シャオミのライカ共同開発カメラ搭載のスマートフォン「Xiaomi 15T」をお借りしたので、ひとまず開封してのハンズオンをお届けします。
同時発売のXiaomi 15T Proの下位モデルとなっていますが、同じくライカ共同開発のトリプルカメラを搭載しており、チップはハイエンドに近い性能を持つ「Dimensity 8400-Ultra」を採用。
市場想定価格は税込64,800円~。バランスの良いスペックと手に取りやすい価格を併せ持つ、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
製品貸出:Xiaomi Japan(小米技術日本株式会社)
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記事のポイント
今回お借りしたXiaomi 15Tのカラーはブラックで、グラスファイバー製の黒い背面パネルがかっこいいモデル。他にグレー、ローズゴールドがあります。

Xiaomi 15Tの筐体の主な特徴や付属品等、Good / Badポイントは以下の通りです。
✅グラスファイバー背面の質感・触り心地〇
✅ケース+フィルム+充電器が付属
✅重量軽めで薄型(194g、7.50mm)
✅やや大きいがグリップ感は悪くない
✅極細ベゼルの画面。直射日光下でも明るい
✅nanoSIM + eSIM対応 / デュアルスピーカー搭載
✅IP68防塵防水に対応
✅指紋・顔認証に対応。どちらもスムーズ
✅おサイフケータイ非対応
✅横幅がでかい(78mm)
✅画面内指紋認証のセンサーがかなり下
SoCは「Dimnsity 8400-Ultra」でハイエンドに迫る性能を持ち、2倍望遠レンズを含むライカ共同開発のトリプルカメラを搭載しています。
バッテリーも5500mAhの大容量!67W有線充電にも対応しています。
それでは、以下詳細をご覧ください。
Xiaomi 15Tを開封!充電器も付属
まずは、Xiaomi 15Tを開封していきましょう。今回お借りしたのは展示・貸出用のサンプル品だったので、付属品等が製品版とは若干異なります。
白地のシンプルなパッケージですが、ライカの赤いロゴがアクセントになったデザインです。

内容物は以下の通りですが、製品版にはこれに加えて67W充電アダプター(試供品)が付属します。

パッケージ内容一覧
✅本体
✅画面フィルム(貼付済み)
✅ソフトケース
✅67W充電アダプタ&ケーブル
✅SIMピン
✅ガイド類
ケース、フィルム、充電器が付属するフルセット(フィルムは貼付済み)。特に別途充電器を用意しなくても最大出力の充電ができるのは嬉しいです。
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Xiaomi 15Tの本体をチェック!
本体重量は公称で約194g
Xiaomi 15Tの本体は実測で約197gでした。公称重量よりわずかに重くなっていますが、フィルムも添付されているのでその分でしょうか。

また、付属のケースも含めると約219gとなっていました。

最近のスマホは200gを超えるものも多くなっていますが、Xiaomi 15Tは比較的軽量です!
本体細部をチェック!IP68防水対応
それでは、Xiaomi 15T本体の細部もチェックしていきましょう。

本体の上下左右に配置されているボタンやポート等は以下の通りです。




また、画面上部にはもう一つのスピーカーがあり、底面のものと合わせてデュアルスピーカーとなっています。

カメラモジュールはやや出っ張っていますが、最近のスマホとしては一般的な厚さかと思います。

その他、SIMスロットはnanoSIMが2枚入るうえにeSIMにも対応。

microSDカードスロットはありませんが、容量は256GB、512GBのバリエーションが用意されているので、容量が気になる方はあらかじめ大容量のものを選びましょう。
なお、FeliCa(おサイフケータイ)には非対応ですが、IP68の強力な防塵防水には対応しています。
廉価モデルでも防水は抜かりない!
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デザインもチェック。マットな背面の質感〇
Xiaomi 15Tのデザインもしっかりチェックしていきましょう。

今回お借りしたブラックは重厚感ある佇まい。背面はグラスファイバー製で指紋が目立ちにくいマットな質感となっています。
また、背面は微細な粒子が輝くデザインとなっており、シンプルながら飽きさせないデザインとなっています。

カメラモジュールには金属製パーツが使われており、ヘビーな印象を与えます。

なおフレームは樹脂製となっていますが、一見すると金属のようにも見えます。

廉価グレードながら安っぽさを感じさせないデザイン!
画面は約6.83インチの1.5K高解像度ディスプレイを採用。

ベゼルは非常に細くフラッグシップモデルのよう。大きな画面と相まって非常に見栄えが良いです。

もちろん下部のベゼルもかなり細く切り詰められています。

一方、横幅は78mmと大きく、筆者のように手が小さめだと片手操作はだいぶ難しいサイズ感です。

とは言えグリップ感は意外と悪くありません。角は丸みがあり、持ち心地も考慮したデザインとなっています。
Xiaomi 15Tのディスプレイをチェック
とにかくでかい有機ELディスプレイ
Xiaomi 15Tは、約6.83インチ有機ELディスプレイを搭載しています。

解像度が1.5K(2772×1280)と高精細で、画面サイズも非常に大きいため、細いベゼルも相まって没入感の高さが素晴らしいです。
また、最大120Hzのリフレッシュレートに対応していることもあり、アプリの起動や切替のアニメーションも非常になめらかです。
直射日光下でもしっかり明るい
Xiaomi 15Tの日光下での最大輝度は3200nitsとのこと。

実際に直射日光下でもしっかり見える視認性の高いディスプレイとなっていました。
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Xiaomi 15Tの生体認証をチェック
Xiaomi 15Tは画面内指紋認証・顔認証に対応しています。


認証速度はどちらも非常にスムーズですが、指紋センサーはかなり下の方にあるので意識的に指を持っていく必要があります。
両手で持つ場合には特に問題ありませんが、片手で指紋認証する場合は油断すると手から滑り落ちてしまいそうなので、その点は気になりました。
まとめ:廉価モデル感を感じさせないビジュアル

以上、Xiaomi 15Tのハンズオンでした。
廉価モデルでありながら、背面パネルにはグラスファイバーが使用されており、質感・触り心地は非常に良好。
サイズは大型ですが、薄型で重量も200gを切っており、比較的軽やかに使えるスマートフォンになっているかと思います。
一方、大柄なサイズやかなり下の方にある指紋センサーが好みの分かれる点。特に後者については筆者のように手が小さい方の場合、油断すると認証時に手から滑り落ちそうな点が気になりました。
とは言え、全体的には廉価モデル感を感じさせないビジュアルで、価格帯を考えればスペックも見た目も十分優れているモデルといえそうです。
おサイフケータイ非対応が欠点ですが、IP68防水やnanoSIM+eSIMはしっかり対応です!
Xiaomi 15T / 15T Proの価格
Xiaomi 15T / 15T Proの各構成と市場想定価格は以下の通り。
| 容量 | Xiaomi 15T | Xiaomi 15T Pro |
| 12GB+256GB | 64,800円 | 109,800円 |
| 12GB+512GB | 69,980円 | 119,800円 |
| 12GB+1TB | - | 129,800円 |
※価格は税込
※販路によって実売価格は異なる可能性があります。
一方、格安SIM(MVNO)のIIJmioではMNP(他社から乗り換え)でお得にXiaomi 15T / 15T Proを購入可能。詳細は以下の記事をご覧ください。
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