シャオミは、「Xiaomi 14T Pro(仮称)」および「Xiaomi 14T(仮称)」の日本発売の準備を進めているようです。
海外メディア「Android Headlines」が伝えています。
Xiaomi 14T Pro︰3つの型番あり
Android Headlinesは、Xiaomi HyperOSのソースコードを分析し、Xiaomi 14T Proのスペックや発売地域に関していくつかの手がかりが見つかったと伝えています。
これによると、Xiaomi 14T Proは中国で発売されると見られる「Redmi K70 Ultra(仮称)」と同じ「rothko(ロスコ:アメリカの画家)」のコードネームを持つとのこと。
これは、両機が多くのスペックが共通する兄弟機であることを示唆しており、SoCは「Dimensity 9300」だといいます。
一方、Redmi K70 Ultraはワイヤレス充電に非対応である一方、Xiaomi 14T Proは対応。さらにRedmi K70 Ultraには無い望遠カメラをXiaomi 14T Proは備えていると伝えています。
製品の型番については3つあり、「2407FPN8EG」「2407FPN8ER」および「A402XM」とのこと。2つの目の型番はRで終わっており、これは日本向けのキャリアフリー(SIMフリー)モデルであることを示しています。
さらに最後の型番は、ソフトバンクのシャオミ製端末を示す型番と見られます(ソフトバンク版Xiaomi 13T Proが「A301XM」)。
このことは、Xiaomi 14T Proが前モデルXiaomi 13T Proと同様に、日本においてキャリアフリーおよびソフトバンクでの発売を計画していることを示唆するものです。
なお、Xiaomi 13T ProはグローバルにおいてLeica(ライカ)監修のカメラシステムを備えていましたが、日本ではこれが省かれていました。Xiaomi 14T Proではどうなるのかも注目です。
Xiaomi 14T︰2つの型番あり
Android Headlinesは、Xiaomi 14Tについてもいくつかの手がかりを伝えています。
Xiaomi 14Tのコードネームは「degas(ドガ:フランスの画家)」で、2つの型番「2406APNFAG」および「XIG06」があるとのこと。
Gで終わる型番はグローバル版を示していますが、最後のXIGで始まる型番は、au のシャオミ製端末を示す型番と見られます(auおよびUQモバイル版Xiaomi 13Tが「XIG04」)。
このことは、Xiaomi 14Tが前モデルXiaomi 13Tと同様に、au および UQモバイルでの発売を計画していることを示唆するものです。
なお、Xiaomi 14Tの具体的なスペックについては伝えられていませんが、Xiaomi 13TシリーズがSoCと充電性能以外に大きな違いが無かったことを考えると、Xiaomi 14シリーズも差異は少ないと思われます。
発売時期については、Redmi K70 Ultraが中国で8月に、Xiaomi 14Tシリーズがグローバルで9月頃に発表されると予想されます。日本においては、グローバルでの発表と同時か少し遅れて正式発表されるでしょう。