シャオミ・ジャパンは、新型完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 4 Pro」「Redmi Buds 4 Pro」「Redmi Buds 4」を発表しました。本日より発売です。
以下、製品の特徴を比較しつつ、価格やセール情報等をまとめます。
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3製品のスペック比較と価格&キャンペーン情報
スペックの比較
新たに発表された3製品の主なスペックの比較は、以下の通りです。
Xiaomi Buds 4 Pro | Redmi Buds 4 Pro | Redmi Buds 4 | |
ドライバー | 11mm | 10mm+6mm | 10mm |
コーデック | LDAC/AAC/SBC | LDAC/AAC/SBC | AAC/SBC |
空間オーディオ | 〇 | 〇 | ✕ |
ANC | 48db | 43db | 35db |
外音取込 | 〇 | 〇 | 〇 |
電池 | イヤホン:9時間 ケース込:38時間 | イヤホン:9時間 ケース込:36時間 | イヤホン6時間 ケース込30時間 |
急速充電 | 5分充電で 3時間持続 | 5分充電で 2時間持続 | 5分充電で 1時間持続 |
無線充電 | 〇 | ✕ | ✕ |
防塵防水 | イヤホン:IP54 ケース:IP54 | イヤホン:IP54 ケース:なし | イヤホン:IP54 ケース:なし |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 | 5.2 |
アプリ対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
いずれの製品もアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)と外音取込、急速充電等に対応していることが特徴。コーデックやいわゆる空間オーディオの類似機能、無線充電(Qi)の有無などで違いがあります。
なお、専用アプリ「Xiaomi Earbuds」は、Google Playのみの配信でApp Storeにはありません(2023/3/2時点)。そのため、iPhoneではアプリによるカスタマイズや操作には非対応です。
価格&キャンペーン情報
新たに発表された3製品の公式価格および発売記念キャンペーン情報は、以下の通りです(価格はいずれも税込)。
Xiaomi Buds 4 Pro | Redmi Buds 4 Pro | Redmi Buds 4 | |
通常価格 | 26,800円 | 11,800円 | 7,980円 |
セール価格 | 19,800円 | 9,800円 | 5,980円 |
いずれもキャンペーンで数千円の大きな値引きがありますが、特にXiaomi Buds 4 Proの7,000円もの高額値引きが目につきます。ただし、Xiaomi Buds 4 Proのセール価格は、「Xiaomi 12T Pro」の購入者限定クーポンを使用した価格であることに注意しましょう。
Xiaomi 12T Pro購入者は、以前に購入した方も対象で、3月2日〜4月2日の応募期間で7,000円引きクーポンが貰えます。詳細はコチラをご確認ください。
「Redmi Buds 4 Pro」「Redmi Buds 4」については、3月9日までの早割価格です。
各製品の特徴
Xiaomi Buds 4 Pro
Xiaomi Buds 4 Proは、99.6%ものノイズを低減するという48dBカットのANCに対応した完全ワイヤレスイヤホン。独特なオープン型のマグネットケースや光沢感の強いデザインが印象的です。
ANCだけでなく、外部音取り込み、360°の立体サラウンドを提供するディメンショナルオーディオ、タッチ操作、着脱検知に対応しています。また、声を正確に捉える骨伝導センサーとトリプルマイク、そしてシャオミ独自の高度AIにより、非常にクリアな通話が可能と謳います。
音質面も妥協はなく、11mmのデュアルダイナミックドライバーにより、原音に忠実なHi-Fiサウンドを表現。また、「LHDC 4.0」コーデック対応だった中国版とは異なり、日本版では「LDAC」コーデックに対応します。
イヤホンのみで最大9時間、ケース込みで38時間の長いバッテリー持続があり、たった5分の充電で3時間使用できる急速充電にも対応。また、Qiワイヤレス充電も対応しています。
その他、ケースへの収納は独特なオープンマグネットデザインを採用しており、イヤホン本体だけでなくケースもIP54防塵防水に対応。また、独自アプリだけでなくGoogle Fast Pairに対応しています。
カラーは、スターゴールド、スペースブラックの2色展開です。
Redmi Buds 4 Pro
Redmi Buds 4 Proは、多くの機能やHi-Resオーディオに対応した安価ながら高機能な製品で、43dBのカットのANCや、簡易的な空間オーディオ(イマーシブサウンド)に対応しています。
3つのマイクを備えており、シーンに応じた3種類の強度のANCをAIが自動選択する機能や、風切り音防止アルゴリズムを搭載。外部音取り込み機能にも対応します。
音質面では、中国版とは異なり「LDAC」コーデックに対応。10mmアルミドライバーと、6mmチタンドライバーで構成されるデュアル・ダイナミックドライバーを備えており、96kHz/24bitの高いビットレートによりハイレゾ相当の音質を実現しています。
その他、ANCオフ時にイヤホンのみで9時間、ケース込みで36時間の長いバッテリー持続があり、たった5分の充電で2時間使用できる急速充電にも対応。また、IP54レベルの防塵防水、タッチ操作、着脱検知、デュアルデバイス接続、Bluetooth 5.3に対応します。
カラーはムーンホワイトとミッドナイトブラックの2色です。
Redmi Buds 4
Redmi Buds 4は、Proモデルよりも安価な製品ですが、35dBカットのANCに対応しています。
2つのマイクを備えており、Redmi Buds 4 Proと同様にAIによるANCの自動調節機能に対応。また、外音取込にも対応しています。
音質面では10mmのムービングコイルユニットを備えており、Bluetooth 5.2により遅延の少ない接続を実現しているとのこと。
その他、ANCオフ時にイヤホンのみで6時間、ケース込みで30時間のバッテリー持続と、たった5分の充電で1時間使用できる急速充電にも対応。また、タッチ操作、着脱検知も対応しています。
カラーはホワイトとブルーの2色です。