シャオミは未発表のエントリースマートフォン「Redmi 14C 5G」の日本発売に向けて準備を進めているようです。
海外メディア「Gizmochina」が伝えています。
IMEIで日本向けと見られる型番が発見
Gizmochinaによると、IMEIデータベースにRedmi 14C 5Gのものと見られる4つの型番が登録されたとのことです。
これによると、型番はそれぞれ「2411DRN47G、「2411DRN47R」「2411DRN47I」「2411DRN47C」。末尾のアルファベットは発売地域を示し、「G=グローバル」「R=日本」「I=インド」「C=中国」を表しています。
このことから、シャオミはRedmi 14C 5Gの日本発売を計画していることが伺えます。なお、キャリア版はこれとは異なるキャリア独自の型番となることが多く、今回発見された型番はキャリアフリー(SIMフリー)版と思われます。
また、シャオミの端末が日本発売される場合の型番は、大きく分けて二つのパターンがあります。
・Gで終わる型番:ほぼグローバル版仕様のまま
・Rで終わる型番:日本独自仕様に改良
前者のパターンであれば、FeliCa(おサイフケータイ)の搭載はまずありえません(Xiaomi 14 Ultra等)。一方、後者についてはFeliCaを備えていることがほとんど(Redmi Note 13 Pro+ 5G、Redmi 12 5G等)です。
このことから、Redmi 14C 5G 日本版はFeliCaに対応する可能性が非常に高いと考えられます。
日本では2023年に「Redmi 12C」が発売されましたが、この機種は5G非対応なだけでなく、充電ポートが今では珍しくなった旧式のmicroUSBであり、(ほとんど悪い意味で)日本のユーザーを驚かせました。
しかし、グローバル市場で発売されている「Redmi 13C 5G」は現在一般的なUSB Type-Cポートとなっており、Redmi 14C 5Gが再びmicroUSBとなる可能性は低いでしょう。
Redmi 14C 5GはRedmi 13C 5Gの方向性を引き継いだモデルと見られます。Redmi 13C 5Gの主な特徴は以下をご覧ください。
Redmi 13C 5Gの主な特徴
Redmi 13C 5Gは、SoCにメディアテック製「Dimensity 6100+」を搭載するエントリークラスの5G対応スマートフォンです。
ディスプレイは90Hzリフレッシュレートに対応した6.74インチ液晶。背面のカメラは5000万画素のセンサーを搭載しています。
バッテリーは5000mAhで18W PD急速充電に対応。その他、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、Bluetooth 5.3や指紋・顔認証に対応しています。
なお、Redmi 13C 5Gは2023年末にグローバル発表されました。このことから、Redmi 14C 5Gは2024年末前後に発表される可能性が高いでしょう。
ソース:Gizmochina