2024年発売のシャオミの最高級フラッグシップ「Xiaomi 14 Ultra(グローバル版)」を購入したので、「原神」の動作チェックをお届けします。
特にその高いカメラ性能で注目されている本機ですが、原神も非常に高いパフォーマンスを発揮できるスマホとなっています。原神プレイヤーで本機の購入を検討している方は是非ご覧ください。
ジャンプできる目次
ベンチマークは最高で200万点の大台を突破
Xiaomi 14 Ultra は、SoCにクアルコム製の超高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しており、高水準のパフォーマンス性能が期待できます。
まずは、よく知られるベンチマークアプリ「AnTuTu(Ver.10.2.3)」を使って、Xiaomi 14 Ultra の処理性能を測ってみました。
結果は最高で200万点超え。2回目以降は多少下がったものの、フラッグシップの名に恥じない極めて高いスコアです。
この通りベンチマークスコアは申し分ないので、ゲームの動作も高水準のものが期待できます。
原神「最高」画質で動作チェック
というわけで、実際に Xiaomi 14 Ultra で原神の動作をチェックしてみます。最高画質+最大60FPS設定で、比較的動作が重めな「スメール(砂漠)」で検証しました。検証ツールは「TakoStats」です。
先に結論をまとめておくと、スマホ側をパフォーマンスモードに設定することで、非常に高いパフォーマンスを発揮できました。
パフォーマンスモードの設定
設定 → バッテリーとパフォーマンス → 現在のモード → パフォーマンスモード
※または、コントロールセンターにパフォーマンスモードのON/OFFを設置可能
パフォーマンスモードならほぼ60近いFPSを維持
プレイ時間はおよそ30分で、フィールドをマラソンしつつ出会った敵とも戦っています。
一時的に少しだけ不安定になる場面があったものの、ほとんどの場面で60に近いFPSを維持することができ、非常に快適なゲームプレイが可能。
戦闘でスキルや元素爆発を使用しても極端な処理落ちが発生することもなく、ほとんどのシーンで50FPS台後半を維持していました。
なお、TakoStatsではバッテリー温度を計測できなかったので別のアプリで見たところ、ゲーム終了時で約45°となっていました。
温度が高いと言えば高いのですが、原神を最高パフォーマンスで動かした状態としては、他の高性能スマートフォンも似たようなものです。
とは言え、熱くなるのは避けられないので、気になる場合はスマホクーラーを使った方が良いでしょう。
ちなみにパフォーマンスモードOFFだと......
同じく最高画質+最大60FPS設定で、パフォーマンスモードのみをOFFにした状態で15分間プレイしてみました。
この場合だと、60FPSで動いたのは最初の5分だけで徐々にFPSが低下。最終的には30FPSの上限制限がかかってしまいました。
とは言え、極端な処理落ちやフリーズはまったく無く、なめらかさが徐々に落ちていくという感覚。ゲームプレイ自体は支障なく快適でした。
まとめ:「最強」とは言えないが、かなり優れている
以上、Xiaomi 14 Ultra での「原神」動作チェックでした。
結論は、流石の最高級フラッグシップといったところで、パフォーマンスモードであれば非常に高いパフォーマンスを発揮できました。
あえてケチをつけるなら、完璧な安定ではなく若干の波がある点がマイナス。最高点を50点として45点くらいの性能というところでしょうか。
とは言え、世の中の大半のスマートフォンに優る性能であることは間違いなく、十分にゲームもこなせるスマートフォンと言えるでしょう。