シャオミは、インドネシアにて「Redmi Note 12 Pro(4G)」を発表し、Note 12シリーズの新たなラインアップに加えました。驚くべきことに、このモデルは「Redmi Note 10 Pro」とスペックがほとんど共通ですが、充電出力は強化されています。
Redmi Note 12 Pro 4Gは、SoCに「Snapdragon 732G」、メインカメラに1億800万画素センサー、Redmi Note 11シリーズに似たカメラモジュールを備えています。
Snapdragon 732Gは、発表から3年近く経っている5G非対応のSoCです。しかし、Qualcomm製のSoCはLTEのスピードが速く、2.3GHzで動作する大きなCPUコアを2つ搭載しているため、今もミドルレンジの製品として性能は悪くありません。このSoCは、前々世代のRedmi Note 10 Proも搭載していたものでした。
その他、Redmi Note 12 Pro 4Gは、AMOLEDと思われる120Hzリフレッシュレートの6.67インチディスプレイを備え、ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャックを搭載。また、4K画質のビデオ撮影やDolby Vision Atmosに対応しています。
以上のスペックはいずれもRedmi Note 10 Proと同様ですが、Redmi Note 12 Pro 4Gのバッテリーは67W急速充電対応の5,000mAh容量となっています。Redmi Note 10 Proは33W急速充電対応の5,020mAhバッテリーだったため、これについては強化されたと言ってよいでしょう。
その他の細かいスペックは不明ですが、インドネシアでは5月に発売される予定です。現時点で他の地域でも発売されるかは不明ですが、仮に日本で発売されることになれば最新の4Gスマートフォン「Redmi 12C」よりもかなり高いスペックとなるので何とも言えない気持ちになります。