これまでのリークや認証情報等から、シャオミ「POCO F7 Ultra(仮称)」および「POCO F7 Pro(仮称)」を近くグローバル向けに発表することが噂されています。
両機種は、昨年中国で発売された「REDMI K80 Pro(=POCO F7 Ultra)」と「REDMI K80(=POCO F7 Pro)」のリブランドモデルとみられていますが、新たな情報ではベースモデルよりもバッテリー容量が少なくなる可能性が伝えられています。
POCO F7シリーズはバッテリー容量が削減
海外メディア「XiaomiTime」は、シャオミのソースコードを分析した結果から、POCO F7 UltraおよびPOCO F7 ProはベースモデルであるREDMI K80シリーズから、バッテリー容量が削減されていることが明らかになったと伝えています。
・POCO F7 Ultra:5300mAh / 120W急速充電
・REDMI K80 Pro(POCO F7 Ultra ベースモデル):6000mAh / 120W急速充電
・POCO F7 Pro:6000mAh / 90W急速充電
・REDMI K80 (POCO F7 Pro ベースモデル):6550mAh / 120W急速充電
シャオミ製品の最新情報に敏感なユーザーは、POCO F7シリーズがが中国版の同型モデルと同じ仕様になることを期待していたことでしょう。
今回の情報が事実であれば残念と言わざるを得ません。
POCO X7 Proもバッテリー容量が削減されていた
なお、同様のバッテリー削減は、今年発売のPOCO X7 Pro(ベースモデル:REDMI Turbo 4)でも行われています。
POCO X7 Pro: 6000mAh / 90W急速充電
REDMI Turbo 4(中国): 6550mAh / 90W急速充電
XiaomiTimeは、シャオミがグローバル版のバッテリー容量を削減する理由として、以下のような要因が考えられるとしています。
・生産とコストの最適化: 生産コストを削減するため
・設計と物流: 国際規制や物流の要件に対応するためのハードウェア設計変更
・市場戦略: 仕様を抑えたモデルで地域ごとの価格戦略や消費者の需要に対応
POCO F7 UltraおよびPOCO F7 Proが中国版よりもバッテリー容量が削減されていることで、一部のユーザーから失望の声が出る可能性があります。
一方、POCO F7 UltraおよびPOCO F7 Proは、強力なSoCパフォーマンスや高出力の充電性能を備えているはずで、グローバル市場において競争力のある魅力的なデバイスになると思われます。
ソース:XiaomiTime