シャオミのANC＆外音取込対応の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」を購入し、しばらく使ってみたので簡単にご紹介したいと思います。
市場想定価格は税込9,980円ですが、価格以上の高機能＆多機能を提供する製品となっています。
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Redmi Buds 5 Proの主な特徴
Redmi Buds 5 Proの主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅ANC・外音取込対応のカナル型イヤホン
✅最大52dBのアクティブノイズキャンセリング
✅3種類の外音取込モード
✅デュアルドライバー＆LDACで高音質を実現
✅3Dオーディオ機能に対応
✅充電ケース込みで最大38時間のバッテリー持続
✅デュアルデバイス接続、タッチ操作、着脱検知に対応
✅専用アプリでプリセット＆カスタム・イコライザー対応
✅上品なヴィーガンレザー加工のケース（ブラックのみ）
✅イヤホン本体の大理石風テクスチャがカッコイイ
✅Bluetooth 5.3、IP54防塵防滴、Google FastPair対応
販路はAmazonや楽天市場など。市場想定価格は税込9,980円と手に取りやすい価格となっています。
以下、Redmi Buds 5 Proを実際に使ってみて、気に入ったポイントをお届けします。
Redmi Buds 5 Proを使って気付いたポイント
上品な見た目がかっこいい
Redmi Buds 5 Pro（ブラック）は、特徴的なデザインが印象的なワイヤレスイヤホンです。
Redmi Buds 5 Proは、ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、オーロラパープルの3色展開ですが、ミッドナイトブラックのケースはレザー調に加工された樹脂素材となっています。
また、イヤホン本体のタッチセンサー部分は大理石のようなテクスチャが施され、個性的でおしゃれなデザインとなっています（※オーロラパープルにこの加工はありません）。
10,000円以下のイヤホンは見た目に気を使った製品は少ないのですが、Redmi Buds 5 Proはしっかりデザインにも一工夫ある製品となっており、好感が持てます。
安っぽさを感じず、ビジュアルで一歩リードできる製品ですね！
高性能なANCや外音取込に対応
Redmi Buds 5 Proは、最大52dBのANC（アクティブノイズキャンセリング）と、外音取込に対応したワイヤレスイヤホンです。
イヤホンの形状は耳に密着するカナル型で、元々遮音性は高め。これにANCが加わり、周囲の騒音を効果的に低減することができます。
丸みを帯びた形状で耳にフィットする感覚も良好。重量も片側約5.1gだけなので軽やかに使えます。
また、ANC機能は周囲の状況に応じて3種類（ライト / バランス / ディープ）から選択可能。さらに「アダプティブノイズキャンセリング」をONにしておけば、AIが自動で周囲の音を判定して最適なモードを選んでくれます。
さらに外音取込も3種類（標準 / 音声増幅 / 環境音増幅）から選択可能。様々なシーンや用途に応じて適切なモードを選べます。
どのモードもしっかり効果あり！ただリーズナブルなだけの製品ではありません。
デュアルドライバーとLDACで優れた音質
Redmi Buds 5 Proは、11mm+10mmのデュアルドライバーを搭載しているだけでなく、高音質コーデックのLDACにも対応しています。
10,000円以下の製品でデュアルドライバーを搭載しているものは珍しく、これにより低・中・高音域のバランスが取れた音質を実現しています。
実際に聴いてみると、全体のバランスが取れた耳あたりの良いサウンド！
さらにLDACを使用して聴いてみると、全体の解像感が明瞭になり、特にハッキリとした高音域の表現が良好。ボーカルの声も埋もれず、主張し過ぎることもなく丁度良い感じです。
また、専用アプリに搭載されている4種類のプリセットイコライザーと、カスタムイコライザーで音のバランスを調整可能です。
個人的には硬質な音になる「高音強化」が好きですね！
3Dオーディオは蛇足
Redmi Buds 5 Proは、3Dオーディオ（いわゆる空間オーディオ）機能に対応したイヤホンです。
しかし、この機能をオンにして使ってみたところハッキリ言って蛇足な機能だと感じました。
たしかに音の反響感は増えたように感じるのですが、音質は籠った感じになりむしろマイナス面が大きい印象。コンサートホールで聴くような感じというより、アマチュアの宅録音源のような感じで、個人的にはオススメしがたい機能です。
次のモデルで改善を期待！
充実した機能性
「3Dオーディオは蛇足」と厳しいことを書いてしまいましたが、それを除けばRedmi Buds 5 Proは高機能＆多機能性を備えた素晴らしい製品です。
昨今の完全ワイヤレスイヤホンで需要の多い機能はほとんど対応。Redmi Buds 5 Proが対応している機能は以下の通りです。
・ANC ＆ 外音取込
・通話用ノイズキャンセリング
・デュアルデバイス接続
・着脱検知
・イヤホンを探す
・タッチ操作（およびアプリでのカスタマイズ）
・Google FastPair
・IP54防塵防滴（イヤホン本体のみ）
ワイヤレス充電には非対応であるものの、上記の機能はいずれも対応。10,000円以下の製品でここまで対応しているイヤホンは珍しいです。
特に「イヤホンを探す」機能に対応しているのは良いですね！
まとめ：10,000円以下とは思えない多機能性と高音質
以上、Redmi Buds 5 Proのミニレビューでした。
10,000円を超えないリーズナブルな製品ですが、ANCや外音取込だけでなく、着脱検知やデュアルデバイス接続、イヤホンを探すといった様々な機能に対応していることが魅力です。
また、音質面でもデュアルドライバー搭載かつLDAC対応でぬかりなし。バランスの取れた良好なサウンドで音楽が楽しめます。
もちろんRedmi Buds 5 Proよりもさらに多機能で高音質の製品もあるのですが、市場想定価格9,980円（税込）ということを踏まえればそのコストパフォーマンスは非常に良好。
「1万円以下でなるべく多機能な完全ワイヤレスイヤホン」を求めるユーザーにオススメの製品です。
