シャオミは約8.7インチのコンパクトタブレット「Redmi Pad SE 8.7(仮称)」の日本発売を計画している可能性があります。
本機とみられるタブレット端末が、総務省の電波利用ホームページにて、技術適合証明(技適)を取得していることが確認されました。
Redmi Pad SE 4GのWi-Fi版と噂のモデル
今回、技適取得(令和6年6月28日付)が確認された型番は「24075RP89G」。この型番の製品は海外でも未発売ですが、すでにインドで発表されているセルラー通信対応タブレット「Redmi Pad SE 4G」のWi-Fi版と噂されているモデルです。
Redmi Pad SE 4Gは、日本でも発売されているRedmi Pad SE(約11インチ)とは別物の製品で、約8.7インチのコンパクトなタブレット端末です。また、SoCもメディアテック製「Helio G85」とエントリークラスで、画面解像度もHD+相当となっています。
スペック的には物足りない印象があるものの、コンパクトなタブレット端末を求めているユーザーにとっては有力な選択肢の一つとなるかもしれません。インドでの価格も9,999インドルピー(約1.8万円)と非常に安価で、4G通信非対応のWi-Fi版となれば、さらに安い価格設定が期待されます。
※上記の日本円価格は2024/08/13時点のレート換算です。
Redmi Pad SE 8.7のベースモデルと考えられるRedmi Pad SE 4Gの主な特徴や価格は、以下をご覧ください。
Redmi Pad SE 4Gの主な特徴
Redmi Pad SE 4Gは4G通信(デュアルSIM)に対応したタブレット端末で、GPSなど衛星測位にも対応。外出時にも使いやすい仕様となっています。
大手メーカーとしては珍しく、約8.7インチと比較的小さなディスプレイを採用しており、重量も約370gと軽量。厚さも約8.8mmと一般的なスマホと同じくらいの薄型設計です。
ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応した液晶となっており、600nitのHBM輝度や10億色の色表現にも対応。ただし、解像度は1340 × 800ピクセルとHD+相当に抑えられています。
一方、テュフ・ラインランドの低ブルーライト認証を得ている点は好感の持てる仕様で、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載。3.5mmイヤホンジャックも搭載しています。
SoCはメディアテック製「Helio G85」を搭載しており、メモリは4GB。ストレージは64GBまたは128GBとなっており、このあたりはエントリーモデルらしい仕様となっています。
また、OSはAndroid 14ベースのXiaomi HyperOSをプリインストールしており、microSDカードによる最大2TBのストレージ拡張が可能です。
その他、6650mAhの大容量バッテリーを搭載し充電は10W。
800万画素のリアカメラと500万画素のフロントカメラをそれぞれ搭載し、IP53防塵防滴に対応しています。
本体色はUrban Grey、Ocean Blue、Forest Greenの3種類です。
日本でも一部需要のあるコンパクトなタブレットで、さらに4G通信やGPSなど衛星測位に対応。日本発売されるかは不明ですが、インドに続いてグローバル市場でも発売されるのであれば、その可能性も高まります。
Redmi Pad SE 4Gの初回価格は、最小構成の4GB+64GBモデルで9,999インドルピーからとなっています。
より詳しいスペックや、その他のモデルの価格等については以下の記事をご覧ください。
▽Redmi Pad SE 4G 発表!4G通信+GPS対応のコンパクトタブレット。日本発売も期待
ソース︰総務省