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Xiaomi Watch S1 レビュー!S1 Activeと実機で比較。どっちがオススメ?

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(!)記事中の情報は常に最新とは限りません。特に価格などは途中で変更されたり誤記の可能性もあるので、必ずリンク先等の各公式サイトで正しい情報を確認してください。

Xiaomi Watch S1」と「Xiaomi Watch S1 Active」はシャオミの最新スマートウォッチです。

どちらも60Hzリフレッシュレート対応のAMOLEDディスプレイを搭載し、Bluetooth通話やAlexaに対応したモデルとなっています。

筆者は発売日に両方購入したので、違いを比較しつつレビューしていきます。

やずX
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Xiaomi Watch S1 / S1 Activeの特徴と違い

←:S1、→:S1 Active

共通点:実はスペックはほぼ同じ

「Xiaomi Watch S1」と「Xiaomi Watch S1 Active」の特徴は以下の通り。実はスペックや機能はほとんど同じです。

ポイント

高解像度の1.43インチAMOLEDディスプレイ

60Hzのリフレッシュレート

200種類以上の文字盤、117のスポーツモード

心拍数、睡眠、SpO2、ストレス等のヘルスケア

デュアルバンドGPS、5つの衛星測位、5気圧防水

Bluetooth通話、Alexa音声操作

日常使用で約12日間のバッテリー持続

違い:S1はフォーマル、S1 Activeはカジュアル。S1のみワイヤレス充電対応

両者の違いは以下の通りです。大きな違いは価格と、素材および見た目、そしてワイヤレス充電の有無です。

両者の違い

S1の方が1万円高い

S1はサファイアガラス+ステンレスボディ

✅S1 Activeは通常のガラス素材、金属+樹脂ボディ

S1は牛皮&フッ素ゴムベルトが両方付属

S1 ActiveはシリコンorTPUベルトいずれかが付属

S1は磁気ワイヤレス充電に対応

見た目的には、S1がフォーマルな雰囲気のクラシックデザイン。S1 Activeがカジュアルな雰囲気のスポーツデザインと考えましょう。

市場想定売価は、S1が3万2,980円(税込)、S1 Activeが2万2,980円(税込)となっています。

見た目の違いをチェック

それでは、S1とS1 Activeの見た目の違いをチェックしていきましょう。筆者はS1はシルバー、S1 Activeはホワイトを購入しています。

↑:S1 Active、↓:S1

本体ボディについては、実は寸法もほとんど変わりません。素材はS1がステンレス、S1 Activeが金属と樹脂のハイブリッドとなっています。

←:S1 Active、→:S1

S1はステンレスボディとなっているため、かなりギラついており重厚感があります。

これに対して、S1 Activeは樹脂製のボディにマットなメタルベゼルとなっており、より軽やな印象を受けます。

当然ながら重量はそれなりに異なります。本体のみで、S1 Activeの方が36g、S1が52gでした。

ディスプレイガラスはS1がサファイアガラスで、S1 Activeは通常のガラスとなっています。前者はとにかくツヤツヤで高級感があるので、所有欲を満たしてくれることでしょう。

←:S1 Active、→:S1

背面はS1のみワイヤレス充電に対応しているためか、一つ段差の多い形状となっています。その分、ごく僅かに厚みが増しています。

ベルトについては、S1は牛皮とフッ素ゴム(フルオロエラストマー)の2種類が付属します。

まずは牛皮から見ていきましょう。あまり厚みがなく、はっきり言うと高級感はイマイチです。

気に入らなければベルトは変えてしまいましょう。ベルト幅は22mmで、クリッカーがついているので工具は不要。フッ素ゴムベルトも同じ仕様です。

一方、フッ素ゴムの方も高級感は感じないものの、洗練された雰囲気があり良好な手触り。サラサラしており被れにくそうです。

一方、S1 Activeに付属するのはシリコンまたはTPUです(ホワイトがシリコン、その他のカラーがTPUとのこと)。

こちらはいかにも普通のシリコン素材といった印象で、サラサラ感もS1に付属するフッ素ゴムと比べるとイマイチです。

やずX
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筆者は汗をかくとすぐ痒くなってしまうのですが、この点はフッ素ゴムがかなり優秀です。

Xiaomi Watch S1のパッケージ内容

Xiaomi Watch S1のパッケージ内容は以下の通りです。

ブラシ加工された金属のような雰囲気のパッケージで、高級感があります。

「XIAOMI WATCH S1」の大きなロゴは盛り上がっています。

開封するとまず最初にウォッチ本体がお目見え。最初からレザーベルトが装着されています。

ウォッチのアップです。重量感のあるステンレスボディと、存在感のあるボタンが印象的です。

セット内容は以上の通り。ウォッチ本体に加えて、装着済みのレザーベルト、フッ素ゴムベルト、専用充電ドックおよびケーブル、解説書等が付属します。

ウォッチは硬めのスポンジに巻かれていました。パッと見では通常の腕時計のようです。

Xiaomi Watch S1 Activeのパッケージ内容

Xiaomi Watch S1 Activeのパッケージ内容は以下の通りです。

スマートウォッチとしては、よくあるタイプの細長い箱に収められています。

セット内容は、本体に加えて装着済みのシリコンベルト、専用充電ドック、解説書、保証書が付属します。

ボディは樹脂製で、ベゼルとボタンが金属製となっています。良くも悪くもメカっぽいデザインなので、好みが分かれそうな気がします。

Xiaomi Watch S1 / S1 Activeの機能

60Hzなめらか駆動のAMOLEDディスプレイ搭載

最初に言っておくと、S1とS1 Activeは画面のガラス素材が異なりますが、ディスプレイ性能は全く同じです。

やずX
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どちらも快適な使用感です!

ディスプレイは1.43インチのAMOLEDを採用。また、466×466ピクセルの高解像度で60Hzのリフレッシュレートに対応します。

やずX
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ちなみに、従来のスマートウォッチはほとんどが30Hzです。

輝度は不明ですが、直射日光下でもしっかり視認可能でした。もちろん自動輝度調整にも対応しています。

常時表示にした場合の非点灯時

また、常時表示にも対応。特別に設定されている一部のものを除けば、非点灯時はデジタル表示になるようです。

やずX
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アナログ表示の文字盤に設定すれば、点灯時アナログ・非点灯時デジタルといった使い分けが可能です!

 

通知はTwitterやLINEのアイコンがちゃんと表示されるので、一見して何の通知か分かりやすくなっています。

しかし、一度通知を閲覧すると消えてしまう仕様になっているので、その点は注意してください。

なお、S1の方はサファイアガラスになっているので、とにかくツヤツヤ。高級感という点では間違いなく圧勝です。

S1のみワイヤレス充電に対応!

S1とS1 Activeは充電方式が異なります。

S1はワイヤレス充電に対応しており、AnkerのQi対応充電器でも充電することができました。しかし、S1 ActiveやMi Watchに付属のマグネット式充電器で充電することはできません。

 

一方、S1 Activeはワイヤレス充電には非対応なので、付属のマグネット式充電器で充電します。これは、Mi Watchのものを流用することもできました。

約12日間バッテリー持続!常時表示使用でも1週間持つ

S1とS1 Activeはバッテリー容量が全く同じ。ソフトウェアやディスプレイスペックも同じなので、理論上バッテリー持ちは変わりません。

使用環境をA(ほぼ初期設定)、B(全ての自動計測機能ON)、C(B+常時表示12時間)と分けて検証してみたところ、以下の結果でした。

使用環境1日のバッテリー消費
A(ほぼ初期設定)約8%程度
B(全ての自動計測機能ON)約12%程度
C(B+常時表示12時間)約14%程度

ほぼ設定をいじらない場合、概ね交渉通りの1日あたり約8%の消費でした。つまり12日間程度持続すると思われます。

一方、初期設定ではオフになっている機能をオンにしたり、点灯時間を延ばすことで消費は増え、Cの使用環境では1日あたり約14%の消費となりました。

やずX
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それでも、1週間は持つ計算です!

なお、ABCの具体的な設定は以下の通りです。

ABC
点灯時間5秒10秒
自動輝度調整ON
常時表示OFFOFFON
持ち上げて
スリープ解除
1日当たり
12時間
スリープモード1日当たり
12時間
心拍数計測ON
(10分毎)
睡眠計測ON
SpO2計測OFFON
(睡眠時30分毎)
ストレス計測OFFON (終日)
その他アプリ通知、着信、座りすぎリマインダーすべてON

200種類以上の文字盤あり

S1とS1 Activeは200種類以上の文字盤(ウォッチフェイス)に対応しています。

文字盤の例

以上は、アプリ内のストアからダウンロード(全て無料)できる文字盤の一例です。このほか、任意の画像を文字盤に設定することもできます。

また、バッテリー消費が大きくなるものの、アニメーション付きのウォッチフェイスも一部用意されています。

ヘルスケア機能豊富。ウィジェットカスタマイズで自分好みに

S1とS1 Activeは、心拍数、睡眠、血中酸素レベル(SpO2)、ストレス等の自動モニタリング機能を備えています。

アプリ内では全体的な統計を見ることができ、消費カロリーや歩数等も記録されます。概要だけでなく、それぞれの評価についても細かくデータ化されます。

また、心拍数については異常値が検出されると通知してくれる機能もあるので、持病を抱えている方には頼もしい味方になってくれそうです(医療機器ではないので、あくまで目安です)。

睡眠モニタリングについては精度も良いと思います。寝た時間・起きた時間が明らかにずれていることもありませんでした。

しかし、機能面では「Mi Watch」のほぼ上位互換ですが、心拍数の変動からエネルギー消費を検出する機能はなくなったようです。

https://www.pragma-life.jp/mi-watch-review/

なお、これらの簡易な統計はウォッチ側で確認することも可能です。

ウォッチでの表示はウィジェットで表示されるのですが、自由に配置をカスタマイズすることもできます。

やずX
やずX
最近流行りの角が丸いタイプのウィジェットです!

ワークアウト117種類搭載。5ATM防水にも対応

S1とS1 Activeは、117種類と非常に多いワークアウト(スポーツモード)に対応しています。

ランニングなどの軽い運動や、ジムでのトレーニングだけでなく、様々なスポーツ等の記録が可能。また、5ATM(水深50mに相当する圧力)防水にも対応しているので、スイミングにも使えます。

どのトレーニングやスポーツを何分行ったかという単純な記録だけでなく、運動時の心拍データやラップ計測など詳細なデータが記録され、アプリで確認することができます。

また、編集も簡単でウォッチに使うものを表示、使わない者は非表示にできます。必要なものだけを選びましょう。

アプリは現状3種類。1つは日本で使用不可

S1とS1 Activeはアプリでの機能拡張にも対応します。

ただし、現時点(2022年3月30日)でのラインナップはラジオ、電卓、パズルの3種類。そして、ラジオアプリは日本では使えないようでした。

やずX
やずX
なお、iOS版にはアプリの項目がそもそもありませんでした。

Bluetooth通話機能あり!ただし受話のみ

S1とS1 ActiveはBluetoothによる通話機能に対応します。

ウォッチ自体にスピーカーが内蔵されているので、スマホが鞄の中にありすぐ取り出せない場合等でも、ウォッチがあれば電話を受けることができます。

ただし、発信機能には対応しておらず、受話のみの対応です。

Alexaでの日本語操作に対応

S1とS1 ActiveはAmazon Alexaに対応します。

やずX
やずX
運転中など、手を使えない時にも便利な機能です!

後日対応とのことでしたが、2022年3月30日のアップデートで対応を確認しました。

Xiaomi Watch S1 / S1 Active スペック比較表

Xiaomi Watch S1およびXiaomi Watch S1 Activeのスペックは以下の通りです。

 S1S1 Active
画面1.43インチ AMOLED
466 x 466ピクセル
リフレッシュレート: 60Hz
文字盤不明200種類以上
スポーツ117種類, 自動検出
ヘルスケア心拍数、睡眠、SpO2、
ストレス、呼吸、
健康指標、女性の健康
電池470mAh
通常使用で12日間持続
磁気ワイヤレス充電
470mAh
通常使用で12日間持続
磁器充電
防水5ATM
衛星測位GPS、BDS、GLONASS、
GALILEO、QZSS
その他Bluetooth通話, 緊急SOS, Alexa
対応OSAndroid6.0またはiOS10.0以降
本体素材画面: サファイアガラス
フレーム: ステンレス
画面: 不明
フレーム: メタルベゼル+樹脂
ベルト素材牛皮 / フッ素ゴムシリコン (白) / TPU (黒, 青)
寸法46.5mm×46.5mm×11mm46.5×47.3mm×11mm
ベルト長レザー
165.1 mm ~ 225.1 mm

フッ素ゴム
149.8 mm ~ 233.8 mm
160〜220mm
ブラック
(ブラックレザーストラップ
+ ブラックフッ素ゴムトラップ)

シルバー
(ブラウンレザーストラップ
+ グレーフッ素ゴムストラップ)
ムーンホワイト,
オーシャンブルー,
スペースブラック
市場想定売価3万2,980円(税込)2万2,980円(税込)

ソース:Xiaomi (1) (2)

Xiaomi Watch S1 / S1 Active レビューまとめ:ディスプレイやバッテリー持ちが魅力!

Xiaomi Watch S1 / S1 Activeの実機レビューをお届けしました。主なポイントは以下の通りです。

ポイント

高級感重視ならS1一択!

S1はワイヤレス充電にも対応

10日以上しっかり持つバッテリー

60Hz駆動のディスプレイが満足度◎

一見して分かりやすいウィジェット機能が〇

受話機能やAlexaが使える

音楽保存や非接触決済機能はありませんが、スペックや機能はほぼ「Mi Watch」の上位互換で、60Hz駆動のディスプレイや分かりやすいウィジェット機能が魅力。5種類の衛星測位やAlexaにも対応し、バッテリー持ちも十分です。

なお、両者はワイヤレス充電くらいしかスペックや機能面での違いはないので、見た目で選ぶとよいでしょう。S1はフォーマルなクラシックデザインで、S1 Activeはカジュアルなスポーツデザインとなっています。

やずX
やずX
個人的には、プレミアムな雰囲気のS1が断然オススメです!

市場想定売価は、S1が3万2,980円(税込)、S1 Activeが2万2,980円(税込)となっています。

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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