健康・ワークアウトに関するデータを詳細に確認することができます。

アウトドア向きの機能もあり

Amazfit T-Rex 2はアウトドア向けのスマートウォッチなので、もちろんコンパスと気圧高度計、天気トラッカー、日の出と日の入りのモニタリングなどの機能をサポートしています。

その他の機能も多彩

そのほか、Amazfit T-Rex 2には女性の健康確認、呼吸トレーニングなどの機能があります。

短時間の作業と休憩を繰り返し(25分の作業+5分の休憩)作業効率を高める「ポモドーロタイマー」もありました。

また、アプリも追加することができます。ただし、現時点(2022/6/25)では11種類しかありません。

詳細なカスタマイズが可能

Amazfit T-Rex 2に限らず、同ブランドの製品は非常に機能が多い分、全部使おうとすると非常に操作が複雑になります。

しかし、アプリで詳細なカスタマイズが可能なので、使わない機能は表示しないようにすることも可能です。

アプリ一覧の管理だけでなく、よく使う機能に素早くアクセスできる「ショートカットカード」機能も搭載しています。

Amazfit T-Rex 2のスペック

Amazfit T-Rex 2のスペックは以下の通りです。

Amazfit T-Rex 2
サイズ47.1 x 47.1 x 13.65 mm
重量 66.5g(ストラップあり)
ボディ材質ポリマー合金
バンド素材シリコン
バンド長さ140mm~205mm
バンド幅22mm
防水グレード10ATM
ディスプレイ素材1.39インチ AMOLED
解像度 454×454
タッチスクリーンガラス
センサーBioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー
(血中酸素、6PDDに対応 )、
加速度センサー、ジャイロスコープ センサー、
地磁気センサー、環境光センサー、気圧高度計
測位方式デュアルバンド接続
GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS
接続Bluetooth 5.0 BLE
バッテリー容量500mAh
充電方法 磁気2ピンポゴピン
充電時間約2時間
セット内容スマートウォッチ (純正ストラップを含む)、
磁気式充電器、操作マニュアル
対応デバイスAndroid 7.0 以上、iOS 12.0 以上
アプリZeppアプリ
※タブレットはZeppアプリ未対応

Amazfit T-Rex 2レビューまとめ:アウトドアに最適なタフネス系スマートウォッチ

Amazfit T-Rex 2の実機レビューをお届けしました。製品の主な特徴は以下の通りです。

ポイント

✅MIL規格&10気圧防水のタフネス系ウォッチ

✅24日間持続の超長持ちバッテリー

ディスプレイが明るく外でも見やすい

✅タッチ操作に加えてボタン操作もできるのが便利

✅計測できるデータが詳細

一言で言えば、とにかくスポーツやアウトドアを楽しむには最適のスマートウォッチ。非常に頑丈で様々な規格に適合した製品なので、雪山や海といった厳しい環境でも使用可能です。

24日間という非常に長いバッテリー持続や、ヘビーなデザイン、物理ボタンに魅力を感じる方も多いでしょう。

一方で決済機能や、通話機能といった日常生活面での機能はそれほど充実していませんが、登山やマリンスポーツ、しばらく充電できない環境等では頼もしい味方となるでしょう。

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Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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