2025年1月10日、シャオミは「Redmi Note 14」シリーズ5機種をグローバル向けに発表しました。
以下、Redmi Note 14 5G、Redmi Note 14 Pro 5G、Redmi Note 14 Pro+ 5G、Redmi Note 14 (4G)、Redmi Note 14 Pro (4G) の主な特徴や価格等をまとめています。
※速報性を重視しているため、誤字等が含まれる可能性があります。あらかじめご了承ください。
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Redmi Note 14 5G
Redmi Note 14 5Gは、SoCにメディアテック製「Dimensity 7025-Ultra」を搭載したスマートフォンです。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、メモリは6GB / 8GB / 12GB、ストレージは128GB / 256GB / 512GBです。
デザインは従来のRedmi Noteシリーズに近いオーソドックスなもので、カラーは、Midnight Black、Coral Green、Lavender Purpleの3色。Midnight Black以外の2色はツートンの特徴的な配色となっています。
フラットなミドルフレームを採用していますが、背面パネルはラウンド形状で丸みがあります。寸法は高さ162.4mm、幅75.7mm、厚さ7.99mmで、重量は190gとなっています。
画面は約6.67インチのAMOLEDディスプレイで、解像度はFHD+。最大120Hzのリフレッシュレートや、1200nitのHBM輝度、2100nitのピーク輝度にも対応しています。
背面にはトリプルカメラを搭載。OISを備えた1億800万画素メイン(1/1.67型, f/1.7)に加えて、800万画素超広角、200万画素マクロの構成で、メインカメラは3倍光学相当のズームに対応しています。
そのほか、2000万画素のインカメラや、45W急速充電対応の5110mAhバッテリー、イヤホンジャック、デュアルスピーカーを搭載。IP64防塵防滴やGoogle Gemini等のAI機能に対応しています。
先に発表されていた中国・インド版よりもメインカメラのセンサーサイズが大きく、実質強化と言えそうです。
Redmi Note 14 Pro 5G
Redmi Note 14 Pro 5Gは、SoCにメディアテック製「Dimensity 7300-Ultra」を搭載したスマートフォンです。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、メモリは8GB / 12GB、ストレージは256GB / 512GBです。
上部中央に配置された大きなカメラモジュールが印象的なデザインで、IP68防塵防水に対応。
カラーは、Midnight Black、Coral Green、Lavender Purpleの3色。背面パネルはMidnight Black以外はツートンの配色で、さらにLavender Purpleのみヴィーガンレザー素材を採用しています。
寸法は高さ162.33mm、幅74.42mm、厚さ8.4mm(Phantom Purpleは8.55mm)で、重量は190gとなっています。
画面は約6.67インチのCrystalRes AMOLEDディスプレイで、エッジ形状を採用。解像度は1.5Kで、最大120Hzのリフレッシュレートや3000nitsのピーク輝度に対応しています。
背面にはトリプルカメラを搭載。OISを備えた2億画素メイン(1/1.4型, f/1.65)に加えて、800万画素超広角、200万画素マクロの構成で、メインカメラは2倍 / 4倍光学相当のズームに対応しています。
そのほか、2000万画素のインカメラや、45W急速充電対応の5110mAhバッテリー、デュアルスピーカーを搭載。Google Geminiや「かこって検索」などAI機能にも対応しています。
先に発表されていた中国・インド版と比べるとIP等級が少なくなり(IP66/IP68/IP69 → IP68)、バッテリー容量も小さくなっています(5500mAh → 5110mAh)。一方、メインカメラのセンサーサイズは大きくなっており、こちらは実質強化と言えそうです。
Redmi Note 14 Pro+ 5G
Redmi Note 14 Pro+ 5Gは、SoCにクアルコム製「Snapdragon 7s Gen 3」を搭載したスマートフォンです。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、メモリは8GB /12GB、ストレージは256GB / 512GBです。
フラッグシップモデルのような洗練されたデザインとなっており、IP68防塵防水に対応。5000mm2のVC冷却も備えています。
カラーは、Frost Blue、Midnight Black、Lavender Purpleの3色。背面パネルはMidnight Black以外はツートンの配色で、さらにLavender Purpleのみヴィーガンレザー素材を採用しています。
寸法は高さ162.53mm、幅74.67mm、厚さ8.75mm(Phantom Purpleは8.85mm)で、重量は210.14g(Phantom Purpleは205.13g)となっています。
画面は約6.67インチのCrystalRes AMOLEDディスプレイで、エッジ形状を採用。解像度は1.5Kで、最大120Hzのリフレッシュレートや3000nitsのピーク輝度に対応しています。
背面にはトリプルカメラを搭載。OISを備えた2億画素メイン(1/1.4型, f/1.65)に加えて、800万画素超広角、200万画素マクロの構成で、メインカメラは2倍 / 4倍光学相当のズームに対応しています。
そのほか、2000万画素のインカメラや、120W急速充電対応の5110mAhバッテリー、デュアルスピーカーを搭載。Google Geminiや「かこって検索」などAI機能にも対応しています。
先に発表されていた中国・インド版と比べるとIP等級が少なくなっています(IP66/IP68/IP69 → IP68)。
カメラについては、2.6x望遠カメラがなくなってマクロカメラになった一方、メインカメラのセンサーサイズは大きくなっています。また、メインカメラは2倍 / 4倍のロスレスズームに対応し、実質的に望遠カメラとして機能するため一概にダウングレードしたとは言えません。
そのほか、バッテリー・充電の仕様も変更(6200mAh / 90W → 5110mAh / 120W)。バッテリーの持続時間よりも充電速度を重視した仕様となっています。
Redmi Note 14 (4G)
Redmi Note 14は、SoCにメディアテック製「Helio G99-Ultra」を搭載したスマートフォンです(5G非対応)。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、メモリは6GB / 8GB、ストレージは128GB / 256GBです。
カラーは、Mist Purple、Lime Green、Midnight Black、Ocean Blueの4色展開。寸法は高さ163.25mm、幅76.55mm、厚さ8.16mmで、重量は196.5gとなっています。
画面は約6.67インチのAMOLEDディスプレイで、解像度はFHD+。最大120Hzのリフレッシュレートや、1200nitのHBM輝度、1800nitのピーク輝度にも対応しています。
背面にはトリプルカメラを搭載。OISを備えた1億800万画素メイン(1/1.67型, f/1.7)に加えて、200万画素深度、200万画素マクロの構成です。
そのほか、2000万画素のインカメラや、33W急速充電対応の5500mAhバッテリー、イヤホンジャック、デュアルスピーカーを搭載。IP54防塵防滴にも対応しています。
基本的にはRedmi Note 14 5Gの廉価版といった性能で、5Gも非対応。ただし、バッテリー容量が大きくなっています(5110mAh → 5500mAh)。
Redmi Note 14 Pro (4G)
Redmi Note 14 Proは、SoCにメディアテック製「Helio G100-Ultra」を搭載したスマートフォンです(5G非対応)。
Xiaomi HyperOSをプリインストールしており、メモリは8GB / 12GB、ストレージは256GB / 512GBです。
カラーは、Ocean Blue、Midnight Black、Aurora Purpleの3色展開。寸法は高さ162.16mm、幅74.92mm、厚さ8.24mmで、重量は180gとなっています。
画面は約6.67インチのAMOLEDディスプレイで、エッジ形状を採用。解像度はFHD+で、最大120Hzのリフレッシュレートや1800nitsのピーク輝度に対応しています。
背面にはトリプルカメラを搭載。OISを備えた2億画素メイン(1/1.4型, f/1.65)に加えて、800万画素超広角、200万画素マクロの構成です。
そのほか、3200万画素のインカメラや、45W急速充電対応の5500mAh大容量バッテリー、デュアルスピーカー、イヤホンジャックを搭載。IP64防塵防水(防滴)や、Google GeminiなどAI機能にも対応しています。
基本的にはRedmi Note 14 Pro 5Gの廉価版といった性能で、5Gも非対応。ただし、イヤホンジャックを搭載していたり、インカメラが変更(2000万画素 → 3200万画素)されていたりという違いもあります。
Redmi Note 14シリーズの価格
Redmi Note 14シリーズ各モデルの希望小売価格は以下の通りです。
機種名 | 希望小売価格 |
Redmi Note 14 5G | 299ドル~(約4.7万円~) |
Redmi Note 14 Pro 5G | 399ドル~(約6.3万円~) |
Redmi Note 14 Pro+ 5G | 449ドル~(約7.1万円~) |
Redmi Note 14 (4G) | 199ドル~(約3.1万円~) |
Redmi Note 14 Pro (4G) | 299ドル~(約4.7万円~) |
※日本円価格は2025/1/10時点のレート換算です。
なお、販売されるモデルや価格は市場によって異なる場合があります。日本でのRedmi Note 14シリーズの展開は記事公開時点(2025年1月10日)で明らかになっていません。