2025年8月15日、シャオミは新型スマートフォン「POCO M7」をグローバル向けに発表しました。
8月13日にはインドで「POCO M7 Plus 5G」が発表されていましたが、これの4G版と言えそうなエントリーモデルでスペックの多くが共通です。
以下、POCO M7の主な特徴や価格・発売時期等をまとめています。
※速報性を重視しているため、誤字等が含まれる可能性があります。あらかじめご了承ください。
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POCO M7の主な特徴
SoC・パフォーマンス
POCO M7は、SoCにクアルコム製「Snapdragon 685」を搭載しています。
POCO M7 Plus 5Gは「Snapdragon 6s Gen 3 5G」を搭載していましたが、Snapdragon 685とスペック的にはほぼ同じのミドルロークラス。主な違いは、Snapdragon 685が5G非対応という点です。
メモリは6GB/8GBですが、最大8GBの仮想メモリ機能により、合計16GB相当まで拡張して利用できるとのこと（8GBモデルの場合）。
ストレージは128GB/256GBで、最大2TBのmicroSDXCカードに対応しています。
オペレーティングシステムはXiaomi HyperOS 2をプリインストールしています。
画面
POCO M7は、約6.9インチの大型液晶ディスプレイを採用しています。
解像度はFHD+（2340 x 1080）で、最大144Hzの可変式リフレッシュレートに対応。
通常輝度は700nits、HBM輝度は850nitsとなっているほか、テュフ・ラインランドの低ブルーライト認証やフリッカーフリー認証等を得ており、目に優しい仕様と謳われています。
カメラ
POCO M7はデュアルカメラを搭載しています。
メインカメラは5000万画素のセンサー、f/1.8のレンズを採用していますが、サブカメラの詳細は不明です。
カメラ機能としては、フィルムカメラ、HDRモード、ナイトモード、ポートレートモード、タイムラプスなどに対応。
動画撮影は、背面カメラ、前面カメラともに1080p（30fps）または720p（30fps）での録画に対応しています。
インカメラは800万画素です。
バッテリー・充電
POCO M7は、約8.4mmという一般的な厚みのスマートフォンでありながら、バッテリーは7000mAhもの超大容量を実現。
充電は33W有線急速充電に対応するほか、最大18Wのリバース有線充電に対応しており、本機をモバイルバッテリーのように使うことも可能です。
また、低温でもバッテリーの性能を維持できる専用チップを備えており、-20℃環境でも最大14時間の動画再生、最大35時間の音楽再生が可能とのこと。
さらにバッテリーは長寿命となっており、1,600回の充電サイクル後でも、元の容量の80%以上を維持できると謳っています。
その他のスペック
POCO M7の本体寸法は、縦が約168.48mm、横が約80.45mm、厚さが約8.40mm、重量は約214g。
厚さは一般的ですが横幅がかなり大きく、重量も重めという大型のスマートフォンとなっています。一方、背面の4つの側面すべてが均一に丸みを帯びた形状になっているため、手のひらに快適にフィットすると謳っています。
防水性能はIP64防塵防滴。さらに50万回の電源ボタンテスト、28000回のマイクロ落下試験など非常に厳しい品質テストをクリアしているとのこと。
生体認証は側面指紋認証と顔認証に対応し、GoogleのAI機能「Gemini Live」や「Gemini overlay」、「かこって検索」などのAI機能にも対応。
NFCも搭載しており、スピーカーは200%ボリュームブースト機能が使用可能です。
カラーバリエーションは、Black、Blue、Silverの3色展開。
BlueおよびSilverの背面パネルには、レンガの壁のような特徴的なラインが引かれていることが特徴。
さらにSilverにはブルーとレッドの意匠が加えられており、非常に派手なデザインとなっています。
POCO M7の価格・総評
POCO M7の価格はAliExpressにて以下の通り（2025年8月15日22時時点）。発売は2025年8月18日16時（日本時間）予定となっています。
| メモリ+ストレージ | 価格（クーポン込み） |
| 6GB+128GB | 116ドル（約1.7万円） |
| 8GB+256GB | 137ドル（約2万円） |
※日本円価格は2025/8/15時点のレート換算です。
低価格なミドルロースペックのモデルで5Gも非対応となっていますが、特徴的なのは7000mAhという超大容量バッテリーと、最大18Wのリバース有線充電に対応していること。
価格設定も非常に安価で、異様に大きい横幅（約80.45mm）が気にならない方、5G通信不要の方には、超大容量バッテリーやリバース充電機能が魅力的に映る機種かもしれません。
なお、仮に日本で発売される場合、グローバル版に最低限のローカライズ（充電プラグの仕様変更など）を加えて発売されるのが通例のため、バッテリー容量は7000mAhそのままの可能性が高いと考えられます。
POCO M7のスペック
POCO M7のスペック表は以下の通りです。
| POCO M7 | |
| OS | Xiaomi HyperOS 2 |
| SoC | Snapdragon 685 |
| メモリ | 6GB/8GB, LPDDR4X (最大8GB仮想メモリ対応) |
| ストレージ | 128GB/256GB, UFS2.2 (最大2TB microSDカード対応) |
| 画面 | 6.9インチ, 解像度FHD+(2340 x 1080), 144Hz リフレッシュレート, 700nits 通常輝度, 850nits HBM輝度 |
| アウトカメラ | デュアルカメラ メイン:5000万画素 サブカメラ: 詳細不明 |
| インカメラ | 800万画素 |
| 電池 | 7000mAh, 33W急速充電, 18Wリバース有線充電 |
| 音響 | シングルスピーカー, Dolby Atmos |
| 防塵防水 | IP64（防滴） |
| 生体認証 | 側面指紋認証, 顔認証 |
| 5G | 非対応 |
| 4G | LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66 LTE TDD: 38/40/41 |
| 寸法 | 168.48 x 80.45 x 8.40mm, 214g |
| 本体色 | Black, Blue, Silver |
| その他 | Bluetooth 5.0, デュアルSIM（排他式） |
| 価格 | 地域や販売チャネルによって異なる |
ソース：Xiaomi
