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motorola edge 40 neoのカメラ性能は?実際の作例でチェック。高望みは禁物かも?

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2024年5月24日に発売されたスマートフォン「amotorola edge 40 neo」のカメラで、実際にたくさん撮影してきました。

一見まともな標準+超広角カメラを備えている本機ですが、色々と癖が強く弱点も多いカメラでした。以下、詳細を本記事でご覧ください。

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motorola edge 40 neoのカメラ性能をチェック

50MP+13MPのデュアルカメラを搭載

motorola edge 40 neoは最大5000万画素のデュアルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・標準(広角):5000万画素(1/1.5インチ, f/1.8)+OIS

・超広角:1300万画素(f/2.2)

廉価機種なので豪華という訳ではないのですが、標準カメラはOIS(光学式手振れ補正)を備え、超広角カメラも1300万画素とまともな仕様。また、超広角カメラはマクロ撮影機能も備えています。

動画については、4K / 30FPSまたはFHD(1080p)/ 60 or 30FPSで撮影可能です。

カメラ総評:癖が強めで弱点が多い

motorola edge 40 neoのカメラの総評としては、色々と癖が強く、特にズーム性能が良くありません

色の傾向としては寒色系で、爽やかな色合いになることが多い印象。特に青や緑が濃くビビッドな雰囲気で撮れます。

標準カメラ

標準カメラ

標準カメラ

超広角カメラ(マクロ撮影)

色合いについては好みの問題かと思いますが、パッと見で映える色合いでもあるため、多くの方が好感を覚えるのではないかと思います。

また、メインカメラは1/1.5インチと小さくなく、OIS(光学式手振れ補正)もあるので明るくキレイな夜景が撮影できました。

標準カメラ(ナイトビジョン)

一方、室内(太陽光など十分な光量がない)では色がキレイに出ないことが多い印象。ここでも寒色になりがちで、あまりご飯が美味しそうに見えません。

▽スライダー比較画像

← motorola edge 40 neo | Xiaomi 14 Ultra →
(画像が表示されない場合、ページを再読み込みしてください)

上掲の写真は、色作りに定評のあるXiaomi 14 Ultraと比較したもの。Xiaomi 14 Ultraは暖色系でホルモンが美味しそうに撮れていますが、motorola edge 40 neoは青白く妙な色合いです。

また、ズームを使うとハッキリと解像感が低下します。

▽スライダー比較画像

← 1x(ズームなし) | 2xズーム →
(画像が表示されない場合、ページを再読み込みしてください)

やずX
ズームすると「画素の集合体」感が強くなります......。

超広角カメラも1300万画素ありますが、標準カメラと比べるとやはり細部のディティールが甘い印象でした。

▽スライダー比較画像

← 標準カメラ | 超広角カメラ →
(画像が表示されない場合、ページを再読み込みしてください)

とは言え、本機がミドルレンジモデルと考えれば標準的なカメラ性能とも言えるでしょう。極端に酷いということもなく、大きな期待をしなければ「まあ、こんなものだろう」と思えるような性能かと思います。

標準カメラ(赤が強く出ている)

以下、ズーム性能や夜景写真も個別にまとめているのでご覧ください。

ズーム性能は低い

以下、1x(ズームなし)と、2x、4x、8x(最大倍率)それぞれのズーム、超広角カメラの比較です。

初めに結論をまとめておくと、ズーム性能は低く倍率に応じてそのまま画質が粗くなっていきます

1x(ズームなし)

2xズーム

4xズーム

8xズーム(最大倍率)

最近では、高倍率ズームでも高画質処理(またはハードウェアレベルでの高画質撮影機能)を行いキレイに撮れる機種もあるのですが、motorola edge 40 neoはズーム倍率が高くなる程どんどん粗くなります。

また、超広角カメラは1300万画素あるものの、標準カメラ1x(ズームなし)と比べると若干粗め。あまり解像感は高くありません。

以上の通り、解像感については全体的に微妙な印象。標準カメラ1x(ズームなし)以外の画質については、それほど期待しない方が良いでしょう。

標準1x(ズームなし)なら夜景はキレイ

motorola edge 40 neoはナイトビジョン(夜景モード)に対応。標準カメラの1x(ズームなし)であれば、キレイに夜景が撮れます

標準カメラ(ナイトビジョン)

標準カメラ(ナイトビジョン)

一方、超広角カメラは標準カメラと比べると、明らかにノイジーで暗い写りになります。

超広角カメラ(ナイトビジョン)

また、2xズームも解像感が低下し、微妙な写りになりました。

▽スライダー比較画像

← 1x(ズームなし) | 2xズーム →
(画像が表示されない場合、ページを再読み込みしてください)

標準カメラのセンサーは1/1.5インチと小さくなく、OIS(光学式手振れ補正)もあるので、比較的良い画質で撮れます。一方、ズーム時や超広角カメラでの夜景は期待しない方が良いでしょう。

なお、夜景撮影では撮影が終わったすぐに動かすとブレてしまうことが多いです。

処理が終わった直後に動かすと、上掲の写真のようになってしまうことがあるので注意しましょう。

手振れ補正対応なので、動画も撮りやすい

motorola edge 40 neoの標準カメラは、OIS(光学式手振れ補正)を備えており、ブレの少ない動画を撮ることができます

※圧縮しているため、解像度・フレームレートは実際よりも低下しています。

実際に動画を撮影してみると、少し駆け足になった程度ではしっかり手ブレが抑えられていました。

余程強烈な手振れがない限りはスムーズで違和感のない動画が撮影できるでしょう。

まとめ:motorola edge 40 neoのカメラは高い期待は禁物

以上、motorola edge 40 neoのカメラ性能のチェックでした。

一見スペックはまともで標準カメラにはOIS(光学式手振れ補正)もあるので、つい期待してしまうのですが普通のミドルレンジ的な性能です。

標準カメラでそのまま撮る分には良好ですが、ズーム時は明らかに画質が劣化。また、超広角カメラも解像度はさほど高くありません。また、夜景撮影においても癖があり、撮影処理が終わった直後に動かしてしまうと大きくブレた写真になってしまうことがあります。

とは言え、OISを備えていることもあり動画は手ブレを抑えて撮影できますし、十分に光量があれば映える色合いの写真が撮れます。税込54,800 円(モトローラ公式ストア)の廉価機種であることを考えれば、価格なりの性能と言えるのではないでしょうか。

標準カメラ

なお、motorola edge 40 neoは格安SIM大手「IIJmio」のセールでお得に購入することができます。詳細は以下の記事でご確認ください。

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Xiaomiモノづくり研究所の研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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