シャオミのサブブランドPOCOのハイエンドスマホ「POCO F8 Pro」を購入し、カメラでたくさん撮影してきたので作例や感想を記事にまとめました。
ゲーム性能やSound by Boseのスピーカーが語られがちな本機ですが、カメラも望遠レンズを含むトリプルカメラとなっており、隙の無い一台。
価格は、Xiaomi公式サイト(mi.com)で税込89,980円~となっています。
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POCO F8 Proのカメラ性能をチェック
望遠レンズ含むトリプルカメラシステム

POCO F8 Proはトリプルカメラを搭載。構成は以下の通りです。
| 標準(広角) | 5000万画素 Light Fusion 800 (1/1.55, f/1.88, 24mm) 光学式手振れ補正 (OIS) |
| 2.5x望遠 | 5000万画素 (f/2.2, 60mm) |
| 超広角 | 800万画素 (f/2.2, 15mm) |
メインカメラには、高性能なLight Fusion 800センサーとOIS(光学式手振れ補正)を備えており魅力的な構成。

一方、望遠カメラにはOISがなく超広角カメラも800万画素と最低限の仕様。全体的には最近のミドルハイクラスのスマホで見られるような構成です。
動画については、最大8K画質での撮影が可能ですが30fpsまで。60fps撮影ができる4K / 1080p画質が魅力的です。
カメラ総評:ハイエンドとしては微妙。ただしメインカメラは〇
総評としては、メインカメラの性能は〇。その他はやや劣るものの、望遠カメラは日中で実用的です。
望遠カメラは焦点距離が長いため近くのものを撮影するには向きませんが、メインカメラが2倍ズームでもキレイに撮れるようになっているので、食べ物の撮影はこちらがオススメです。
※焦点距離、明るさに応じてメインカメラ or 望遠カメラは自動で切り替わる。


また、ポートレートモードも背景のぼかしが自然で、被写体が際立つ美しい写りになります。

2.5x望遠カメラ(60mm)も日中の画質は良好。OIS(光学式手振れ補正)がなく夜間ではブレやすいものの、一定の明るさがあれば魅力的な写真が撮影できます。

インセンサーズームにより、5xズーム(120mm)でもキレイに撮れることが謳われていますが、本来の焦点距離60mmと比べると劣る写り。OISがなくブレやすいので、高倍率のズームにはあまり期待しない方が良いでしょう。

そして撮影後の編集機能も充実しており、フィルターや透かしフレームが充実。特に透かしフレームを使うことで一気に作品感が増します。





もちろん夜景モード(オート撮影時に自動的に発動)も搭載しており、特にメインカメラでは手軽に美しい夜景が撮影できます。

一方、望遠カメラと超広角カメラは明確に夜景は苦手。夜景モードでも微妙な写りになるので期待は禁物です。


まとめると、OISを備えたメインカメラが突出した写りで、その他のカメラは様々な点で劣る印象。とは言え、望遠カメラはしっかり構える必要があるものの、日中の写りは決して悪くありません。
なお、カメラアプリの挙動はキビキビとしており、特にストレスを感じませんでした。
以下、ズーム性能、夜景モード等について個別にまとめているのでご覧ください。
ズーム性能:1-2-2.5倍でキレイに撮れる
POCO F8 Proはメインカメラ(24mm)に加えて、0.6x超広角(15mm)、2.5x望遠(60mm)のトリプルカメラを搭載。最大30倍ズームに対応しており、1-2-2.5倍で特にキレイに撮れるようになっています。
以下、0.6x超広角と1x(ズームなし)、そして2x、2.5x、5x、10x、20x、30x(最大倍率)それぞれのズームの比較です。



2.5xの望遠カメラはセンサーサイズが小さくOISが無いことで、暗所ではかなり微妙な写りになってしまいますが、それ以外では悪くありません。

また、インセンサーズームにより5xズームでもキレイに撮れると謳われていますが、正直これは解像感もなく微妙な写り。

より高倍率のズームは以下の比較をご覧ください。
これを超えるズームはハイブリッドズームとなります。



全体的には写真として魅力的な写りとなるのは1-2-2.5倍という印象。超広角カメラや、2.5倍を超える高倍率のズームの写りはあまり良くありませんでした。
とは言え、高倍率のズームでも何が写っているかはちゃんと分かるレベルなので、記録用には十分実用的でしょう。
夜景モード:メインカメラは暗所に強い
POCO F8 Proは夜景モードに対応(オート撮影時に自動的に発動)。センサーサイズが大きくOISもあるメインカメラが良好な写りですが、それ以外のカメラは良くありません。
以下、夜景モードOFF/ONで、それぞれのカメラの作例です。






以上の通り、メインカメラ以外は夜景モードでも解像感がなかったりぼやけた写りに。
望遠および超広角は日中のみ、メインカメラは日中も暗所も使えるオールラウンダーといった感じで使い分けるのがオススメです。
夜景モード×メインカメラなら暗所でもクッキリ撮れますね!
なお、デフォルト設定(アダプティブ望遠ON)の場合、暗所のズームはメインカメラによるズームとなり、望遠カメラは使えません。上記の作例はカメラ設定でアダプティブ望遠をOFFにして撮影しました。
かなり暗所に弱い望遠カメラなので、基本的にアダプティブ望遠はデフォルト設定のONがオススメです。
動画の手振れ補正:OIS搭載のメインカメラが〇
POCO F8 Proのメインカメラは、OIS(光学式手振れ補正)を搭載しており、ブレの少ない動画を撮ることができます。

実際に動画を撮影してみると、手振れ補正がしっかり効いておりしっかりブレを抑えてスムーズな動画が撮れました。
1080p/60FPSだけでなく、4K/60FPSの動画が撮影できることも良い点です。
まとめ:OISを備えたメインカメラが突出した写り

以上、POCO F8 Proのカメラ性能のチェックでした。
全体的にはミドルハイ級のスマホくらいの写りでハイエンドモデルとしてはやや微妙。とは言え、メインカメラはOISを備えていることもあり良好な写りです。
望遠カメラと超広角カメラは夜景に弱く、また望遠カメラはOISがなくブレやすいことも気になった点でした。
とは言え、前述の通りメインカメラの性能は良好で、望遠カメラも日中であれば悪くありません。
また、カメラアプリの挙動がキビキビとしていてストレスなく使え、多彩なフィルターや透かしフレームも魅力的な機能となっています。


なお、もう少し予算に余裕があれば、カメラ性能が高くその他のスペックでも引けを取らない「Xiaomi 15T Pro」があります。
さらにカメラ性能にこだわりたい方はこちらを検討してみても良いでしょう。
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POCO F8 Proの価格
Xiaomi公式サイト(mi.com)でのPOCO F8 Proの各構成と価格は以下の通りです。
| 容量 | 価格 |
| 12GB+256GB | 税込89,980円 |
| 12GB+512GB | 税込99,980円 |
※実際の販売価格は販路によって異なる場合があります。販売店でお確かめください。
公式サイトのほか、Amazon、Xiaomi公式 楽天市場店などでも販売されています。

