Xiaomi Japan様より「Xiaomi スマートバンド 7(日本版)」を発売前にご提供いただいたのでレビューしていきます。
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Xiaomi スマートバンド 7の主な特徴
Xiaomi スマートバンド 7の主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅前作から25%大型化した1.62型AMOLEDディスプレイ
✅AOD(常時表示)機能に対応
✅100種類以上のウォッチフェイス
✅SpO2・心拍数・睡眠・ストレス計測対応
✅110種類以上のスポーツモード。VO2MAX測定対応
✅ストラップ込み約26gと超軽量
✅通常使用で14日間のバッテリー持続(ハード9日間)
✅5ATM防水対応
最大の特徴は、やはり前モデル「Xiaomi スマートバンド 6」よりも25%も大きくなった1.62型AMOLEDディスプレイでしょう。通常使用で14日間とバッテリー持続も十分です。
日本での希望小売価格は税込6,990円です。
Xiaomi スマートバンド 7 セット内容
Xiaomi スマートバンド 7はシリーズおなじみの黒いパッケージ。大きくなった画面を強調するようなイメージが描かれています。
箱の裏面には日本の技適マークも記載されています。
中身はXiaomi スマートバンド 7の他、専用の給電ケーブル、解説書となっています。
給電ケーブルは磁気でくっつくタイプ。前モデル「Xiaomi スマートバンド 6」のものがそのまま使えました。
Xiaomi スマートバンド 7 本体をチェック
Xiaomi スマートバンド 7 本体部分のサイズは、縦46.5mm、横幅20.7 mm、厚み12.25 mm。重量はストラップを含めても約26gで、ずっと手に付けていても気にならない軽さです。
ストラップはTPU製。肌との接触もよりソフトになったとのことですが、実際さわり心地は非常によくサラサラした質感です。
背面には各種センサーや、充電端子があります。
Xiaomi スマートバンド 7を実際に使ってみた
それではXiaomi スマートバンド 7を実際に使用していきましょう。
前作より大きくなったディスプレイ。輝度も十分
まずは「Xiaomi スマートバンド 6」よりも25%大きくなったというディスプレイを比較してみます。
縦幅についてはそれほど変わりませんが、横幅はかなりサイズが変わっています。
おかげでXiaomi スマートバンド 7は、表示されている数字やメーターもかなり大きくなり、視認性が向上しています。
直射日光下で最大輝度に設定して見比べてみました。最大輝度は、それぞれXiaomi スマートバンド 6が450nits、Xiaomi スマートバンド 7が500nitsです。
実際見比べてみても、Xiaomi スマートバンド 7の方がはっきりとしており見やすいです。
なお、自動輝度調節には対応していないので、手動で調節する必要があります。この点は個人的に残念ポイントでした。
AOD(常時表示)機能に対応
Xiaomi スマートバンド 7は、シリーズで初めてAOD(常時表示)機能に対応しました。
AOD時は簡易的に時間を表示。設定した時間帯で、腕を持ち上げずとも時間を確認できるので非常に便利な機能です。
見やすい通知。スクロールも滑らか
Xiaomi スマートバンド 7は、大きな画面を採用したことで通知も見やすいです。
TwitterやLINE等のアイコンも表示されるので、一見して何の通知なのか、また誰から来たのかも分かりやすくなっています。
Xiaomi スマートバンド 7 日本版、スクロール滑らかで通知も見やすくてヨシッ☺️ pic.twitter.com/5kbp8WRnUI
— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) July 8, 2022
また、スクロールもかなり滑らかなので、待たされることなくストレスを感じません。
バッテリー消費は1日7%程度。ただし、AOD機能を使うと跳ね上がる
バッテリー持続は、公称では一般的な使用で14日間です。製品をいただいてから記事を公開するまでにあまり時間がなかったので、とりあえず1日でどれだけ消費するか試しました。
画面輝度は初期状態(50%)、心拍数(自動)、睡眠、血中酸素(終日)、ストレス(終日)設定で、外出時及び睡眠時は必ず着用して使いました。AOD(常時表示)機能は使っていません。
以上の設定なら、1日のバッテリー消費は7%程度。確かにこれが持続するなら、14日間は持つ計算になります。
さらに次の日は、AOD機能を半日オン、最大輝度の状態に変更して使用しました。
この場合だとバッテリー消費は1日で24%で、4日ギリギリ持つ程度かと思います。公称ではハードな使用で9日間とのことでしたが、AODと最大輝度の併用は「ハード過ぎる」ということになるのかと思います。
一方、AODを使わず最大輝度で使用した場合は一日10%程度の消費でした。これなら9日間持ちそうです。
着け心地は良好
Xiaomi スマートバンド 7は、肌に優しい抗菌TPU素材を採用し、肌との接触もよりソフトになったとのことです。
実際さわり心地は非常によく、運動で汗をかいてもあまり痒くなりませんでした。
50mの浸水もOK。温泉やサウナも耐える
Xiaomi スマートバンド 7は、50m相当の浸水にも耐える「5ATM防水」対応です。
汗や雨、少し水がかかった程度なら全然余裕。また、実際に付けたまま様々な泉質の温泉に浸かったり、サウナに入ったりとしましたが問題なく動作していました。
ウォッチフェイス多数で飽きない
Xiaomi スマートバンド 7のウォッチフェイス(文字盤)は100種類以上用意されており、気分でいろいろと変更することができます。以下はその抜粋です。
健康・スポーツデータ
Xiaomi スマートバンド 7は、SpO2・心拍数・睡眠・ストレス計測や、110種類以上のスポーツモードに対応。様々な健康・スポーツデータを計測してアプリで確認することができます。
SpO2(血中酸素濃度)やVO2 MAXの計測なども可能なので、健康管理・トレーニング等の最適なお供になります。
また、5ATM防水(50mの水没に耐える)に対応しているので、スイミングやランニング途中の突然の雨などでも安心です。
※医療機器ではないので、SpO2はあくまで目安です。
Xiaomi スマートバンド 7のスペック
Xiaomi スマートバンド 7のスペックは以下の通りです。
Xiaomi スマートバンド 7 | |
ディスプレイ | 1.62型, AMOLED 画素密度 326ppi 解像度 192 * 490 ピーク輝度 500 nits |
センサー | 6軸センサー 心拍数センサー, 血中酸素センサー |
防水 | 5ATM |
バッテリー | 180mAh 充電時間:2 時間以内 標準使用:14 日間以上持続 |
本体サイズ | 46.5 x 20.7 x 12.25mm |
本体重量 | 13.5g |
ストラップサイズ | 160 ~ 224 mm |
ストラップ色 | ホワイト、ブラック、ブルー、 ピンク、グリーン、オレンジ、 迷彩(ブルー、グリーン)、 蛍光(グリーン、オレンジ) |
健康 | 血中酸素(SpO2)、心拍数、睡眠、 ストレス、PAI、月経周期の記録、 呼吸トレーニング |
フィットネス | 110 種類以上のスポーツモード VO2 max計測 |
通信 | Bluetooth 5.2 |
対応アプリ | Mi Fitness |
対応システム | Android6.0またはiOS10.0以降 |
希望小売価格 | 税込6,990円 |
ソース:Xiaomi
Xiaomi スマートバンド 7 レビューまとめ:大きく明るくなった画面が◎
以上、Xiaomi スマートバンド 7 日本版の先行ミニレビューでした。
前モデルから大きく変わったのが、25%も大画面になったディスプレイで、さらに最大輝度が上昇してAOD(常時表示)機能にも対応しました。
AODと最大輝度併用等のハードな使用でなければ、バッテリー持続も優秀です。一方、自動輝度調整やGPSに対応していない点は残念ポイントですが、これも価格を考えれば納得できるコストカット。
これまでのモデルの画面では見にくく感じていた方や、便利な常時表示機能が使いたい方にはよりオススメの製品に進化しています。
日本での希望小売価格は税込6,990円です。