Googleの高性能AI搭載スマートフォン「Google Pixel 9」を購入したので、非常に重いことで有名なゲーム「原神」「崩壊:スターレイル」をプレイしてみました。
価格は販路によって異なるものの、Googleストアで税込128,900円(128GBモデル)。高性能な「Google Tensor G4」チップを搭載したスマートフォンで、高いゲーム性能が期待されます。
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Google Pixel 9のAnTuTuベンチマークスコア
Google Pixel 9は、SoCにPixelシリーズ専用の高性能チップ「Google Tensor G4」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.3.2)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。
結果は、1回目で120万点近い高スコアを記録したものの、2回目以降は極端に下がり80万点台に。特にCPU値の低下が著しく、3回目終了時点のバッテリー温度は約43℃でした。
発熱に応じてCPU性能に強い制限をかける調整となっているようですが、これだけ極端に制限していると、3Dゲームでのパフォーマンスには不安があります。
なお、以下の記事では、Google Pixel 9のAnTuTuベンチマークスコアの詳細についてまとめているので、是非合わせてご覧ください。
▽Google Pixel 9のAnTuTuベンチマークをチェック!スペックも魅力な上位版、その実力は?
Google Pixel 9で実際にゲームをプレイ
ベンチマークの話は最低限にしておいて、実際にGoogle Pixel 9で「原神」と「崩壊:スターレイル」をプレイしてみました。
原神
実際にGoogle Pixel 9で「原神」を最高画質+最大60FPSの設定でプレイしてみると、普通にプレイ自体は可能。30分間のプレイで、極端にFPSが低下してフリーズしかけたりといったことはありませんでした。
とは言え、Google Pixel 9は2024年のハイエンド端末。ほぼ60FPSに張り付くような超快適なプレイを期待していましたが、それとはかなりかけ離れています。
戦闘中は30FPS台での動作が良いところで、発熱するのも早く、背面だけでなく画面も熱くなります(アプリでバッテリー温度を計測したところ、ゲーム終了時で約43℃)。
このことから、快適かと聞かれると......快適とは言い難いパフォーマンスというのが正直な感想です。
崩壊:スターレイル
実際にGoogle Pixel 9で「崩壊:スターレイル」を最高画質+最大60FPSの設定でプレイしてみると、原神より動作は快適で普通にプレイは可能。30分間のプレイで、戦闘中はおおむね40FPS台で動作していました。
とは言え、やはりハイエンドモデルとしては物足りないパフォーマンスで、原神と同様に背面だけでなく画面も熱くなります(アプリでバッテリー温度を計測したところ、ゲーム終了時で約44℃)。
原神との比較で高めのFPSを維持できていましたが、全体的には期待以下のパフォーマンスでした。
まとめ:期待以下のパフォーマンス
以上、Google Pixel 9の「原神」「崩壊:スターレイル」の動作チェックでした。
全体的には「期待以下のパフォーマンス」というのが正直な感想。50~60FPSのような高いフレームレートは維持できず、背面やフレームだけでなく画面も熱くなります。
Googleストアで税込128,900円~という高価な端末ですが、この価格帯のスマートフォンとしては、ゲームのパフォーマンスは物足りないといったところでしょう。
これまでもGoogle Pixelシリーズは、ゲーム性能がハイエンドモデルとしては低いという評判が多かったのですが、Google Pixel 9も多くのユーザーから同様の評価を受けるかと思います。
とは言え、Google Pixel 9は「Gemini」や、カメラの画質処理・編集といった最新AIに力を入れたスマートフォンです。ゲーム性能ではなく、そういった最新技術に魅力を感じる方にはオススメできます。
Google Pixel 9をお得に購入する方法!
Google Pixel 9の価格はGoogleストアでは税込128,900円(128GBモデル)となっています。
また、ソフトバンクでは返却プログラム等でお得に利用することが可能です。
詳細は、以下の記事でまとめているので是非ご覧ください。
▽Google Pixel 9をお得に購入するキャンペーン・セールまとめ!