ANC対応で、独自のオーディオ技術を採用した完全ワイヤレスイヤホン「1MORE Aero」をご提供いただいたので、レビューをお届けします。
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1MORE Aeroの特徴
1MORE Aeroの主な特徴は以下の通りです。
サウンド
✅独自の空間オーディオ技術対応
✅小さい音量でも迫力を。スマートラウドネス技術
✅最大42dbのアクティブノイズキャンセリング
✅10mmダイナミックドライバー搭載
✅独自アプリ&イコライザー対応
✅ワイヤレス充電対応
✅最大28時間のバッテリー持ち
以上の通り、空間オーディオや小さな音量でもダイナミックなサウンドを提供するスマートラウドネスといった独自技術を盛り込んだ個性的な完全ワイヤレスイヤホンです。
Amazonでの価格は税込1万3,990円(2022年11月23日時点)ですが、年末年始セールでは3,000円OFF+プロモコード2,000円OFFにより、税込11,990円で購入が可能です。
プロモコード:1MOREAERO
1MORE Aero本体と同梱品をチェック
1MORE Aeroのパッケージは、黒が基調の高級感あるデザインです。
イヤホン本体は初めからケースに入っています。その他、イヤーピース、充電ケーブル、解説書などが付属します。
イヤーピースはMサイズが初めから装着済みで、その他にXS・S・Lとなっています(合計4サイズ)。
解説書はマルチ言語対応で、もちろん日本語の記載もあります。
イヤホンのケースはサラサラとした樹脂素材です。
丸みを帯びたSF感ある個性的なデザインで、好きな人は好きそうです。
ケースの内部とイヤホンもSFチックな独特のデザイン。マットブラックを基調としたカラーですが、ところどころにレッドの差し色がありかっこいいです。
イヤホンはスティック型で、滑らかな流線型となっています。
マイクを備えているので、着けたまま通話可能です。
重量は、イヤホンが片側で約5g、ケース込みで約52gと軽量な部類です。
1MORE Aeroを実際に使ってみた
音質・通話品質について
1MORE Aeroは、10mmダイナミックドライバーを搭載しており、対応コーデックはSBC/AACとなっています。
全体的な音の傾向は低・中音域に重点が置かれており、丸みのある聴き疲れしにくいバランス。一方、高音域は控えめで解像感やキレはあまりありません。
どちらかと言えば筆者は高音を強調した尖った音が好みなのですが、これはこれで良いもの。むしろ、ソフトな1MORE Aeroの音のバランスが好みの方は多いでしょう。
また、12種類のイコライザー・プリセットが用意されており、自分でカスタムしたイコライザーを使うことも可能。通話のクリアに声が届き良好でした。
独自のANC技術「QuietMax」について
1MORE Aeroは、左右それぞれに3つずつ備わったマイクによるノイズを除去する「QuietMax」アクティブ・ノイズキャンセリング技術が備わっています。
最大42dbを謳うだけあって効果ははっきりとあり、周囲の雑音をかなり低減できます。
また、3種類の強度(ディープ・マイルド・風切り音低減)と、これらから自動選択するスマートが選びます。
また、パススルー(外部音取り込み)機能もはっきりとした効果があり、人間の声も含めて周囲の音をバランスよく増幅してくれました。どちらも良好で実用的な機能です。
空間オーディオについて
独自機能の「空間オーディオ」については、広い空間で前方から音楽が聴こえてくる感覚をもたらします。
ヘッドトラッキング技術が採用されており、顔を右左に向けると聴こえ方が変わります。ただし、空間オーディオとヘッドトラッキングは必ずセットになっているため、ヘッドトラッキングだけOFFにすることはできません。
また、筆者所有の「AirPods Pro(第2世代)」の空間オーディオとも聴き比べてみましたが、AirPods Proほどの高い没入感はありません。また、音場を広げる効果自体は確かに感じるものの、もともとあまりない解像感は更に引っ込み、よりソフトな音になります。
とは言え、本来スマホとイヤホンの両方が対応していて効果を発揮する空間オーディオが、1MORE Aero単体で機能する手軽さは素晴らしいと思います。
まとめると、AirPods Proほどの絶大な効果はないものの、どんなデバイスでも空間オーディオを楽しめるのが本機の特徴となっています。
スマートラウドネスについて
もう一つの独自機能「スマートラウドネス」は、低音量で音楽を聴くことで失われてしまう音をデジタル処理で補正する技術です。
この技術は実用的で素晴らしい技術だと思いました。機能をオンにして、スライダーを+の方に振ると小さな音量でも低音や高音が活き活きと聴こえます。
音楽は大音量で聴くと臨場感や迫力があるのですが、当然ながら耳によくありません。難聴の原因にもなります。
「耳を痛めてしまっているので、あまり音量を上げたくない」「耳を痛めたくないが、迫力のある音で聴きたい」といったニーズに応えることのできる機能です。
操作感・装着感について
1MORE Aeroは片側で約5gと軽量。また流線型デザインのおかげもあってか装着感は良好で、長く着けていてもあまり負担に感じません。
タッチ操作については、2タップ、3タップ、長押しで操作します。また、着脱検知機能があり、耳から外すと停止、再度着けると再生されます。
タッチ操作と着脱検知の反応は若干鈍い感じがあり、このへんは好みがありますが、個人的にはもっとキビキビ反応してほしいと思います。
アプリについて
1MORE Aeroは独自アプリ(Google Play, App Store)があり、ANCや外部音取り込み、イコライザー、独自機能の「空間オーディオ」「スマートラウドネス」等のON/OFFや調整が行えます。
タッチ操作については、左右それぞれ2タップと3タップの機能割り当てが可能です。
1MORE AeroのよくあるQ&A
Q1. ワイヤレス充電に対応?
A. 1MORE Aeroはワイヤレス充電対応です。筆者所有のQi対応充電器で充電できました。
Q2. 急速充電に対応?
A. 1MORE Aeroは急速充電対応です。15分の充電で最大3時間の音楽再生が可能です。
Q3. デュアルデバイス接続に対応?
A. 1MORE Aeroはデュアルデバイス接続対応です。アプリの実験的項目から機能をオンにすることができます。
Q4. 対応コーデックは?
A. 1MORE AeroはSBC / AAC対応です。ハイレゾ相当コーデックの「LDAC」「aptX Adaptive」等には非対応です。
1MORE Aeroのスペック
1MORE Aeroのスペックは以下の通りです。
1MORE Aero | |
ドライバー | 10mm |
コーデック | SBC / AAC |
ANC | 対応 (最大42db) |
外部音取込 | 対応 |
タッチ操作・着脱検知 | 対応 |
アプリ | 専用アプリ (Google Play, App Store) |
通信 | Bluetooth 5.2 |
最大再生時間 (ANCオン) | イヤホンのみ:5時間 ケース込み:20時間 |
最大再生時間 (ANCオフ) | イヤホンのみ:7時間 ケース込み:28時間 |
充電 | Type-C, ワイヤレス充電, 急速充電 (15分充電で最大3時間使用可) |
重量 | イヤホン:約5g(片方) ケース込み:52g |
カラー | ブラック, ホワイト |
その他 | 空間オーディオ、スマートラウドネス |
1MORE Aero レビューまとめ:ANCやスマートラウドネスが実用的
1MORE Aeroのレビューをお届けしました。
独特のSFチックなデザインが印象的な本機ですが、優れたANC・外部音取り込みや、低音量でも迫力のある音で聴ける「スマートラウドネス」など、機能面の充実が光ります。
一方、空間オーディオの効果はAirPods Pro(第2世代)と比べると控えめで、コーデックもLDACやaptX Adaptiveには非対応です。1万円を超える製品で、これらのハイレゾ相当コーデックに非対応なのは残念です。
とは言え、ソフトで耳疲れしにくいサウンドや、効果的なANC・外部音取り込み、独自機能スマートラウドネスといった特徴が光る製品なので、これらに魅力を感じる方にはおすすめです。
Amazonでの価格は税込1万3,990円(2022年11月23日時点)ですが、年末年始セールでは3,000円OFF+プロモコード2,000円OFFにより、税込11,990円で購入が可能です。
プロモコード:1MOREAERO