nubia Z70 Ultra レビュー！Snapdragon 8 Eliteや、可変絞りカメラ搭載のフラッグシップモデル

nubia Z70 Ultraを発売前にお借りして体験することができたので、実機レビューをお届けします。

nubia Z70 Ultraは、Snapdragon 8 Eliteを搭載するフラッグシップモデルで、可変絞り付きのトリプルカメラも魅力の一台です。

【製品貸出】Fastlane Japan株式会社（nubia Zシリーズ正規代理店）

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直線的なフラットデザイン

nubia Z70 Ultraは、全体的に直線で構成されたフラットデザインのスマートフォンです。

クラシカルなカメラを思わせるカメラモジュールのデザインも魅力的です。

最も出っ張りの大きい部分がメインカメラで、可変絞り機能も搭載しています。

なお、全体的な出っ張りは十円玉3枚よりわずかに厚い程度でした。

画面は、極細ベゼルの約6.85インチ大画面フラットディスプレイとなっています。

一般的なスマホと同じくインカメラを画面中央上部に備えていますが、「UDC（画面下カメラ）」となっており、肉眼ではほとんど見えなくなっています（低輝度時除く）。

一方、大画面は魅力ですが、横幅は約77.1mmと大柄で片手使いは厳しい印象。このあたりはトレードオフなので注意しましょう。

そのほか、筐体の側面や天面・底面は以下の通りです。

ビジュアル的には、スリットの入ったレッドの電源ボタンが印象的です。

実用面では左側面にあるスライドスイッチが活躍。筆者はカメラ（ストリートモード）の起動に使っています（他にライトやボイスレコーダーの起動等にも設定可）。

また、右側面にはカメラキーを搭載。長押しでカメラが起動できるほか、カメラのシャッターとしても使用可能。半押しするとピント合わせにも使えます。

本体の重量は実測で約232gでした。公称の約228gよりやや重量がありますが、添付のフィルム分でしょうか。

また、付属のケースを含めると約258gでした。

物理可変絞りも備えたトリプルカメラ

背面のカメラは、5000万画素の35mmメイン（+OIS）・6400万画素の70mm望遠（+OIS）・5000万画素の13mm超広角というトリプル構成。

メインカメラはソニー製IMX9シリーズのセンサーを採用しており、物理可変絞りも備えています。

メイン・望遠の画質は非常に良好

実際に使った感想としては、メイン・望遠の画質は非常に良好。一方、センサーが最も小さい超広角は、これらに比べると画質で一歩劣ります。

メインカメラのズーム（50mm）、望遠のズーム（85mm、140mm）は上手く調節されているようで、優れた画質で撮影が可能でした。

色味も自然で良好

色味は非常に良好に感じました。鮮やかでありながら、自然な印象で違和感がありません。

望遠カメラは寄って撮れることも魅力で、メシ撮りでも活躍します。

ハエトリグモのような小さな被写体もクッキリと捉えることができました。

多彩なフィルターや撮影モードも魅力的

また、多彩なフィルターや撮影モード、そして独自のウォーターマーク（透かし）で手軽に作品感のある写真が撮れるのが楽しいポイントです。

夜景も美しく撮れる

メインカメラと望遠カメラは夜景性能も優れています。

今後のアップデートに期待したい部分も

なお、カメラのUIはワンタップで超広角（13mm）・メイン（35mm）・望遠（70mm）を切り替えられますが、メイン以外は本来の焦点距離に設定されていません。

具体的には、超広角が18mm、望遠が85mmと若干ズームした状態になっており、それぞれ本来の焦点距離にするためには2タップしないといけません。

超広角：18mm → 24mm → 13mm

望遠：85mm → 140mm → 70mm

おそらく前世代のnubia Z60 Ultraの焦点距離が18mm・35mm・85mmだっため、それに合わせたのかと思います。できれば、ここは本来の焦点距離をデフォルトにしてほしいと思いました。

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今後のアプデで修正を期待！

そのほか、カメラのシャッター音とピントの音がかなり大きく、消音もできないので、気になる人は注意しましょう。

強力なパフォーマンス

AnTuTuは最高で250万点超え

nubia Z70 Ultraは、SoCにクアルコム製「Snapdragon 8 Elite」を搭載しています。

その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク（Ver10.4）で計測を3回連続で行いました。

　
最高（1回目）で250万点を超え、2・3回目でも230万点以上という大台となっており、非常に高いスコアに。nubia Z70 Ultraが非常に優れた処理性能を持っていることが伺える結果です。

一方、発熱はそれなりに強く、3回目終了時点でバッテリー温度は47℃となっていました。

原神が超高画質 ＆ 120FPSで遊べる

nubia Z70 Ultraは高い処理性能を持っているだけでなく、原神を通常よりも更に高画質化・120FPSフレーム補完で遊ぶ事ができます。

実際に高画質化・120FPSフレーム補完を適用して遊んでみると、ほとんどのシーンで100FPS台程度を発揮していました（約30分間のプレイ）。

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ゲーム体験は本当に素晴らしい......！

なお、通常の最高画質設定と、最高画質設定+「極めて高い」高画質化の比較は、X（旧Twitter）に投稿しているので、是非ご覧ください。

▷やずX（@F10Dfjtu）のXアカウント

明るい大画面ディスプレイ

nubia Z70 Ultraは、約6.85インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載しています。

解像度は1.5Kと高く、最大144Hzのリフレッシュレートと、2000nitの最大輝度に対応しています。

実際に使ってみると、屋内はもちろん屋外でも明るく見やすい表示ができました。

また、UDCと極細ベゼルのおかげで非常に優れた視認性が得られ、満足感が高いです。

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UDCは低輝度以外ではほとんど見えませんでした！

優れたバッテリー持ち

nubia Z70 Ultraは6150mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。

そこで、バッテリー100％・音量100%・輝度60%の状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で2時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。

その他の端末との比較は以下の通りです。

以上のテストでは、nubia Z70 Ultraのバッテリー持ちは「非常に良好」な結果に。

また、筆者が様々な用途で一日使った場合でも、50%程度残っている日がほとんどでした。

長時間のゲームや撮影ではバッテリーの減りが大きくなりますが、一般的な用途であれば一日はしっかり持つのではないかと思います。

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かなりハードに使わなければ全然余裕そうです！

nubia Z70 Ultraは独自規格の80W高速充電にも対応しています。

また、一般的な最大65WのUSB PD対応充電器で充電してみたところ、最大26.5Wの出力で充電できていました。

上記のUSB PD充電器で充電した場合、以下の速度で充電が可能でした（バッテリー残1%の状態で充電スタート）。

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一般的なUSB PD充電器でも1時間未満で充電ができました！

nubia Z70 Ultraのスペック

nubia Z70 Ultraのスペックは以下の通りです。

ソース：nubia Zシリーズ 日本公式サイト

nubia Z70 Ultra レビューまとめ

nubia Z70 Ultraのレビューをお届けしました。

トリプルカメラシステムでは美しい写真を撮る事ができ、メイン・望遠の解像感は特に優れていました。

また、パフォーマンスも非常に高く、原神は高画質化・120FPSフレーム補完で快適に楽しむ事ができます。

そのほか、UDCのクオリティも高く、ベゼルも極細でディスプレイの満足度はかなり高く感じられました。バッテリーも6150mAhとかなりの大容量で、実際に使ってみてもバッテリー持ちは非常に良好です。

一方、約6.85インチという大きな画面を備え、横幅77.1mmとそれなりに大柄なスマホなので、この点は好みが分かれそう。

とは言え、全体としては、Snapdragon 8 Elite搭載のフラッグシップスマートフォンとして十分魅力的な一台だと思いました。

nubia Z70 Ultraの価格

nubia Z70 Ultraは、nubia Zシリーズ 日本公式サイトにて、2025年1月21日正午（12時）より先行販売開始、2025年2月10日より正式販売開始となります。

カラーバリエーションはストロー、ブラック、スターレイナイトの3色展開。各モデルの販売価格は以下の通りです。

※2024年1月21日時点の価格です。価格は、予告なく変更される場合があるので、必ずリンク先等の公式サイトで正しい情報を確認してください。

また、nubia Zシリーズ 日本公式サイトでメール登録した方全員が対象で1,000円OFFの早割クーポンが配布。さらに、1月21日正午12時～2月10日11時59分の先行予約販売期間中、4,000円OFFで購入可能とのこと。

早割クーポンと併用して、合計5,000円OFFとなるようです。

▷nubia Zシリーズ 日本公式サイト