iPhone Airが登場！史上最薄ボディにA19 Proチップ搭載。価格は税込159,800円～

2025年9月10日未明（日本時間）、Appleは新型スマートフォン「iPhone Air」を発表しました。

以下、主な特徴や価格等をまとめています。

iPhone Airの主な特徴

パフォーマンス

iPhone Airは、A19 Proチップ、N1チップ、そしてC1Xモデムを搭載しています。

A19 Proチップは、2つの高性能コアと4つの高効率コアを持つ6コアCPUと、Neural Acceleratorを搭載した5コアGPUを備えており、スマートフォンの中で最も速いCPUとiPhone史上最も先進的なGPUを誇ります。

これにより、負荷の高いAAAゲームやApple Intelligenceの先進的な機能もスムーズに動作するとのこと。

CPUはiPhone 14 Proのチップと比較して最大40%高速化されており、Appleが設計した最新版のモデムC1Xによって、電力効率もiPhone史上最高を実現していると謳っています。

オペレーティングシステムにはiOS 26がプリインストールされており、多様なApple Intelligence機能に対応しています。

ストレージは、256GB、512GB、1TBの容量が提供されます。

高速で安全な接続のために、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、5G通信、そしてeSIMに対応。ただし、物理SIMには非対応です。

画面

iPhone Airは、約6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイを採用しており、2,736 x 1,260ピクセルの解像度と460ppiのピクセル密度を誇ります。

このOLEDディスプレイは、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーにより、なめらかなスクロールと臨場感あふれるゲーム体験を提供するとのこと。

輝度は標準で1,000ニト、HDRコンテンツでピーク1,600ニト、屋外では驚異のピーク3,000ニトに達し、日差しの強い場所でも鮮明な視認性を確保していると謳っています。

また、Dynamic Island、常時表示ディスプレイ、True Tone、広色域（P3）、反射防止コーティングなどに対応。

前面には3倍の耐擦傷性能を持つ頑丈なCeramic Shield 2が、背面には4倍の耐亀裂性能を持つCeramic Shieldが採用されており、高い耐久性を実現しているとのことです。

カメラ

iPhone Airのカメラシステムは、48MP Fusionカメラシステムを搭載しています。

カメラは単眼となっており、26mm、ƒ/1.6の絞り値、センサーシフト光学式手ぶれ補正を備え、24MPと48MPの超高解像度写真に対応します。

また、12MPの光学2倍ズームも可能。 光学ズームレンジは2倍で、最大10倍のデジタルズームに対応します。

インカメラには18MPセンターフレームカメラが搭載されており、ƒ/1.9の絞り値とFocus Pixelsを使ったオートフォーカスが可能です。

このフロントカメラは、ズームと回転が可能な正方形センサーにより、セルフィーやビデオ撮影時のフレーミングの自由度が高く、グループ写真では全員を自動でフレームに収めることができます。

ビデオ撮影では、4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影（24fps、25fps、30fpsまたは60fps）が可能で、アクションモードもサポートしています。

バッテリー・充電

iPhone Airは、内部設計の見直しにより、バッテリースペースを最大化し、驚くほど長持ちすると謳うリチャージャブルリチウムイオンバッテリーを搭載しています。

最大27時間のビデオ再生が可能とされており、iPhone Air MagSafeバッテリーパックを使用あうる場合は、最大40時間のビデオ再生が可能です。

充電においては、高速充電に対応しており、別売りの20W以上のアダプタとUSB-C充電ケーブル、または別売りの30W以上のアダプタとMagSafe充電器を使用することで、約30分で最大50%の充電が可能です。

ワイヤレス充電は、最大20WのMagSafeワイヤレス充電とQi2ワイヤレス充電に対応しています。

AI

iPhone Airは、Apple Intelligenceの様々な機能を搭載しており、日常生活をより便利にするとのこと。

主なAI機能は以下の通りです。

• ビジュアルインテリジェンス：iPhoneの画面上のコンテンツに関する検索、質問、操作が直感的に行えます。

• ライブ翻訳：メッセージアプリのテキストを自動翻訳したり、FaceTime通話でライブ翻訳されたキャプションを表示したり、電話アプリで翻訳を読み上げさせたりすることが可能です。

• クリーンアップ：写真に写り込んだ不要な物や人物、背景をワンタップで認識して消去できる写真編集ツールです。

• ジェン文字：キーボードを使って会話の内容に合わせたジェン文字を簡単に作成できます。

• 作文ツール：書いた文章の校正、トーンや言葉遣いの提案、文章の要約をサポートします。 また、SiriもApple Intelligenceのパワーを活用することで、これまで以上に自然で便利になっています。

その他の特徴

iPhone Airは、iPhone史上最薄となる薄さ5.64mm、重さ165gという薄さと軽さが特徴です。

デザインには80%再生チタニウムを使ったチタニウムフレームが採用されており、スカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックの4つの美しい仕上げが用意されています。

IP68等級の防塵・耐水性能を備えており、最大水深6メートルで30分間の耐性があると謳っています。

セキュリティ面では、センターフレームフロントカメラのTrueDepthテクノロジーによるFace IDに対応しています。

内蔵スピーカーは空間オーディオ再生をサポートしていますが、画面上部のみのモノラル仕様です。

さらに、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」機能といった安全機能も充実しており、日本市場向けの機能としてFeliCaにも対応しています。

充電と拡張性には、USB Type-Cコネクタ（USB 2）が搭載されています。

iPhone Airの価格と総評

iPhone Airの価格（Apple公式）は以下の通り。

256GB：税込159,800円

512GB：税込194,800円

1TB：税込229,800円

iPhone Airの予約注文は9月12日午後9時から開始され、9月19日に発売される予定です。

iPhone Airは、驚異的な薄さ（5.64mm）が特徴の超薄型スマートフォンですが、一方でCeramic Shield 2による高耐久性も魅力。スペックもA19 Proチップや最大3,000ニトの画面を備えている点が優秀です。

ただし、カメラはシングルでスピーカーもモノラルとなっており、これらの点では物足りなさも。さらに物理式のSIMカードには非対応で、デュアルeSIM対応という点でも賛否が分かれそうです。

iPhone Airのスペック

iPhone Airのスペックは以下の通りです。

ソース：Apple