REDMAGIC Astraレビュー！実際に使った評価。ゲームが思う存分楽しめる約9型OLED画面のタブレット

高性能なAndroidゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」をご提供いただき、しばらく使ってみたので実機レビューをお届けします。

REDMAGIC Astraは、フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載し、画面には比較的コンパクトな約9.06インチの有機ELディスプレイを採用したタブレット端末。

価格はREDMAGIC日本公式サイトで税込87,800円（256GBモデル）となっています。

製品提供：Fastlane Japan株式会社（REDMAGIC日本総代理店）

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REDMAGIC Astraの主な特徴

REDMAGIC Astraの主な特徴は以下の通りです。

以上のように優れたゲーミング性能を備えている一方、価格は税込87,800円（256GBモデル）からとお手頃で、ゲーム用途にピッタリなタブレット端末となっています。

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高い性能に加えて、画面が目を見張るキレイさ！

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それでは以下、開封および実機レビューをご覧ください。

REDMAGIC Astraを開封！

まずは、REDMAGIC Astraを開封していきます。

シンプルでありながらゲーミング感もあるパッケージとなっています。

説明書等書類を除く内容物は以下の通り。フィルム、ケースだけでなく、充電器も付属していないのでご注意ください。

なお、80W GaN高速充電器はREDMAGIC日本公式サイトで購入が可能です（税込3,280円）。

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80W出力のGaN充電器としては安い！

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REDMAGIC Astraの実機レビュー

本体重量は実測で約371g

本体は実測で約371g。公称では約370gとなっているので、1g分は誤差の範囲内でしょう。

コンパクトサイズのタブレットとして特に軽いわけではありませんが、これは冷却ファン含む「PAD ICE-X 冷却システム」を搭載しているので致し方ない部分でしょう。

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本体細部をチェック！IP54防塵防滴対応

それでは、REDMAGIC Astra本体の細部もチェックしていきましょう。

本体の上下左右に配置されているボタンやポート等は以下の通りです（横向きで使った場合）。

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顔認証だけでなく指紋認証も対応しているのはありがたい！

セルラー通信、外部ストレージには非対応のため、SIM＆microSDカードスロットはありません。

正面のベゼル部分にはフロントカメラが配置されています。

また、赤いマジックキーをスライドすると、ゲームに没頭できるゲームスペース機能を起動できます（デフォルト設定の場合）。

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ゲームスペースではゲームの設定やプレイ以外はできません。逆に言うとゲームに没頭できるモードです！

タブレットとしては9.06インチとややコンパクトとなっており、手の小さな筆者でも一応片手でグリップできるサイズです。

また、REDMAGIC Astraの防塵防水はIP54。防水性能は防滴程度なので当然お風呂などに持ち込むのは非推奨ですが、少々の水しぶきがかかった程度なら大丈夫そうです。

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デザインもチェック。RGBライトがかっこいいゲーミングデザイン

REDMAGIC Astraのデザインもしっかりチェックしていきましょう。

背面はカメラの出っ張りがないフラットデザインとなっており、ボディはのCNCアルミ一体型フレーム。カメラの隣にはゲーミング感を演出するRGBライトを搭載しています。

※正確に言えば、ライト周りがごくわずかに出っ張っています。

さらにカメラやSoCが搭載されている部分はスケルトンの意匠が施されています。

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まさにゲームを楽しむためのタブレット！独特ながら機能美も感じさせます。

画面は約9.06インチの有機EL（OLED）ディスプレイとなっています。

ベゼルも細く画面占有率は90.1%とのこと。ベゼルは（おそらく）四辺均等となっており、洗練された見栄えです。

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処理・ゲーム性能をチェック

REDMAGIC Astraは、クアルコム製のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載しています。

その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク（Ver10.4.6）で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。

※検証したモデルはREDMAGIC Astra（12GB+256GB）です。

結果は、最高で260万点以上というハイスコアを記録。2回目、3回目では徐々にスコアが下がっているものの、それでも優秀なスコアです。

温度制御も良く、3回目でも最大43.5℃止まりと控えめ。放熱面で有利な一体型のアルミフレームや、冷却ファン含む「PAD ICE-X 冷却システム」を搭載しているだけあって、高負荷時でも優れた安定性を誇るようです。

なお、実際に日常的によく使われるであろうアプリ（電話、ブラウザ、SNSなど）を使ってみましたが、もちろん非常に快適に使う事ができました。

実際のゲーム動作や独自のゲーム機能等については、以下のnoteの記事で書いているので併せてご覧ください。

▷REDMAGIC Astraのゲーム性能は？「原神」「崩壊：スターレイル」の動作を検証してみた

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画面・音響をチェック

REDMAGIC Astraは、9.06インチのOLED（有機EL）ディスプレイを搭載しています。

サイズに関して言うと、これ以上大きいと指が届かなかったりでむしろゲームには不便。ゲーム用として、9.06インチというサイズは非常に絶妙に感じます。

その他のスペックでは、最大輝度は1600nits、解像度は2.4K相当（2,400 x 1,504）とどちらも高く、有機ELらしいくっきりとした発色が特に素晴らしいです。

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ディスプレイは目を見張るキレイさ！何を見ていても没入感が素晴らしいです。

また、最大165Hzのリフレッシュレートに対応しており、なめらかな駆動で長く使っていても目に優しく感じます。

音響面では、DTS:X Ultra対応のステレオデュアルスピーカーを搭載。

タブレットとしてデュアルスピーカーというのは物足りない感じではありますが、音量・音の広がりは普通に良好で立体的なサウンドだと思いました。

ゲームはもちろん動画も思う存分楽しめるタブレットになっています。

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バッテリー性能をチェック

REDMAGIC Astraは8,200mAh大容量バッテリーを搭載していますが、バッテリー消費はやや大きい印象です。

実際にAmazonプライムビデオで動画を再生（画質は標準、音量100%、輝度約60%）してみたところ、バッテリー残量は1時間で8%（100%→92%）、2時間で17%（100%→83%）でした。

一般的な最近のスマートフォンやタブレットの同条件でのバッテリー消費を比較すると以下の通りです。

バッテリーと画面サイズが大きく異なるスマートフォンとは単純な比較はできませんが、やはりREDMAGIC Astraのバッテリー消費はやや大きい印象。

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冷却用ファンも搭載しているので、バッテリー消費がやや大きいのはその分もありそうです。

ただし、スマートフォンのように肌身離さず持って使うものではないので、実際にはスマートフォンほど頻繁な充電は必要ないことがほとんど。

そのため、上記のような結果であってもバッテリー持ちで困ることは少なそうです。

充電性能をチェック

REDMAGIC Astraは80W急速充電に対応しています（充電器は別売り）。

一般的な規格でも高出力の充電に対応しているようなので、筆者所有の充電器（単ポート最大140W）で充電してみました。

▽使用した充電器「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」

バッテリー残1%から100%まで充電するのにかかった時間は、以下の通りです。

※充電速度は使用する充電器・ケーブル、そのほか気温や本体温度によって異なる場合があります。

以上の通り充電速度は高速で、バッテリーが切れてしまっても短時間で充電が可能。

なお、REDMAGICの純正充電器を使った場合でも、ほとんど同じ時間でフル充電が可能となっていました。

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もともと80W以上の充電器を持っている方は、純正充電器は不要かもしれません。

REDMAGIC Astraは、バッテリーを経由せずに直接本体に電力を供給する充電分離（バイパス給電）にも対応しています。

充電しながらゲームをすると、バッテリーが発熱し、パフォーマンス低下（カクつき）やバッテリー劣化の原因になります。

一方、この充電分離を使えばバッテリーの発熱を抑えることができるため、端末の性能を維持したままバッテリーを保護し快適なプレイを持続できます。

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まさにゲーミングデバイス向けの機能ですね！

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カメラ性能をチェック

REDMAGIC Astraのカメラは、リアカメラ1300万画素、フロントカメラ900万画素。

どちらも特にすごい画質という訳ではありませんが、記録用やオンライン会議等で使う分には十分かと思います。

以下、リアカメラおよびフロントカメラそれぞれの作例です。

リアカメラ

フロントカメラ

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REDMAGIC Astraのスペック

REDMAGIC Astraのスペック表は以下の通りです。

ソース：REDMAGIC日本公式サイト

REDMAGIC Astra レビューまとめ

以上、REDMAGIC Astraのレビューでした。

主なGood / Badポイントをまとめると以下の通りです。

REDMAGIC Astraは、高い処理性能、優れた冷却性能、充電分離機能、美しいOLEDディスプレイを備えており、特にゲーム用途で大活躍できそうなタブレットになっていました。

価格も税込87,800円～とスペックを考えればかなりお手頃なので、コストパフォーマンスも非常に高いと言えるでしょう。

約9インチの画面も、スマホより大画面でありながら、ゲーム用途として大きすぎず操作感も良好という絶妙サイズとなっていました。

REDMAGIC Astraの価格

REDMAGIC Astraの価格は以下の通りです（REDMAGIC日本公式サイト）。

※価格は税込み

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