間もなくグローバルでの発売が期待されているシャオミのスマートフォン「POCO F6(仮称)」が新たに認証を通過し、正式発表が間近に迫っているようです。
海外メディア「Gizmochina」が伝えています。
タイで認証通過。発売は6月頃か
POCO F6シリーズは、POCO F6およびPOCO F6 Proの2つのモデルが準備されていると見られています。
今回、Gizmochinaが伝えたのはPOCO F6に関する情報で、これによるとタイのNBTC(国家放送通信委員会)認証を通過したとのこと。
POCO F6と見られる端末は「24069PC21G」の型番で認証リストに登録されており、型番の末尾のアルファベットがグローバル向けのモデルであることを表しています(G=グローバル)。
NBTCの認証情報から本機のスペックは分かりませんが、同型番のモデルがGeekbenchに登録されています。
これによると、SoCは「Snapdragon 8s Gen 3」で、12GBメモリを搭載しOSはAndroid 14。 シングルコアテストで1844点、マルチコアテストで4799点と非常に高いスコアを記録しています。
今回のように国家機関の認証を通過したことは、本機の正式発表が間近に迫っていることを示唆しています。Gizmochinaは、本機の発売が6月頃になると予想しています。
POCO F6のスペックは?限定版も発売か
POCO F6は4月に中国で発売された「Redmi Turbo 3」のリブランドモデルと考えられており、スペックの多くが共通していると考えられます。
Redmi Turbo 3は、Snapdragon 8s Gen 3チップセットを搭載し、LPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージの高速規格に対応しています。
また、ディスプレイは6.67インチの有機ELで、120Hzの高リフレッシュレートやDolby Vision、HDR 10+に対応。90W急速充電に対応した5000mAhのバッテリーを搭載し、背面のカメラは5000万画素標準+800万画素超広角のデュアル構成となっています。
ただし、これまでの噂によればPOCO F6ではカメラ構成が変更され、これにマクロカメラを加えたトリプル構成となる可能性があります。
そのほか、GizmochinaはHyperOSのコードから判明した情報として、「デッドプール限定版(マーベルのデッドプールと思われる)」も発売される可能性があると伝えていますが、詳細は不明です。
Redmi Turbo 3のより詳しい特徴やスペック、価格情報などは以下の記事をご覧ください。
▽Redmi Turbo 3 スペック・価格まとめ。Snapdragon 8s Gen 3搭載の超コスパマシン!ハンドジェスチャー操作などAI機能にも対応
ソース:Gizmochina、Geekbench