Redmi 15C海外発表！低価格の5G非対応スマホ。SoCは前モデルと同じ

2025年9月1日、シャオミは新型スマートフォン「Redmi 15C」をグローバル向けに発表しました。

以下、Redmi 15Cの主な特徴や価格・発売時期等をまとめています。

Redmi 15Cの主な特徴

SoC・パフォーマンス

Redmi 15Cは、SoCにメディアテック製「Helio G81-Ultra」を搭載しています。

同SoCは日本でも販売されている前モデル「Redmi 14C」と同様のチップセット。AnTuTuベンチマーク（Ver.10）では25万点前後のスコアと想定され、5Gも非対応です。

メモリは4GB/6GB/8GBですが、最大8GBの仮想メモリ機能により、合計16GB相当まで拡張して利用できるとのこと（8GBモデルの場合）。

ストレージは128GB/256GBで、最大1TBのmicroSDカードに対応しています。

オペレーティングシステムはXiaomi HyperOS 2をプリインストールしています。

画面

Redmi 15Cは、約6.9インチの大型液晶ディスプレイを採用しています。

解像度はHD+（1600 x 720）で、最大120Hzのリフレッシュレートに対応。

通常輝度は660nits、HBM輝度は810nitsとなっているほか、テュフ・ラインランドの低ブルーライト認証やフリッカーフリー認証等を得ており、目に優しい仕様と謳われています。

カメラ

Redmi 15Cはデュアルカメラを搭載しています。

メインカメラは5000万画素のセンサー、f/1.8のレンズを採用していますが、サブカメラの詳細は不明です。

カメラ機能としては、フィルムカメラ、HDRモード、ナイトモード、ポートレートモード、タイムラプスなどに対応。

動画撮影は、背面カメラ、前面カメラともに1080p（30fps）または720p（30fps）での録画に対応しています。

インカメラは800万画素です。

バッテリー・充電

Redmi 15Cは、8mmを切るという薄型形状でありながら、バッテリーは6000mAhもの大容量を実現。

充電は33W有線急速充電に対応するほか、最大10Wのリバース有線充電に対応しており、本機をモバイルバッテリーのように使うことも可能です。

さらにバッテリーは長寿命となっており、1,000回の充電サイクル後でも、元の容量の80%以上を維持できると謳っています。

その他のスペック

Redmi 15Cの本体寸法は、縦が約171.56mm、横が約79.47mm、厚さが約7.99mm、重量は約205g。

薄型形状の一方で、横幅がかなり大きいスマートフォンとなっていますが、背面の4つの側面すべてが丸みを帯びた形状になっているため、握り心地は悪くなさそうです。

防水性能はIP64防塵防滴。手が濡れていたり、油や石鹸がついていても正確な操作が可能という「Wet Touch Technology 2.0」にも対応しています。

さらに50万回の電源ボタンテスト、28000回のマイクロ落下試験など非常に厳しい品質テストをクリアしているとのこと。

生体認証は側面指紋認証と顔認証に対応し、GoogleのAI機能「Gemini」や「かこって検索」などのAI機能にも対応。

NFC、3.5mmイヤホンジャックも搭載しており、スピーカーは200%ボリュームブーストに対応しています。

カラーバリエーションは、Moonlight Blue、Midnight Black、Mint Green、Twilight Orangeの4色展開。

Moonlight BlueおよびTwilight Orangeの背面パネルには、波紋のような特徴的なデザインが施されています。

Redmi 15Cの価格・総評

Redmi 15Cの容量構成は以下の通り。

価格は119USドル（約1.8万円）～となっています。

※日本円価格は2025/9/2時点のレート換算です。

スペックはかなり低めな5G非対応端末で、特に前モデルからSoCが進化していない点はマイナス。

一方、最近のトレンドに沿ったバッテリーの大容量化と、リバース充電対応を実現している点はプラスでしょう。

価格設定も非常に安価となっており、スマホに最低限の性能しか求めない方、大きな横幅（約79.47mm）が気にならない方、5G通信不要の方には魅力的な端末に映るかもしれません。

Redmi 15Cのスペック

Redmi 15Cのスペック表は以下の通りです。

ソース：Xiaomi