Amazfit様より「Amazfit GTR 4」の実機をご提供いただけたので、レビューしていきます。
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Amazfit GTR 4の特徴
Amazfit GTR 4の主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅1.43型HD AMOLEDディスプレイ
✅200種類以上の文字盤、AODに対応
✅150種類以上のスポーツモード対応
✅デュアルバンド測位 & ルートインポート
✅最大14日間のバッテリー持続
✅24時間ヘルスケア分析
✅Bluetooth通話と音楽保存機能対応
✅adidas Runningアプリと同期可能
FeliCaやNFCによる非接触型決済以外はほぼ対応するハイエンドウォッチで、価格は税込31,900円。日本では、スーパースピードブラック、ブラウンレザーの2バリエーション展開で、前者がフッ素ゴムストラップ、後者がレザーストラップとなっています。
Amazfitブランドは日本語の公式サイトもあり、しっかり1年保証もあるので安心。専用アプリ「Zepp」も日本語対応しています。
なお、Amazfit GTR 4(またはGTS 4のどちらかを選択)+ PowerBuds + ロゴ入りバッグの3つがセットになった福袋が楽天市場とYahoo!ショッピングで販売中。普通に一つずつ購入すると5万円を超えてしまいますが、今回の福袋セットならAmazfit GTR 4単品の値段と変わらない31,900円 (税込)で非常にお得です。
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Amazfit GTR 4の本体と付属品をチェック
Amazfit GTR 4のパッケージは、ブラックが基調の四角形で、正面に本体イメージが描かれています。
パッケージを開封するとウォッチ本体がお目見えです。
ウォッチ本体(バンド装着済み)のほか、充電ケーブル、解説・保証書が付属します。
説明書はもちろん日本語対応です。
ディスプレイ部分には、出荷用の保護フィルムが貼られています。
筆者がいただいたのは、スーパースピードブラック。角ばったメタリックなボディと、ブラックのフッ素ゴムバンドの組み合わせで、スポーツカーを思わせる見た目です。
本体のアルミフレームの右側面には、押し込み式、押し込み&回転式の物理ボタンがあります。
本体の背面には各種センサーが搭載されています。背面は、高光沢塗装PCボトムシェルで安っぽさを感じません。高光沢ゆえに指紋や汚れは目立ちますが、背面なので気にならないでしょう。
ディスプレイのガラスも光沢のあるタイプですが、耐指紋コーティングされており、極端に指紋が目立つことがありません。
バンドは、22mmのフッ素ゴム素材で厚みがあるタイプです。
Amazfit GTR 4の画面&表示をチェック
鮮やかな発色。直射日光下でもハッキリ見れる明るさ
Amazfit GTR 4のディスプレイは1.43インチのHD AMOLED(有機EL)。画素密度が326ppiと高く、鮮やかな発色で非常に見やすいです。
最大輝度は不明ながらかなり高い印象で、直射日光下でもしっかり見えます。
常時表示にも対応
Amazfit GTR 4は、常時表示機能にも対応しています。
常時表示機能はONにする時間帯の設定が可能です。
操作感はサクサクで良好
Amazfit GTR 4は、Amazfitブランド独自のOSを採用しており、動作は軽快です。
良く使われるアプリは専用アイコンで表示
良く使われるアプリの通知アイコンは専用のものが用意されています。Twitter、Gmail、LINEなどは専用アイコンが表示されるので一目でわかりやすくなっています。
200種類以上のウォッチフェイスに対応
Amazfit GTR 4は200種類以上(2022/12/20時点)のウォッチフェイスに対応しています。以下はその一部のスクリーンショットです。
かなりバリエーションがあるので、毎日変えるような方でもなければ十分でしょう。
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Amazfit GTR 4の多彩な機能をチェック
Alexa対応なので声で一部機能が使える
Amazfit GTR 4は、Amazon Alexaによるボイスアシスタントに対応。アラームの設定、質問、翻訳などを手元で簡単に実行できます。
側面のボタンに割りあえてる可能で、車を運転中等の手で操作し辛い状況でも役に立ちます。
生活を便利にしてくれるストアカード機能
Amazfit GTR 4は、バーコードまたはQRコードで使う会員カードを登録できます。
FeliCaやNFCを活用した非接触型決済には非対応ですが、これによりポイントカード等をウォッチにまとめることができます。
健康・スポーツ機能はかなり多彩&詳細
Amazfit GTR 4は、多彩な健康・スポーツ機能を搭載しています。
健康管理機能については、睡眠や歩数、起立回数の基本的な機能に加えて、心拍数・ストレス・血中酸素(SpO2)の24時間モニタリングが可能。スマートフォン側のアプリでかなり詳細なデータも確認できます。
さらに自動モニタリングだけでなく、心拍数・ストレス・血中酸素(SpO2)をワンタップで測定することも可能。その他、健康状態を視覚化するPAI健康評価や、人が体内に取り込むことのできる酸素の1分間あたりの最大量を示すVO2 Maxの計測も可能です。
スポーツ系機能も充実しており、150種類を超えるスポーツモードを搭載。以下の8つのスポーツについては自動認識が可能で、ウォーキングやエリプティカルで試してみましたが、しっかり機能していました。
ポイント
・トレッドミル
・屋外ランニング
・エリプティカルマシン
・屋外サイクリング
・屋内ウォーキング
・ローイングマシン
・水泳(プール)
・ウォーキング
adidas Running アプリと連携可能
Amazfit GTR 4は、「adidas Running」アプリとの連携が可能です。
単なる運動計測だけでなく、グローバルユーザーと競い合えるアプリ内チャレンジイベントなど、運動を三日坊主で終わらせない仕掛けが満載の同アプリと連携することで、トレーニングやスポーツをより楽しめるでしょう。
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約90種類のアプリが後入れ可能
Amazfit GTR 4は、リアルタイム心拍数測定や、電卓、メモ、ゲームなど様々なミニアプリによる機能拡張が可能です。
以下はそのスクリーンショットです。
以前のAmazfitのスマートウォッチは、これほど多彩なアプリを備えていませんでしたが、順次追加されていっているようで現在はかなりの数があります。
Amazfitは初めから十分多機能ですが、こうした機能を後から追加することができます。
詳細なカスタマイズでもっと使いやすく
以上の通りAmazfitブランドの製品は非常に機能が多い分、全部使おうとすると非常に操作が複雑になります。
しかし、アプリで詳細なカスタマイズが可能なので、使わない機能は表示しないようにすることも可能です。
アプリ一覧の管理だけでなく、よく使う機能に素早くアクセスできるショートカット機能(レジデント アプリケーション)も搭載しています。
Amazfit GTR 4のバッテリーはかなり持つ
Amazfit GTR 4は、標準的な使用で14日間のバッテリー持ちとのこと。画面設定や健康測定機能を細かく設定することで、バッテリー消費が変わります。
心拍数・睡眠・ストレス・血中酸素飽和度すべての自動計測をオンにした状態(以上の画像参照)で使ってみました。常時表示はOFFにしています。
3日間使用したところ、1日のバッテリー消費は平均して5%前後。このまま使っていっても20日近く持ちそうな驚異的な省エネ性能で、全く使わなければほとんどバッテリーが減りません。
さらに上記の自動計測の設定のまま、1日12時間の常時表示をONにした状態では1日で15%程度の消費でした。これでも1週間程度は使える計算なので、実用性は十分でしょう。
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Amazfit GTR 4はデュアルバンド & 6衛星測位に対応
Amazfit GTR 4は、GPSなど6つの衛星測位に加えデュアルバンド測位に対応しているので、正確な位置測位が可能です。
実際にサイクリングで衛星測位機能を使用してみました。
大きくずれている箇所もなく、正確な位置測位ができていました。また、ウォッチ側で目的地へのルートをナビゲート可能です。
Amazfit GTR 4のよくあるQ&A
Q1. 防水性能は?
A. Amazfit GTR 4は5ATM防水に対応しています。
50m相当の浸水に耐えられる性能があります。
Q2.通話に対応?
A. Amazfit GTR 4はBluetooth通話に対応しています。
スマートフォンとBluetooth接続すれば、Amazfit GTR 4を介して電話の受信と応答が可能。しかし、ウォッチ側から発信はできません。
実際に使ってみても普通に通話が成立する音質で、実用的でした。
Q3. 音楽再生に対応?
A. 再生だけでなく音楽保存も対応です。
スマートフォンとBluetooth接続してウォッチ側で再生・停止などが行えるだけでなく、ウォッチ自体に音楽を保存し、ワイヤレスイヤホンを接続して、スマホ無しで音楽を楽しめます。
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Amazfit GTR 4のスペック
Amazfit GTR 4のスペックは以下の通りです。
Amazfit GTR 4 | |
カラー | スーパースピードブラック、ブラウンレザー |
サイズ | 46 x 46 x 10.6 mm |
重量 | 60g (ストラップあり) |
ボディ材質 | アルミ合金製ミドルフレーム + 高光沢塗装PCボトムシェル |
バンド素材 | フッ素ゴム/レザー |
バンド長さ | 150mm ~ 215mm |
バンド幅 | 22mm |
バックル | クラシックピンバックル |
防水グレード | 5ATM |
ディスプレイ | 1.43型 AMOLED、466x466解像度、326ppi |
タッチスクリーン | 強化ガラス+指紋付着防止コーティング +アンチグレア(AG)ベゼル |
センサー | [健康] BioTracker™ 4.0 PPG バイオメトリック センサー (血中酸素レベル測定、4PD+2LED をサポート) [運動]加速度センサー、ジャイロセンサー、 地磁気センサー、気圧センサー、環境光センサー |
測位方式 | デュアルバンド & 6 衛星測位システム |
接続 | WLAN 2.4GHz、Bluetooth 5.0 |
バッテリー容量 | 475mAh |
充電方法 | マグネット式充電 |
充電時間 | 約2時間 |
セット内容 | スマートウォッチ (純正ストラップを含む)、 専用充電器、取扱説明書 |
対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
アプリ | Zeppアプリ ※タブレットはZeppアプリ未対応 |
ソース:Amazfit
Amazfit GTR 4レビューまとめ:超薄型・超軽量なのに多機能
Amazfit GTR 4の実機レビューをお届けしました。
FeliCaやNFCによる非接触型決済以外はほぼ対応するハイエンドウォッチで、特に動作の快適性やバッテリー持ちやは非常に優れています。
また、健康や運動などの計測機能も多く、記録できるデータも非常に詳細。運動については「adidas Running」アプリとの連携も可能で、そのほか多数のミニアプリで機能拡張も可能です。
機能の豊富さや全体的な完成度の高さも踏まえれば、税込31,900円という価格はリーズナブルに感じます。とりあえずこれを選んでおけば、不満に感じることはほとんどないでしょう。
なお、Amazfit GTR 4(またはGTS 4のどちらかを選択)+ PowerBuds + ロゴ入りバッグの3つがセットになった福袋が楽天市場とYahoo!ショッピングで販売中。普通に一つずつ購入すると5万円を超えてしまいますが、今回の福袋セットならAmazfit GTR 4単品の値段と変わらない31,900円 (税込)で非常にお得です。
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