nubia(ZTE)のエントリースマートフォン「nubia S2R」をお借りしたので、AnTuTuベンチマーク(Ver.11 および 10)でその性能を検証してみました。
希望小売価格は税込19,800円で楽天モバイル専売(2025年12月27日時点)。SoCにはオクタコアプロセッサの「Unisoc T8100」を搭載しているモデルです。
製品貸出:ZTEジャパン株式会社
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nubia S2RのAnTuTuベンチマークスコア

標準的なエントリーモデル
nubia S2Rは、エントリークラスのSoC「Unisoc T8100」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver11 および 10)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。
AnTuTu(Ver.11)



AnTuTu(Ver.10)



結果は、Ver.11で60万点以上、Ver.10で44万点以上のスコアを記録しました。2025年12月時点でエントリーモデルとしてはやや良いスコアです。
実際に日常的によく使われるであろうアプリ(電話、ブラウザ、SNSなど)を使ってみましたが、アプリの動かし始めにやや重さを感じたものの、その後は特に問題なく「普通」といった印象。
ハイエンドモデルのような、3Dゲームも快適で、あらゆる場面で高速レスポンスといった超快適動作は望めませんが、ライトユーザーであればそこまで気になるような動きではないと思います。
なお、今回のベンチマークでは、あまり負荷がかかっていないのか最高温度も37.2℃止まりでした(3DベンチがLite版になっているからだと思われる)。
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AnTuTuベンチマーク 目安表
AnTuTuベンチマーク(Ver.10)で分かる大体の性能目安は以下の通り。参考にしてください。
| スコア | 解説 |
| ~約30万点 | 超ローエンド。最低限のことができれば良い人向け |
| ~約40万点 | ローエンド。40万点未満よりも動作は快適。ゲーム以外はほぼ困らない |
| ~約70万点 | ミドルレンジ。30万点~40万点よりも快適。あまり重くないゲームなら可 |
| ~約150万点 | ミドルハイレンジ。高負荷設定でなければ3Dゲームも十分動く |
| ~約200万点 | ハイエンド一歩手前。高負荷設定でも3Dゲームがほぼ快適 |
| ~約300万点 | ハイエンド。高負荷設定でも3Dゲームが十分快適 |
| 300万点超え | 2025年のトップレベル。高負荷設定でも3Dゲームが超快適 |
※2025年12月時点の当サイト独自の基準に基づきます。使用感は人によって異なる場合があるので、あらかじめご了承ください。
nubia S2Rは40万点を超えるスコアで、一般的なローエンドモデル(エントリーモデル)よりやや良く、ミドルレンジに近い性能。
一昔前のローエンドスマホは少し操作するだけでもイライラしてしまうモッサリ動作でしたが、AnTuTu Ver.10で44万点も出ていれば、日常使いで大きなモタつきはほとんど無いと思われます。
3Dゲームには向きませんが、電話、ブラウザ、SNSといった用途では問題なく使えるでしょう。
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まとめ:2万円以下の価格であれば全然アリ

以上、nubia S2RのAnTuTuベンチマークのチェックでした。
AnTuTuベンチマークはVer.11で60万点以上、Ver.10で44万点以上のスコア。エントリーモデルとしてはやや良い性能で、2万円しない価格を踏まえれば全然悪くありません。
強い負荷のかからない日常使いでは普通に使える性能ではあるので、重いゲームやアプリを使わないライトユーザーであれば特に問題ない動作だと思います。
約188g、約7.98mmのスリムボディで軽やかに使えるスマホです!
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価格は楽天モバイルで税込19,800円。
ただし、他社から電話番号そのまま乗り換え(MNP)で楽天モバイルへ申し込む場合、19,799円引き。税込1円で購入が可能となっています。
※2025年12月27日時点の価格です。価格は予告なく変更される場合があるので、必ずリンク先等の公式サイトで正しい情報を確認してください。
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