シャオミの高性能かつコンパクトなタブレット「Xiaomi Pad Mini」をお借りしたので、AnTuTuベンチマークでその性能を検証してみました。
市場想定価格は税込74,980円~。メディアテック製の高性能SoC「Dimensity 9400+」を搭載したコンパクトなタブレット端末となっています。
製品貸出:Xiaomi Japan(小米技術日本株式会社)
Xiaomi Pad MiniのAnTuTuベンチマークスコア

Xiaomi Pad Miniは、メディアテック製の高性能SoC「Dimensity 9400+」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.4.6)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。



※検証したモデルは16GB+512GBです。
結果は、安定していずれも250万点台という優秀なスコアを記録。
さらに温度制御も非常に良く、3回目でも最大40℃止まりとかなり控えめ。
熱源となるSoCを端末の中央に配置した革新的な設計や、放熱面で有利な一体型のアルミフレームを採用していること等が大きな効果を上げているのでしょう。
なお、実際に日常的によく使われるであろうアプリ(ブラウザ、SNSなど)を使ってみましたが、もちろん非常に快適に使う事ができました。
ここまで安定しているのはかなり驚き!
AnTuTuベンチマーク目安表
AnTuTuベンチマーク(Ver.10)で分かる大体の性能目安は以下の通り。参考にしてください。
| スコア | 解説 |
| ~約30万点 | 超ローエンド。最低限のことができれば良い人向け |
| ~約40万点 | ローエンド。40万点未満よりも動作は快適。ゲーム以外はほぼ困らない |
| ~約70万点 | ミドルレンジ。30万点~40万点よりも快適。あまり重くないゲームなら可 |
| ~約150万点 | ミッドハイレンジ。高負荷設定でなければ3Dゲームも十分動く |
| ~約200万点 | ハイエンド一歩手前。高負荷設定でも3Dゲームがほぼ快適 |
| ~約300万点 | ハイエンド。高負荷設定でも3Dゲームが十分快適 |
| 300万点超え | 2025年のトップレベル。高負荷設定でも3Dゲームが超快適 |
※2025年10月時点の当サイト独自の基準に基づきます。使用感は人によって異なる場合があるので、あらかじめご了承ください。
Xiaomi Pad Miniは最高で200万点を楽々超えるスコアで、高負荷設定の3Dゲームでも高いパフォーマンスが期待できるタブレットです。
前述の放熱に有利な設計を採用していることもあり、実際に手で持って使ってみても極端な熱さは感じません。
全体がじんわりと熱くなる程度で、スマホよりも快適にゲームがプレイできると感じました。
実際のゲーム動作については別の記事で詳細を書く予定です!
まとめ:スコアも熱制御も優秀

以上、Xiaomi Pad MiniのAnTuTuベンチマークチェックでした。
AnTuTuベンチマークは安定して250万点を超えるスコアを叩き出し、しかも熱制御も非常に優秀。
本機は、熱源となるSoCを端末の中央に配置した革新的な設計を採用していますが、しっかり優れた性能に繋がっているようです。
コンパクトなサイズのタブレットなので、一般的なタブレットと比較して放熱面ではそこまで期待していませんでしたが、良い意味で意外な結果となっていました。
これは強い!別の記事ではゲーム性能もしっかり検証していきます。
Xiaomi Pad Miniの価格

Xiaomi Pad Miniの各構成と市場想定価格は以下の通り。
| 容量 | 価格 |
| 8GB+256GB | 74,980円 |
| 12GB+512GB | 93,980円 |
※価格は税込
※販路によって実売価格は異なる可能性があります。
Xiaomi公式サイト(mi.com)のほか、Amazon、Xiaomi公式 楽天市場店などで販売されます。