マルチポイント接続、ノイキャンや、aptXコーデックに対応した完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air S」をご提供いただきました。
以下、レビューをお届けします。
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EarFun Air Sの特徴
EarFun Air Sの主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅ノイキャン&外部音取り込み対応
✅ウール素材 10mmダイナミックドライバー搭載
✅aptXコーデック対応
✅BT5.2とQCC3046チップで優れた接続性
✅低遅延モード&マルチポイント接続対応
✅タッチ操作&アプリでのカスタマイズ対応
✅最大30時間使用可。無線充電も対応
✅IPX5防水
以上の通り、マルチポイント接続やノイキャン等さまざまな付加価値に対応しながら、1万円以下で購入できるコスパの高い製品となっています。
Amazonでの通常価格は6,999円(2022/8/8時点)ですが、2022年8月8日から8月14日の「山の日記念キャンペーン」で5,249円(25%オフ)で販売されるようです。
EarFun Air Sの本体と同梱品をチェック
それではさっそくEarFun Air Sを開封していきます。
中身は以上の通り。充電ケース(イヤホン同梱)の他、充電ケーブル(充電アダプタは無し)、XS, S, M, Lのイヤーピース( Mはイヤホンに装着済)、クリーニング用綿棒、解説書等が付属します。
充電ケースはマットな質感でサラサラ。少々大きめのサイズ感だと思います。
ケース背面にはType-C充電ポートがあります。
ケースの上蓋を開けるとイヤホン本体が登場します。
イヤホン本体も少々大振りな印象。しかし、重量は片側5g程度なので決して重いわけではありません。
一般的なスティックタイプのイヤホンで、タッチセンサー部分には「earfun」のロゴがあります。
密閉性の高いカナル型なので、イヤーピースを使用します。イヤーピースはXS・S・M・Lと付属しているので、自分の耳にあった物を選びましょう。
通話やANC、外部音取り込みに対応した製品なので、複数のマイクを搭載。防水性能はIPX5で、多少の雨や水しぶき、汗程度ならばしっかり防いでくれることでしょう。
EarFun Air Sを実際に使ってみた
豊かな低音が楽しめる。低遅延・マルチポイント接続も対応
音質については、ウール素材の10mmダイナミックドライバーを採用していることもあり、豊かで迫力のある低音が特徴です。
音場の広さはあまり感じないものの、EarFunらしく音のバランスは悪くありません。高音域・中音域ともに潰れておらず、この価格帯のイヤホンとしてはボーカルもクリアに聴こえます。
より高音質のものを求めるならばさらに上がいますが、EarFun Air Sはあくまで6千円台の製品。aptXコーデックに対応しており、この価格帯としてはかなり良い音質。さすがEarFunだと思います。
また、低遅延モードに対応しているだけでなく、低価格のワイヤレスイヤホンではまずないマルチポイント接続も可能。6千円台の製品でここまでやってくれるのは本当にすごいとしか言えません。
ノイキャンは普通。外部音取り込みは良好
EarFunがENC(Environment Noise Cancellation)と表現する、いわゆるノイキャンについては普通の性能かと思います。
低音についてはそれなりに除去される印象ですが、中・高音への効果は低め。クーラーの音はほぼ聞こえなくなりますが、話し声やタイピング音、そのほか金属音等はそれほど除去されない印象でした。
そこまで高いレベルを求めるのは贅沢でしょう。
一方、外部音取り込みは周囲の音が自然に拡張されているような印象で、不快なノイズやキンキンとした高音の違和感などはありませんでした。
操作感・装着感について
タッチセンサーのレスポンスは良好。1~3タップおよび長押しでのタッチ操作が可能で、再生/停止、曲送り、音量上下、モード切替など操作方法は多彩です。
なお、タッチ操作での音量調整ができない製品は意外と多いので、その点を考えると貴重な仕様となっています。
専用アプリ「EarFun Audio」も用意されており、以下の操作が可能です。
主なアプリの内容
・バッテリー残量確認
・モード切替
・イコライザー
・操作カスタマイズ
モード切替については、ノイキャン・ノーマル・外部音取り込みのほか、低遅延のゲームモードが選択できます。
また、イコライザーはデフォルトで4つのプリセットが用意。その他、自分で細かく設定も可能です。
カスタマイズについては、3タップと長押しの変更のみ。今後のアップデートでさらにカスタマイズの幅が増えればよいですが、現時点では不明です。
EarFun Air Sはそこそこ大きめのサイズ感ながら、重量は5gと常識的な範囲。また、サラサラとした質感のため耳が被れやすいということもないと思います。
カナル型なので密閉性も良好。ノイキャン未使用時でも遮音性自体は高い部類です。
EarFun Air Sのスペック
EarFun Air Sのスペックは以下の通りです。
EarFun Air S | |
ドライバー | 10mm DD |
コーデック | SBC / AAC / aptX |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外部音取込 | 対応 |
タッチ操作 | 対応 |
専用アプリ | EarFun Audio Android・iOS対応 |
通信 | QCC3046 Bluetooth 5.2 |
防水 | IPX5 |
電池 | ANCオン:イヤホン5時間 ANCオフ:イヤホン6時間、ケース込30時間 |
充電 | イヤホン:1時間 ケース:Type-C 2時間, 無線 3.5時間 |
サイズ | ケース:56mm x 65mm x 31mm |
重量 | イヤホン:約5g(片方) ケース込み:約52g |
カラー | ブラック |
EarFun Air S レビューまとめ:1万円以下でANC対応。コスパ良好
EarFun Air Sのレビューをお届けしました。
6千円台の完全ワイヤレスイヤホンとしては、マルチポイント接続やノイキャン等さまざまな付加価値に対応しており、非常にコスパの高い製品となっています。
ノイキャンの性能はそこまで凄くはないものの、どの機能も普通に使え、音質も価格を考えればむしろ良好な部類でしょう。
Amazonでの通常価格は6,999円(2022/8/8時点)ですが、2022年8月8日から8月14日の「山の日記念キャンペーン」で5,249円(25%オフ)で販売されるようです。