シャオミ・ジャパンが2025年3月27日に発表・発売した「POCO F7 Ultra」をレビュー用にお借りすることができたので、AnTuTuベンチマークや、非常に重いことで有名なゲーム「原神」でその性能を検証してみました。
POCO F7 Ultraは高性能なSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載したハイエンドモデルで、ゲームや動画の画質・フレームレートを向上させるという独立グラフィックチップを搭載していること等が特徴。
市場想定価格は12GB+256GBモデルで税込99,980円となっています。
製品貸出:Xiaomi Japan(小米技術日本株式会社)
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POCO F7 UltraのAnTuTuベンチマークスコア
最高で260万点超えのハイスコアを記録
POCO F7 Ultraは、クアルコム製の高性能なSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.4.6)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるため、POCO F7 Ultraをパフォーマンスモードに設定し、3回連続で行っています。
結果は最高で266万点超え、2・3回目では下がったもののそれでも十分高いスコアです。
実際に日常的によく使われるであろうアプリ(電話、ブラウザ、SNSなど)を使ってみましたが、非常に快適に使う事ができました。
一方、3回目終了時点でバッテリー温度は約49度とかなり熱くなっており、パフォーマンスの維持に不安が残る結果となりました。
発熱はかなり強い......。ゲームはどうなのか?検証してみます。
AnTuTuベンチマーク 目安表
AnTuTuベンチマーク(Ver.10)で分かる大体の性能目安は以下の通り。参考にしてください。
スコア | 解説 |
~約30万点 | 超ローエンド。最低限のことができれば良い人向け |
~約40万点 | ローエンド。30万点未満よりも動作は快適。ゲーム以外はほぼ困らない |
~約60万点 | ミドルレンジ。30万点~40万点よりも快適。軽いゲームも楽しめる |
~約80万点 | ミッドハイレンジ。高画質設定でなければ3Dゲームも割と動く |
~約100万点 | ハイエンド一歩手前。高画質設定でも3Dゲームが楽しめる機種がある |
~約200万点 | ハイエンド。ほとんどの機種が高画質設定で3Dゲームが楽しめる |
200万点超え | 2025年初頭の超ハイエンド。原神や崩壊:スターレイルも軽々と動く |
※2025年3月時点の当サイト独自の基準に基づきます。使用感は人によって異なる場合があるので、あらかじめご了承ください。
POCO F7 Ultraは200万点を超えるスコアを発揮しており、超ハイエンド級の性能と言えそうです。
原神が快適に120FPS動作。発熱も控えめ
実際にPOCO F7 Ultraで、負荷が強いことでよく知られる3Dゲーム「原神」をプレイしてみました。
POCO F7 Ultraの場合、原神のデフォルト設定は「画質:高」「フレームレート:30」ですが、「画質:最高」「フレームレート:60」に設定しても非常に快適に動作。
※パフォーマンスモードはOFF
さらに独自機能で120FPSにフレーム補間が可能!
2025年3月時点で最新マップのナタにて、約30分間マラソンと戦闘を繰り返しましたが、特にフリーズやカクつくこともありませんでした。また、120FPSフレーム補間により非常にスムーズに動作します。
ゲームの動作や解像感については、X(旧Twitter)に投稿しているので、合わせてご覧ください。
また、以上のテスト終了時でバッテリー温度は40.3℃と控えめ。体感的に明らかに熱いということもなく、快適にプレイができました。
ベンチマークはやや不安でしたが、ゲームはしっかり調整されているようです!
まとめ:優秀なゲームパフォーマンス
以上、POCO F7 UltraのAnTuTuベンチマーク、ゲームの性能・動作チェックでした。
AnTuTuベンチマークは最高で266万点以上と超ハイエンド級の処理性能を発揮しており、原神も快適にプレイすることができました。
さらに原神は120FPSにフレーム補間が可能で、実際に見てみても非常にスムーズに動作しているように感じられました。また、バッテリー温度の上昇もしっかり抑えられているという印象です。
極端にゲーミングスマホ然としたデザインでもなく、IP68防水にも対応しているので、ゲームだけでなく日常使いでも違和感なく使えそうなスマートフォンです。
POCO F7 Ultraの価格・キャンペーン情報
POCO F7 Ultraは、Xiaomi公式サイト(mi.com)や、Amazon、Xiaomi公式 楽天市場店などの各販路にて2025年3月27日18時より順次発売されます。
容量 | 価格(税込) |
12GB+256GB | 99,980円 |
16GB+512GB | 109,800円 |
そのほか、格安SIMのIIJmioでも販売されるとのことです。
また、「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」がプレゼントされるキャンペーン等が実施されます。詳細はコチラでご確認ください。