POCO C85 海外発表！6000mAh大容量バッテリー+逆充電対応のエントリースマホ

2025年9月1日、シャオミは新型スマートフォン「POCO C85」をグローバル向けに発表しました。

以下、POCO C85の主な特徴や価格・発売時期等をまとめています。

POCO C85の主な特徴

SoC・パフォーマンス

POCO C85は、SoCにメディアテック製「Helio G81-Ultra」を搭載しています。

同SoCは日本でも販売されている「Redmi 14C」と同様のチップセット。AnTuTuベンチマーク（Ver.10）では25万点前後のスコアと想定され、5Gも非対応です。

メモリは6GB/8GBですが、最大8GBの仮想メモリ機能により、合計16GB相当まで拡張して利用できるとのこと（8GBモデルの場合）。

ストレージは128GB/256GBで、最大1TBのmicroSDカードに対応しています。

オペレーティングシステムはXiaomi HyperOS 2をプリインストールしています。

画面

POCO C85は、約6.9インチの大型液晶ディスプレイを採用しています。

解像度はHD+（1600 x 720）で、最大120Hzのリフレッシュレートに対応。

通常輝度は660nits、HBM輝度は810nitsとなっているほか、テュフ・ラインランドの低ブルーライト認証やフリッカーフリー認証等を得ており、目に優しい仕様と謳われています。

カメラ

POCO C85はデュアルカメラを搭載しています。

メインカメラは5000万画素のセンサー、f/1.8のレンズを採用していますが、サブカメラの詳細は不明です。

カメラ機能としては、フィルムカメラ、HDRモード、ナイトモード、ポートレートモード、タイムラプスなどに対応。

動画撮影は、背面カメラ、前面カメラともに1080p（30fps）または720p（30fps）での録画に対応しています。

インカメラは800万画素です。

バッテリー・充電

POCO C85は、8mmを切るという薄型形状でありながら、バッテリーは6000mAhもの大容量を実現。

充電は33W有線急速充電に対応するほか、最大10Wのリバース有線充電に対応しており、本機をモバイルバッテリーのように使うことも可能です。

さらにバッテリーは長寿命となっており、1,000回の充電サイクル後でも、元の容量の80%以上を維持できると謳っています。

その他のスペック

POCO C85の本体寸法は、縦が約171.56mm、横が約79.47mm、厚さが約7.99mm、重量は約205g。

薄型形状の一方で、横幅がかなり大きいスマートフォンとなっていますが、背面の4つの側面すべてが丸みを帯びた形状になっているため、握り心地は悪くなさそうです。

防水性能はIP64防塵防滴。手が濡れていたり、油や石鹸がついていても正確な操作が可能という「Wet Touch display 2.0」にも対応しています。

さらに50万回の電源ボタンテスト、28000回のマイクロ落下試験など非常に厳しい品質テストをクリアしているとのこと。

生体認証は側面指紋認証と顔認証に対応し、GoogleのAI機能「Gemini」や「かこって検索」などのAI機能にも対応。

NFC、3.5mmイヤホンジャックも搭載しており、スピーカーは200%ボリュームブーストに対応しています。

カラーバリエーションは、Midnight Black、Purple、Greenの3色展開。

いずれのモデルも、背面パネルはツートンカラーのデザインとなっています。

POCO C85の価格・総評

POCO C85Cの容量構成は以下の通り。

価格はAliExpressの初回セールで95ドル（約1.4万円）～となっています。

※日本円価格は2025/9/2時点のレート換算です。

スペックはかなり低めな5G非対応端末ですが、最近のトレンドに沿ったバッテリーの大容量化と、リバース充電対応を実現している点が魅力的です。

今年に入ってPOCOブランドは日本でも積極的に製品を展開しており、もしかすると本機も日本市場に登場するかもしれません。

POCO C85のスペック

POCO C85のスペック表は以下の通りです。

ソース：Xiaomi