シャオミのサブブランドRedmiは、2023年11月29日に「Redmi K70 Pro」および「Redmi K70」を中国で発表しました。
この記事では、Redmi K60 ProおよびRedmi K60の主な特徴やスペック、価格などの情報をまとめています。同時に発表された「Redmi K70E」は以下の記事をご覧ください。
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Redmi K70Proの主な特徴
Redmi K70 Proはシリーズの上位モデルとなるハイエンド5Gスマートフォンです。
パフォーマンス/バッテリー
SoCは、現在最高の処理性能を持つと言われる「Snapdragon 8 Gen 3」を採用し、Xiaomi 14シリーズで初搭載された新型オペレーションシステム「Hyper OS」をプリインストールしています。
さらに5000mm²ベイパーチェンバーを含む新開発の循環型冷却技術や、AIによる性能強化によって、すべてのシーンで優れた電量消費効率と高いパフォーマンスを発揮するとのこと。また、AnTuTuベンチマークのスコアは220万点を超えると謳われています。
メモリは12GB / 16GB / 24GBで、ストレージは256GB / 512GB / 1TB。LPDDR5Xメモリ、UFS 4.0ストレージにも対応しています。
その他、バッテリーは5,000mAhの大容量で120Wの有線急速充電に対応しており、19分で満充電が可能といいます。
ディスプレイ
画面は、6.67インチの有機ELフラットディスプレイで、解像度は2K (3200 x 1440ピクセル)。
さらに、4000nitという驚異的なピーク輝度や、3840Hzの超高周波PWM調光を備えており、明るさの環境に左右されない快適な表示が可能です。
その他、120Hzのリフレッシュレート、2160Hzの瞬間タッチサンプリングレート、12bitカラー(687億色)など非常に高いスペックを持ち、Dolby Visionにも対応しています。
カメラ
アウトカメラはトリプル構成。メインカメラには1/1.55インチの新型5000万画素センサー「Light Fusion 800」を採用しており、OIS(光学式手振れ補正)も備えます。また、レンズもF/1.6と明るいものが採用されています。
このような優れたハードウェアに高度AIも加わり、明るい夜景撮影、優れた動体撮影、1秒あたり30回もの超高速撮影が可能とのこと。さらに最大8K画質の動画撮影が可能です。
その他、2x望遠カメラには新型5000万画素センサー「Light Fusion 400」を搭載し、超広角カメラも1200万画素とまともな性能。インカメラは1600万画素です。
その他のスペック
音響については、ステレオスピーカーを搭載しており、Dolby Atmos、Hi-Resオーディオに対応。その他、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4の高速通信や、画面内指紋認証も対応しています。
寸法は、高さ160.86mm、幅74.95mm、厚さ8.21mm、重量209g。金属製のサイドフレームやガラス製の背面パネルが採用されています。
Redmi K70の主な特徴。Proとの違い
Redmi K70は、主にSoCやカメラ、容量構成がProと異なります。
SoCは「Snapdragon 8 Gen 2」で、同様の冷却技術を採用。AnTuTuベンチマークスコアは170万点以上と非常に高く、高いゲーム性能を持つことが謳われています。
アウトカメラについては、メインカメラはProと同等。ただし、サブカメラが超広角800万画素、マクロ200万画素のおまけ的なカメラになっています。
その他のスペックはほとんど同じで、4000nitの6.67インチ2Kディスプレイ、120W急速充電対応の5000mAhバッテリーを備え、画面内指紋認証も対応しています。
Redmi K70 Pro / K70のバリエーションと価格・セール情報
基本のカラーバリエーションは、ブラック(墨羽)、ホワイト(晴雪)、竹月蓝(グリーン)の3色。
また、これらに加えてK70にはパープル(浅茄紫)、K70 Proにはグリーンとイエローのランボルギーニ・コラボモデルがそれぞれ用意されています。
両機種各モデルの価格は以下の通りです。
Redmi K70 Pro
12GB+256GB: 3299元(約6.9万円)
16GB+256GB: 3599元(約7.5万円)
16GB+512GB: 3899元(約8.1万円)
24GB+1TB: 4399元(約9.2万円)
Redmi K70
12GB+256GB: 2499元(約4.8万円)
16GB+256GB: 2699元(約5.2万円)
16GB+512GB: 2999元(約5.7万円)
16GB+1TB: 3399元(約6.3万円)
昨今のゲームアプリの大容量化を反映してか、いずれも大容量のメモリとストレージを備えているのが嬉しいポイントでしょう。
また、パフォーマンスやカメラ面でも大きな進化が図られているにもかかわらず、これまでのKシリーズ同様に高いコストパフォーマンスを維持しています。
なお、同時に「Redmi K70E」も発表されており、こちらはより安価ながらAnTuTuベンチマークで150万点のスコアを発揮するモデルとなっています。
Redmi K70 Pro / K70シリーズのスペック
Redmi K70 Pro および Redmi K70のスペックは以下をご確認ください。
Redmi K70 Pro | Redmi K70 | |
OS | Xiaomi HyperOS | |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 12 / 16 / 24GB, LPDDR5X | 12 / 16GB, LPDDR5X |
容量 | 256 / 512GB or 1TB, UFS 4.0 | 256 / 512GB, UFS 4.0 |
画面 | 6.67", 2K (3,200 x 1,440), OLED リフレッシュレート 120Hz タッチサンプリングレート 最大2160Hz ピーク輝度 4000nits PWM 調光 最大3840Hz 12bit, DCI-P3, Dolby Vision | |
アウトカメラ | メイン:5,000万画素+OIS 2x望遠:5000万画素 超広角:1200万画素 | メイン:5,000万画素+OIS 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | |
電池 | 5,000mAh, 120W急速充電 | |
音響 | デュアルスピーカー Dolby Atmos, Hi-Res | |
4G | FDD-LTE: B1/B3/B4/B5/B8/B18/B19/B26/B28a/B66 TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 | |
5G | n1/n3/n5/n8/n28a/n38/n41/n48/n66/n77/n78 | |
その他 | Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC | Wi-Fi 7, Bluetooth 5.3, NFC |
寸法 | 160.86 x 74.95 x 8.21mm, 209g (Proランボルギーニ版: 211g) | |
本体色 | 墨羽, 晴雪, 竹月蓝, 限定版 (緑, 黄) | 墨羽, 晴雪, 竹月蓝, 浅茄紫 |
価格 | 12GB+256GB: 3299元 16GB+256GB: 3599元 16GB+512GB: 3899元 24GB+1TB: 4399元 | 12GB+256GB: 2499元 16GB+256GB: 2699元 16GB+512GB: 2999元 16GB+1TB: 3399元 |