シャオミが2024年4月10日に中国で発表した「Redmi Pad Pro」の5G対応版が準備されているようです。
海外メディア「Gizmochina」が「Android Headlines」の情報を引用して伝えており、このモデルは中国だけでなく世界各国で発売される可能性があります。
5GおよびeSIMに対応したモデルか
Redmi Pad Proは、Snapdragon 7s Gen 2チップを備えたタブレット端末です。
Snapdragon 7s Gen 2は5Gに対応したチップですが、先日中国で発表されたRedmi Pad ProはWi-Fi版であり、5G通信には非対応です。
しかし、今回伝えられた情報によると、シャオミはRedmi Pad Proの5G版を近々発表する可能性があるとのこと。コードネームは「ruan」で、5GおよびeSIM対応を除けばWi-Fi版とほぼ同じスペックだといいます。
また、型番は「24074RPD2G」「24074RPD2I」「24074RPD2C」の3つがあるとのこと。型番の末尾のアルファベットは発売地域を表しており、G=グローバル、I=インド、C=中国です。
すなわち、Redmi Pad Pro 5Gは中国だけでなく世界各国で発売される可能性があります。これまでの慣例に従えば、まずは中国で発表され、その後にグローバルおよびインドで発表されるものと思われます。
そのほか、Redmi Pad ProはPOCOブランドでリブランドされ、「POCO Pad」として発売されるという噂もあります。Redmi Pad Pro 5G、あるいはPOCO Padの日本版発売も期待したいところです。
▽Redmi Pad ProとリブランドモデルPOCO Padがグローバルで発売?日本発売も期待できる新型タブレット
https://www.pragma-life.jp/xiaomi-news-240411/
Redmi Pad Proの主な特徴・スペック
Redmi Pad Proは、SoCにSnapdragon 7s Gen 2を搭載するタブレット端末です。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、スマートフォンとの高度な連携機能も備わっています。
ディスプレイは約12.1インチの液晶で、2.5Kの高解像度や120Hzの高リフレッシュレートに対応しています。
バッテリーは10,000mAhもの超大容量で、33W急速有線充電も対応。そのほか、800万画素のアウトカメラおよびインカメラ、クアッドステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
別売りの専用アクセサリーとしてBluetoothキーボードとペンもあり、学習や作業など幅広い用途に使えるタブレット端末となっています。
価格は、最小構成の6GBメモリ+128GBストレージモデルで1499元より。詳細は以下の記事をご覧ください。
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